村井理子さんの新刊『義父母の介護』は、認知症の母の介護を経験した著者の率直な思いが詰まったエッセイ!介護の現実とは!?
💡 認知症の義母の介護を経験した著者の率直な思いが書かれている。
💡 介護の現実や、介護を通して感じたことを赤裸々に語っている。
💡 介護に携わる人だけでなく、これから介護をする可能性のある人にとっても参考になる内容。
では、村井理子さんの新刊『義父母の介護』について、詳しく見ていきましょう。
認知症発覚
認知症の義母さんの変化は、家族にとって大きな衝撃だったでしょうね。
✅ 認知症が進行中の義母は、自分の記憶力や生活能力の衰えを自覚し、正直にそれを伝え、助けを求める術を知っている。
✅ 義母は、デイサービスのスタッフと間違えて、嫁を病院に連れて行ってもらった。これは、嫁が普段乗っている車ではなく、デイサービスの職員が乗っていそうな白いワゴンタイプの代車に乗っていたため。
✅ 認知症の義母が、自分が知らない場所に連れていかれたことに対しての不安と寂しさを感じている様子が描写されている。
さらに読む ⇒LINE NEWS出典/画像元: https://news.line.me/detail/oa-rp73025/267060a01062認知症の症状が進むにつれて、義母さんの行動や言動が変化していくのは、見ている方も辛いですよね。
村井理子さんの義母は、2016年から認知症の兆候が見え始め、2019年に「レビー小体型認知症」と診断されました。認知症発覚のきっかけは、義母の車の運転で、車をどこに停めたかわからなくなったり、逆走して自損事故を起こしたりしたことです。義母はもともと頭の回転が速く、数字にも強く、家事など何でも完璧にこなせる人だったため、家族は認知症と確信するまでに時間がかかりました。
まあ、そうじゃろ。認知症は怖いもんね。でも、家族みんなで支え合えば乗り越えられると思うばい。
介護への決意と性差別の認識
介護は、家族にとって大きな負担ですよね。
✅ 村井理子さんの新著は、結婚前から折り合いが悪かった夫の両親を介護するという、現在進行形の奮闘記である。
✅ 村井理子さんは、介護はプロに任せると思っていたが、現実は甘く、嫁に逃げ道はなかったと語る。
✅ 村井理子さんは、どんな人の人生も波瀾万丈であり、自分の経験を通して家族や介護、男女不平等についてユーモラスに語り、リアルな状況を描いている。
さらに読む ⇒沖縄タイムス+プラス | 沖縄の最新ニュースサイト | 沖縄タイムス社 | 沖縄タイムス+プラス出典/画像元: https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1425734介護の負担は、女性に偏りがちな現状、そして、性差別も深刻な問題ですね。
村井理子さんは義父母の介護を引き受けた理由として、「書く者としての好奇心」と「義母へのシスターフッド」を挙げています。介護の過程で、認知症が「ボケる」のではなく、断片的に機能が失われていくことや、義母の変化を目の当たりにする中で、人間はこう変わっていくのかという興味を抱きました。また、義母が完璧に家事などこなしていたことから一転して何もできなくなってしまった姿を見て、同じ女性として気の毒に感じ、義母をサポートしたいという気持ちになりました。さらに、介護を通して義父の義母に対する苛立ちが理不尽だと感じ、性差別を感じたことも明かしています。介護の担い手は、特に妻側がメインになることが多いことや、男性の介護士に対して義父が威圧的な態度をとったことなど、介護における性差別の現状を指摘しています。
介護は、家族の絆を深めるチャンスよ。でも、性差別は許せないわ。
介護を通しての学びと『義父母の介護』出版
介護の現場では、様々な困難に直面するんですね。
✅ 本書は、認知症の義母と脳梗塞で倒れた義父の介護に奮闘する著者の実体験を描いたノンフィクションです。
✅ 結婚当初からうまくいかなかった義父母の介護に、著者は仕事と家事の合間を縫って奔走しますが、認知症の進行や義父の介護サービス拒否など、多くの困難に直面します。
✅ 介護は妻の義務なのか、夫の役割は?、悪徳業者との闘いなど、介護の現実を赤裸々に描き、読者に考えさせられる内容となっています。
さらに読む ⇒新潮社出典/画像元: https://www.shinchosha.co.jp/book/611052/介護の現実を知ると、改めて家族の大切さを感じます。
村井理子さんは、義父母の介護を通して、認知症や介護について深く考え、多くの学びを得たことを明らかにしています。村井理子さんの新刊『義父母の介護』は、義父母の介護を通して感じた率直な思いを綴ったエッセイ。介護の現場では、女性に役割が集中しがちな現状に対する疑問や、実の親ではない義父母の介護に感じる違和感などを、自身の経験に基づいて赤裸々に語っています。介護の現状に対する問題提起だけでなく、介護に費やす時間や労力に対する「当然のこととして受けとらないでほしい」という切実な願いも込められています。本書は、介護に携わる人々にとって共感できる内容であり、介護に対する考え方や、介護者自身の心のケアについて考えるきっかけを与えてくれるでしょう。
介護って、金銭的な負担も大きそうやし、大変そう。 でも、理子さんの本読んで、介護に対する考え方が変わったわ。
介護の現実と書籍の内容
義母さんの認知症の診断、そして、本格的な介護の始まりですね。
✅ 義母の認知症が疑われ、もの忘れ外来を受診することになった。
✅ 診察では義父が自身の恋愛話に花を咲かせ、義母は医師の問診に不機嫌ながらも、認知機能の低下を示す場面が見られた。
✅ 結果、義母は中程度のアルツハイマー型認知症と診断され、本格的な介護が始まることが明らかになった。
さらに読む ⇒毎日が発見ネット出典/画像元: https://mainichigahakken.net/future/article/post-637.php介護を始めるにあたって、様々な不安や葛藤があったと思います。
本書は、著者が認知症を患った義母と脳梗塞で倒れた義父の介護を経験した実体験をもとにした、リアルな介護奮闘記です。義母が認知症と診断されたのは8年前、義父が脳梗塞で倒れたのは5年前。著者は、仕事と家事をこなしながら、義父母の介護に追われる日々を送ります。認知症の進行、介護サービスを拒否する義父への対応、体力と気力の限界など、介護の現実が赤裸々に描かれています。また、介護をめぐる夫婦間の葛藤、悪徳業者との闘い、そして、介護への覚悟など、多くの読者が共感できるテーマが盛り込まれています。本書は、介護に直面した人や、これから介護をする可能性のある人のため、貴重な情報と心の支えとなる一冊です。
介護は、大変だけど、家族の絆を深めるチャンスでもあるけんね。理子さんの本読んで、そう思ったよ。
介護の困難と書籍のメッセージ
介護は、家族にとって大変な試練ですが、同時に、成長の機会でもあります。
✅ 村井理子さんの新刊『義父母の介護』は、著者のご主人の両親の介護経験を赤裸々に綴ったエッセイです。
✅ 認知症になった義母さんの変化に戸惑いながらも、介護の苦労や葛藤をユーモラスに描写し、読者も共感できるリアルな介護の日常が描かれています。
✅ 特に、理子さんの毒舌とユーモアが光る文章は、読者をクスッと笑わせるだけでなく、介護のストレスや心の内を率直に表現しており、共感と癒しを与えてくれます。
さらに読む ⇒本】村井理子さん『義父母の介護』 : カータンBLOG あたし・主婦の頭の中 Powered by ライブドアブログ出典/画像元: https://ka-tan.blog.jp/archives/1082073581.html村井理子さんの率直な言葉は、介護に悩む多くの人に共感と勇気を与えてくれるでしょう。
義母の認知症は8年前に始まり、義父も5年前に脳梗塞で倒れた。その後、義父はリハビリ専門病院に入院したが、義母は同じ服ばかり持って来たり、夜中に電話で庭に人がいると訴えたり、夫を責めたりするなど認知症の症状が顕著になってきた。義母は車のキーをなくしたことを嘆くメモを残しており、夫に車の鍵を盗んだと疑う電話をかける回数も増えた。この頃には、夫婦は義母の認知症を確信し始めていた。義母の症状は急激に悪化し、状況は深刻さを増していた。翻訳家でエッセイストの村井理子さんは、新潮新書「義父母の介護」で、認知症の義母と脳梗塞の後遺症がある義父の介護を赤裸々に綴っています。当初はプロ任せと考えていた介護ですが、義母の疑心暗鬼、義父の不満、そして自身の仕事や育児との両立など、困難が続出。介護は「家族だから」という意識に縛られ、自分を犠牲にしがちですが、村井さんは「嫁だから」「母親だから」という当たり前の価値観を壊したいと訴えます。介護の大変さを率直に表現した同書は、実践する人のリアルな姿を描き、読者に多くの気づきを与えてくれるでしょう。
介護は、人生の大きな試練よ。理子さんの本を読んで、介護の真髄を見たわ。
今回の記事では、村井理子さんの新刊『義父母の介護』を紹介しました。介護の現実や、介護を通して感じたことを率直に語った内容となっております。
💡 認知症の義母の介護を経験した著者の率直な思いが書かれている。
💡 介護の現実や、介護を通して感じたことを赤裸々に語っている。
💡 介護に携わる人だけでなく、これから介護をする可能性のある人にとっても参考になる内容。