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老後2000万円問題ってホント?老後資金の準備って、マジ卍!

老後2000万円問題ってホント?老後資金の準備って、マジ卍!
📘 この記事で分かる事!

💡 老後2000万円問題は、高齢夫婦無職世帯の平均的な家計収支を基に算出されました。

💡 最新の統計では、老後資金の不足額は、2000万円ではなく、800万円に修正されています。

💡 老後の資金計画は、年齢や収入、資産状況によって異なるため、個人で検討することが大切です。

それでは、具体的な内容について詳しく見ていきましょう。

2000万円問題と老後資金の準備

老後資金の準備は、早ければ早いほど安心です。

🔖 関連記事の要約!よく聞く「老後2000万円問題 」。実際のところ、どういった内訳で、どんな層を想定しているの?(ファイナンシャルフィールド)

公開日:2023/12/14

よく聞く「老後2000万円問題 」。実際のところ、どういった内訳で、どんな層を想定しているの?(ファイナンシャルフィールド)

✅ 2019年に金融庁が発表した「老後2000万円問題」は、高齢夫婦無職世帯の平均的な家計収支を基に算出され、老後30年間で約2000万円の資金不足が生じるとされた。しかし、最新の統計によると、同世帯の毎月の不足額は約2万2270円となり、老後30年間で約800万円の不足額に修正された。

✅ 「老後2000万円問題」は、全高齢者に共通する問題として捉えられがちだったが、実際には、高齢者の年齢、収入、資産状況などによって大きく異なる。そのため、個々の状況に合わせて老後の資金計画を検討することが重要である。

✅ 自身の老後の資金計画を立てるためには、まず公的年金の見込額を把握し、企業年金やiDeCoなどの収入も加味して、老後の収入を見積もる必要がある。次に、家計簿などを用いて支出項目別の支出額を把握し、老後の生活費を現役時代の7割程度と想定して、支出額を見積もる。そして、収入見込み額から支出見込み額を差し引いて、必要な貯蓄額を算出する。

さらに読む ⇒dメニューニュース|NTTドコモ(docomo)のポータルサイトdメニューニュース|NTTドコモ(docomo)のポータルサイト出典/画像元: https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/financialfield/life/financialfield-254071

老後資金の不足額は、個人の状況によって大きく異なるため、一概に2000万円あれば安心とは言えませんね。

老後資金として2000万円が必要と言われる背景には、金融庁の市場ワーキング・グループの調査結果があります。調査では、60歳以上の夫婦の月支出は平均26.3万円、収入は約20.9万円で、毎月約5.5万円不足するとされています。平均寿命まで考えると、この不足額が約2000万円に達するため、2000万円問題と呼ばれています。しかし、必要な老後資金は家族構成や生活水準によって大きく変わるため、一概に2000万円あれば安心とは言えません。記事では、単身世帯と夫婦2人世帯のそれぞれで、老後資金のシミュレーションを行い、必要な金額を具体的に示しています。また、老後資金が不足した場合の対策として、家計の見直し、年金の繰り下げ受給、アルバイトやパートでの収入、貯蓄や投資、保険加入などの方法を解説しています。老後資金の準備は、早ければ早いほど安心です。この記事を参考に、自分の状況に合った老後資金の準備を始めましょう。

マジ!?2000万円って、えげつない金額やん!

そげん、貯金せにゃいかんばい。

あら、今の若い子は、年金なんかあてにしてないのかしら?

老後生活費の現状

具体的な金額が分かると、老後の生活設計が立てやすくなりますね。

🔖 関連記事の要約!老後の生活費は毎月いくら? 夫婦2人暮らし・1人暮らしの費用内訳も解説
老後の生活費は毎月いくら? 夫婦2人暮らし・1人暮らしの費用内訳も解説

✅ この記事は、老後の生活費について、平均的な金額、最低限必要な金額、ゆとりある生活を送るために必要な金額などを解説しています。

✅ 具体的な金額のシミュレーションとして、夫婦2人暮らしと1人暮らしに必要な生活費の内訳を、総務省の「家計調査年報」に基づいて示しています。

✅ さらに、生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」から、夫婦2人で老後生活を送るうえで、日常生活費として月々最低いくらくらい必要と考えているかの平均値も紹介しています。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/relife/article/15173089

平均的な生活費は、夫婦2人暮らしで月額26.85万円、1人暮らしで15.54万円ですか。結構な金額ですね。

2022年の家計調査年報によると、老後の平均生活費は夫婦2人暮らしで月額約26.85万円、1人暮らしで約15.54万円です。生活費の内訳は、夫婦2人暮らしでは食費が最も高く、次いで交通・通信費、光熱・水道費となっています。1人暮らしでは、食費、光熱・水道費、交通・通信費の順です。住居費は持ち家か賃貸か、地域によっても大きく異なります。生命保険文化センターの調査によると、夫婦2人で老後生活を送るうえで、日常生活費として月々最低必要な金額は平均で23.2万円でした。ゆとりのある老後生活を送るためには、月額平均37.9万円が必要とされています。これらの数値はあくまで平均値であり、個人の状況によって大きく異なる点に注意が必要です。

えー、生活費、そんなにかかるん?まじ無理!

まぁ、食費とかは、節約すればええやろ。

あら、昔はもっと安かったわよ。物価が上がりすぎよ!

高齢者の生活費確保対策

高齢者の生活費確保対策は、難しい課題ですね。

🔖 関連記事の要約!年金生活者支援給付金】9月頃から順次、新たに対象となる世帯に請求書を送付「支給要件・給付額」は? 年間で「約6万円」の上乗せも
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✅ 「年金生活者支援給付金」は、老齢年金、障害年金、遺族年金の受給者で、前年の所得が一定額以下の世帯が対象となります。

✅ 対象となる年金の種類や所得制限はそれぞれ異なります。

✅ 給付金は年額約6万円となるケースもあり、家計への影響は小さくないため、対象となる方は請求することをおすすめします。

さらに読む ⇒LIMO | くらしとお金の経済メディアLIMO | くらしとお金の経済メディア出典/画像元: https://limo.media/articles/-/65790?page=1

年金生活者支援給付金は、対象となる方にとっては、大きな助けになる制度ですね。

高齢者の生活費確保は深刻な問題です。65歳以上の夫婦のみの無職世帯と単身者無職世帯では、消費支出が収入を上回っており、赤字を補う必要があります。生活費を補う手段として、副業やパートタイム、節約術、地域支援制度の活用など、様々な方法があります。具体的には、固定費の見直し、住み替え、年金生活者支援給付金の利用などが挙げられます。固定費の見直しでは、通信費、光熱費などを減らすことで年間36000円の節約も可能です。住み替えでは、地方の物件やコンパクトな物件への引っ越しや、持ち家の売却が考えられます。年金生活者支援給付金は、公的年金の収入金額やその他の所得が一定基準額以下の場合に受給できる制度です。給付額は月額5310円を基準に、保険料納付済期間等に応じて算出されます。

年金少ないし、生活費足りひんし、まじ泣けるわ。

年金生活者支援給付金って、知らんかった。調べてみよかなー。

あら、年金なんてアテにしちゃダメよ。自分で稼ぎなさい!

老後の不安克服と充実した人生への道

老後資金の不安を克服するには、計画的な準備と心の準備が必要ですね。

🔖 関連記事の要約!お金に対する一番の不安は「老後の医療費と介護費」
お金に対する一番の不安は「老後の医療費と介護費」

✅ 今回の調査では、老後のお金に関する不安として「老後の医療費と介護費」が最も多く、貯蓄の不安も大きいことが分かりました。

✅ 老後資金の準備方法として「預貯金」が最も多く、不安を抱えている人は「老後も働く」、不安に思っていない人は「金融商品で増やす」と回答に違いが見られました。

✅ 貯蓄方法として「毎月金額を決めて計画的に貯蓄している」という回答が最も多く、節約も意識している人が多い一方で、老後の情報収集は「テレビ」「インターネット」などのメディアに頼っている傾向が見られました。

さらに読む ⇒ シニアガイド シニアガイド出典/画像元: https://seniorguide.jp/article/1039917.html

医療費や介護費の不安は、多くの人が抱えている問題ですね。

高齢者は若い頃に比べて、怪我や病気のリスクが高くなり、入院費用や通院費用といった急な出費が発生する可能性も高まります。そのため、医療費に充てるお金を数十万円確保しておくことも大切です。老後の不安を軽減し、充実した人生を送るための心構えと具体的なステップを紹介します。経済的な不安への対策として、毎月の貯蓄や支出の見直し、公的サポート制度の活用、そして老後の収入を得る選択肢について解説します。また、健康面では日々の運動、バランスの取れた食事、定期的な健康チェックの重要性を強調し、心身ともに健康を維持するための具体的な方法を提示します。老後は決して暗いものではなく、準備と工夫次第で充実した日々を送ることができます。この記事を通して、老後の不安を克服し、自分らしい充実した人生を送るためのヒントを見つけてください。

老後、働くのは、マジ無理!

まぁ、健康に気を付けて、長く働けたらええやん。

あら、若い頃は、働きたくても働けなかったのよ。今は働きたいと思えば、いくらでも働けるんだから良いじゃないの!

老後資金の具体的な算出方法

老後資金を具体的に算出することで、将来への不安を軽減することができますね。

🔖 関連記事の要約!ねんきん定期便の見方、毎月いくらもらえるか受け取れる金額をチェック
ねんきん定期便の見方、毎月いくらもらえるか受け取れる金額をチェック

✅ ねんきん定期便は、個人の将来に関する重要な情報が盛り込まれた書類です。50歳未満と50歳以上では内容が異なるため、それぞれの年齢層に合わせた見方を理解することが重要です。

✅ 50歳未満のねんきん定期便では、これまでの加入実績に応じた年金額や最新の月別状況、保険料納付額などが記載されています。また、ねんきんネットのアクセスキーも記載されており、自分の年金情報を確認することができます。

✅ 50歳以上のねんきん定期便では、65歳から受け取れる年金の予想金額や、受け取り開始年齢を70歳に繰り下げた場合の受取額などが記載されています。老後の生活設計を立てるための重要な情報となります。

さらに読む ⇒RENOSY(リノシー) 不動産投資RENOSY(リノシー) 不動産投資出典/画像元: https://www.renosy.com/magazine/entries/4743

ねんきん定期便は、将来の年金受取額を知る上で重要な情報源ですね。

老後の収入と支出を把握することで、必要な老後資金を具体的に算出し、将来への不安を解消することができます。まず、老後の収入として、公的年金、企業年金や退職一時金、国民年金基金、個人年金保険、終身保険、そして60歳以降も働く場合の勤労収入などを考慮します。公的年金は『ねんきん定期便』や『ねんきんネット』で確認できます。次に、老後の支出を把握します。総務省の「家計調査報告」を参考に、夫婦のみの無職の高齢夫婦の平均的な消費支出額を把握し、そこから自身の状況に合わせて修正を加えます。住居費、医療費、趣味、旅行、介護費用など、将来見込まれる費用も考慮します。老後の収入見込み額から支出予想額を差し引くことで、老後資金の不足額がわかります。不足額がある場合は、その分を老後までに貯蓄する必要があることを認識し、具体的な対策を立てることが重要です。

ねんきん定期便、ちゃんと見てないわー。

老後資金は、早めに準備しとかなきゃね。

あら、年金なんてアテにしちゃダメよ。自分で稼ぎなさい!

老後資金の準備は、決して簡単ではありませんが、計画的に準備することで、安心できる老後を送ることができると思います。

🚩 結論!

💡 老後資金の準備は、早ければ早いほど安心です。

💡 老後の生活費は、年齢や収入、資産状況によって大きく異なります。

💡 老後は、自分らしい充実した日々を送るために、計画的な準備と心の準備が必要です。