稲垣えみ子さんのシンプルライフ、本当に幸せ?会社を辞め、冷蔵庫も捨てた生活とは!?
💡 会社を辞めて、最小限のモノで暮らすことを決意した稲垣えみ子さんの体験
💡 冷蔵庫を捨てたことで、食生活がシンプルになり、豊かさを実感
💡 モノを減らすことで、人間関係や生活空間が豊かに変化していく様子
それでは、第一章から詳しく見ていきましょう。
会社を辞め、最小限のモノで生きる決断
会社を辞めるという大きな決断、そしてシンプルライフへの第一歩ですね。
✅ 稲垣えみ子さんは、会社を辞めたことで「会社員」と「不審者」の二つに分かれた社会の現実を知り、信用を失うことを実感した。しかし、同時に会社の枠組みから解放され、自分自身の責任において行動し、人とのつながりを積極的に築くことで、より充実した人生を送ることができるようになったと語っている。
✅ 稲垣さんは、会社を辞めたことで、周りの人の親切に気づくようになり、人間関係の豊かさを感じている。会社にいるときは、うまくいかないことを人のせいにしがちだったが、今は自分の責任で行動し、助けが必要な時は積極的に求めることで、人とのつながりを深めている。
✅ 稲垣さんは、会社という組織に所属しているときは、社内の人間関係に限定されがちだったが、会社を辞めてからは、地域の人々や様々なバックグラウンドを持つ人たちとつながり、人生の幅が広がったと述べている。また、一人で行動することで、同じように一人でいる人たちとの交流が生まれ、新しい出会いを生み出す可能性があるという点も強調している。
さらに読む ⇒ダ・ヴィンチWeb出典/画像元: https://ddnavi.com/news/312131/a/会社という枠組みから解放されて、自分らしく生きていくことの大切さを感じます。
稲垣えみ子さんは、朝日新聞社で社会部記者として活躍していましたが、40歳前になり、男性記者たちが昇進していく中で、自分自身は差別されていると感じ、会社で働き続けることに不安を抱くようになりました。しかし、高給にどっぷり浸かっていた彼女は、お金を自由に使い、高級マンションに住み、ブランド品を買い、高級料理を味わうなど、贅沢な生活を送っていました。ところが、40歳を過ぎた頃、人生の折り返し地点に差し掛かり、お金で満たされる幸せは長くは続かないことに気づき始めます。下降していく人生を意識し、このままお金を追いかけても幸せになれないという思いから、50歳で会社を辞め、冷蔵庫やエアコンを捨て、最小限のものだけで暮らす生活を始めました。この決断は、多くの人に衝撃を与えましたが、稲垣さんは、お金やステータスよりも大切な価値観を見出し、新しい幸せの形を見つけることができたのです。
そげな、会社辞めても幸せに暮らせるもんなんやね。
冷蔵庫を手放し、豊かさを再認識
冷蔵庫を手放すという決断は、多くの人にとって衝撃的だったのではないでしょうか?
✅ 稲垣えみ子さんは、東日本大震災を機に冷蔵庫を捨て、ミニマリスト的な生活を始める。その結果、会社を辞め、小さなワンルームマンションで最小限のモノと食で暮らすようになった。
✅ 稲垣さんの食生活は、玄米ご飯、梅干し、大根おろしなど、非常に質素なものだが、彼女はそれが「驚くほど美味しい」と語り、その食事こそが会社を辞めるという決断を後押ししてくれたと語る。
✅ 稲垣さんは、生活を小さくすることで、周りの人と繋がりやすくなり、むしろ豊かになったと実感している。それは、鴨長明の「方丈記」に通じるものであり、自分のサイズが小さければ小さいほど、より多くのものと繋がることができるという経験から得た気づきである。
さらに読む ⇒mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!出典/画像元: https://mi-mollet.com/articles/-/10371シンプルライフを通して、本当に大切なものが何か気づかされますね。
東日本大震災を機に、稲垣えみ子さんは冷蔵庫を捨て、最小限のモノと食で暮らすようになりました。冷蔵庫を捨てたことで、食材は必要な分だけ買うようになり、自分の食生活に必要なものが少ないことに気づきます。また、冷蔵庫がなくなったことで、「お金=幸せ」という価値観から解放され、人にものを与える喜びを知り、人間関係も良好になったと感じています。これらの経験を通して、稲垣さんは、無駄なものを捨て、自分の本当に必要なものを見つけることで、より豊かな生活を送れるようになったと実感しています。
冷蔵庫は、要らんもんよ。
モノを減らし、広がる世界
電化製品を捨てるという選択は、現代社会においてなかなか難しいことだと思います。
✅ 稲垣さんは、東日本大震災をきっかけに、電化製品を次々と捨てていく「個人的脱原発計画」を始め、生活を簡素化しました。
✅ 冷蔵庫、エアコン、洗濯機など、多くの家電製品を手放し、食事はすべてその日に食べるようにすることで、無駄な買い物や食品の廃棄を減らしました。
✅ 2016年に朝日新聞社を退社し、フリージャーナリストとして活動を始め、そのシンプルな生活ぶりがメディアで注目されています。
さらに読む ⇒講談社出典/画像元: https://www.joseishi.net/2017/01/10/18987/モノを減らすことで、新しい出会いがあり、人生の幅が広がっていく様子が印象的です。
稲垣さんは、電気のない生活を前提に、電化製品を次々と捨てていくことに。電気の使用量を半分にしようと努力しますが、なかなか成果が出ませんでした。しかし、電化製品を捨てることで、生活の範囲が狭まり、街全体が自分の居場所になったと実感しています。また、小さな部屋に引っ越したことで、思わぬ出会いがあり、新しい世界が広がっていくことを実感しています。例えば、ピアノを習いたいと思っていた稲垣さんは、行きつけのカフェにピアノがあり、常連客に音楽教室を紹介されました。
え、電気使わんと生活するの?ありえん!
質素な暮らしと心の豊かさ
シンプルライフは、物質的な豊かさだけでなく、心も満たしてくれるのですね。
✅ 稲垣えみ子さんは、会社を辞めた後、シンプルで質素な食生活を実践することで、心身ともに満たされていることを発見しました。
✅ 「メシ、汁、漬物」というシンプルな食生活は、毎日同じようなメニューでも飽きることがなく、むしろ「ご馳走」よりも満足感を得られると語っています。
✅ 食費は大幅に削減され、満足度は200%に達したと稲垣さんは述べており、シンプルな食生活がもたらす経済的なメリットと精神的な豊かさについて考察しています。
さらに読む ⇒幻冬舎plus|自分サイズが見つかる進化系ライフマガジン出典/画像元: https://www.gentosha.jp/article/22676/食生活を見直すことで、心身ともに健康になることが分かります。
稲垣えみ子さんの食生活は、玄米ご飯、梅干し、大根おろし、ぬか漬けなど、驚くほど質素ですが、彼女は「これが驚くほど美味しい」と語る。この地味な食事が心を満たし、ダイエットにも成功したという。彼女は、モノを減らしたことで「自分がもう充分持っていたんだ」と気づき、「稼がねば」という呪縛から解放されたと話す。
質素な食事でも、美味しく食べれるもんなんやね。
小さなサイズから生まれる豊かさ
日本の伝統的な「小さな家」の思想は、現代においても参考になるものが多いと感じます。
✅ 本書は、鴨長明の「方丈記」を起点に、日本の伝統的な「小さな家」の思想を探求する。著者は、方丈庵を中核とし、そのルーツを探り、茶室や数寄屋造、さらには松尾芭蕉や葛飾北斎の家など、時代を超えた「小さな家」の系譜をたどる。
✅ 著者は、「小さな家」は単なる建築物ではなく、住む人の生き方や精神を表すものだと主張する。方丈庵やソローの森の家のように、環境との密接な関係を持ち、自然と調和した暮らしを可能にする空間であると解説する。
✅ 本書は、読者に自分にとっての「小さな家」について考えることを促す。書斎や秘密基地、友人との語らいの空間など、理想の空間を想像し、自分にとって大切な場所とそこで過ごす時間を考えるきっかけを与える。
さらに読む ⇒本の話 ~読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア~出典/画像元: https://books.bunshun.jp/articles/-/7236自分にとって大切な場所と時間を大切にすることの重要性を改めて感じました。
稲垣さんは、今の生活を「方丈記」になぞらえ、「自分のサイズが小さければ小さいほど、より多くのものと繋がることができる。そこには、家の中に便利なものを溜め込むなんていうレベルをはるかに超えた、爆発的な豊かさがある」と語る。
小さい方が、落ち着くのよ。
稲垣さんのシンプルライフは、私たちに多くの気づきを与えてくれます。
💡 会社を辞め、最小限のモノで暮らすことで、自分にとって本当に大切なものを見つけることができる
💡 モノを減らすことで、人間関係や生活空間が豊かになり、新しい発見がある
💡 シンプルライフは、経済的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさも生み出す