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デジタル終活って必要?デジタルデータの相続ってどうなってるの!?

デジタル終活って必要?デジタルデータの相続ってどうなってるの!?
📘 この記事で分かる事!

💡 デジタル終活の必要性と、具体的な方法について解説します。

💡 デジタルデータの相続に関する法律的な側面について説明します。

💡 デジタル終活に関する意識調査の結果をご紹介します。

では、具体的な内容について見ていきましょう。

終活に対する認識の変化

デジタルデータの整理は、遺族にとって非常に大切ですね。

あなたのすべてが詰まったパソコン・スマホ、そのままで死ぬと大変なことに…誰もが「デジタル終活」をするべき理由【司法書士が解説】
あなたのすべてが詰まったパソコン・スマホ、そのままで死ぬと大変なことに…誰もが「デジタル終活」をするべき理由【司法書士が解説】

✅ この記事は、亡くなった方のデジタルデータの扱いを中心に、デジタル終活の必要性と、デジタルデータの相続に関する法的な側面について解説しています。

✅ デジタル終活は、パソコンやスマホ内の写真、SNSデータ、会員登録情報、ネットバンキング口座などのデジタルデータを整理しておくことで、遺族がこれらのデータにアクセスしやすくなるため、非常に重要です。

✅ デジタルデータの相続は、デバイス(パソコンやスマホなど)自体を相続したとみなされ、クラウド上のデータやSNSアカウントへのアクセス権は、相続されません。これは、アクセス権が本人だけの使用を想定している「一身専属権」であり、他人に譲渡できないためです。

さらに読む ⇒富裕層向け資産防衛メディア | ゴールドオンライン出典/画像元: https://gentosha-go.com/articles/-/57930

デジタルデータの相続は、難しい問題ですね。

「終活」に対する認識は、モノ・財産・情報の生前整理に加え、「遺言書・遺産分与の作成」「エンディングノートの記入」などが挙げられます。特に、「しておきたかったことをしておく」を「終活」と見なす割合が前回調査比で17.4ポイント増加し、18.0%に達しました。一方で、「パソコン内やSNSなどのデータの整理・消去」を「終活」と認識する割合は24.9%で、「お墓の準備・用意」(21.1%)、「お葬式の準備」(20.6%)よりも高いことが明らかになりました。

なるほどね、知らんかったわ。

終活に対する意識

終活は、年齢に関わらず、大切なことですね。

60~74歳男女に聞いた「終活に関する意識調査」コロナ禍で終活を前向きに捉えるシニア世代 【しておきたかったことをしておく】を終活と捉える割合が17%増加
60~74歳男女に聞いた「終活に関する意識調査」コロナ禍で終活を前向きに捉えるシニア世代 【しておきたかったことをしておく】を終活と捉える割合が17%増加

✅ 今回の調査では、終活に対する認識は、モノ・財産・情報整理に加え、「遺言書・遺産分与の作成」「エンディングノートの記入」、さらには「しておきたかったことをしておく」といった広がりを見せていることが分かりました。 特に、デジタルデータの整理を「終活」と認識する割合が、お墓や葬儀の準備よりも高いという結果が出たのは注目すべき点です。

✅ 終活の必要性を感じている人は全体の79%と高く、前回調査から大きな変化はありません。 しかし、実際に終活を始めている人は38.3%にとどまり、必要性を感じながらも具体的な行動に移せていない人が多いという現状が明らかになりました。 また、男女間では、女性の方が終活に対する意識が高く、必要性を感じている割合、実際に始めている割合ともに男性よりも高いという結果となっています。

✅ 終活の内容としては、モノ・財産・情報の生前整理が上位を占め、特に情報整理の重要性が高まっていることがわかります。 具体的には、金融口座や金融商品の整理、家の中の荷物整理、衣類やアクセサリーの整理などが挙げられます。 また、コロナ禍の影響もあり、「生活面での利用サービスの情報整理」「インターネットやSNSなどデジタル関連の登録・加入サービスの情報整理」といった情報整理への意識が高まっていることも明らかになりました。

さらに読む ⇒PR TIMES|プレスリリース・ニュースリリースNo.1配信サービス出典/画像元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000034765.html

デジタルデータの整理は、終活の中でも重要視されているようですね。

「終活は必要だと思う」と回答した人は全体の79.0%で、「終活を始めている」と回答した人は38.3%と前回調査とほぼ同じ結果となりました。ただし、男女別に見ると、女性は「終活は必要だと思う」「終活を始めている」いずれの割合も前回調査より上昇した一方、男性は低下しました。

あら、若い人は、ちゃんと将来のこと考えてるのね。

終活を始めたきっかけ

コロナ禍の影響は、様々な面で出ているようですね。

コロナ禍の葬儀、家族葬が主流に―鎌倉新書

公開日:2022/11/05

コロナ禍の葬儀、家族葬が主流に―鎌倉新書

✅ コロナ禍の影響で、従来の一般的な葬儀よりも家族葬など小規模な葬儀形式が主流になりつつある。

✅ 特に、家族葬は2022年には55.7%と最多となり、一般葬は25.9%に減少した。

✅ 葬儀の平均参列者数は38人と過去最少となり、葬儀費用もコロナ禍前の調査と比べて73.6万円減少している。

さらに読む ⇒nippon.com出典/画像元: https://www.nippon.com/ja/japan-data/h01344/

家族葬を選ぶ人が増えているのは、時代の流れを感じますね。

「終活を始めたきっかけ」としては、「親族・家族の死」「自分・配偶者の健康状態悪化」などの他に、「コロナ禍」も挙げられています。

コロナの影響で、葬儀の仕方も変わったんかな?

必要だと思う終活の内容

終活は、人生を充実させるための準備ですね。

終活とは?やるべき7つの準備
終活とは?やるべき7つの準備

✅ 終活とは、人生の最期を見据え、亡くなった後の準備をすることであり、人生をより良く生きるための活動である。

✅ 終活は、定年までの準備、定年後の生き方、そして人生の最期に向けた準備という3つのステージに分けられ、エンディングノートやお金の計画など、具体的な準備を7つの項目にまとめることができる。

✅ 終活を通して、人生を振り返り、やり残したことをやり遂げ、残りの人生を充実させることで、自分らしく人生を終えることができる。

さらに読む ⇒いちばんやさしい終活ガイド(やさ終)出典/画像元: https://syukatsu-life.com/guide/syukatsu

モノや財産の整理だけでなく、情報整理も重要視されているようですね。

「必要だと思う終活」として、「家具や家の中の荷物整理・処分」「金融口座・金融商品の整理」「衣類やアクセサリーなど身に着けるものの整理・処分」など、モノ・財産・情報の生前整理が上位にランクインしました。特に、前回調査から「情報まわりの整理」が「必要だと思う」割合が増加しています。一方で、「お墓の準備・用意」や「お葬式の準備」を「必要だと思う」割合は、前回調査比でそれぞれ低下し、20.5%、14.3%となりました。

終活って、自分にはまだ早いかな?

終活に対する男女間の認識の差

男女間で、終活に対する意識に差があるのは興味深いですね。

シニア世代の「終活」~世代間や男女間で差異があるも、ポジティブな捉え方が多い~
シニア世代の「終活」~世代間や男女間で差異があるも、ポジティブな捉え方が多い~

✅ シニア世代の「終活」に対する認知度は男女間で差があり、女性の方が男性よりも認知度が高い。特に、女性は60歳代前半で「終活」を前向きに捉える傾向が強く、年齢が上がるにつれてその傾向は弱まる。一方で、男性は年齢による大きな変化は見られない。

✅ 生活満足度が高いシニア世代は、「終活」を前向きな活動として評価する傾向がある。これは、生活満足度や家計の余裕、幸福感が死期を含めた将来にまで考えを巡らせる「余裕」を生み出していると考えられる。

✅ シニア世代の「終活」に対する意識は、年齢や男女間で差異が見られるものの、全体的にはポジティブに捉えていることがわかった。特に女性は、年齢が若いほど「終活」を前向きな活動と捉える傾向が強い。

さらに読む ⇒NRI社会情報システム出典/画像元: https://www.nri-social.co.jp/sirniors/column/column_13/

生活満足度が高い人ほど、終活を前向きに捉える傾向があるようですね。

NRI社会情報システム株式会社が行ったシニア世代の終活に関する調査では、終活に対する認知度は男女で差が見られ、女性の方が認知度が高いことが明らかになりました。女性は男性よりも終活を前向きに捉え、特に60歳代の女性は終活を積極的な活動として評価する傾向が見られます。生活満足度が高いシニア世代は、終活を前向きに捉える傾向があり、現在の生活への満足度や家計の余裕、幸福感が、将来への計画性や「終活」への意識に繋がっていると考えられます。一方、男性は年齢が高くなるにつれて、終活に対する否定的な意見が増加する傾向が見られ、死に対する抵抗感が増している可能性が示唆されました。

あら、若い人は、終活のことなんて、まだ考えないわよね。

デジタルデータの整理は、終活において重要な要素の一つであることが分かりました。

🚩 結論!

💡 デジタル終活は、パソコンやスマホ内のデータ整理だけでなく、SNSアカウントや会員登録情報などの整理も重要です。

💡 デジタルデータの相続は、法律的に複雑な問題です。

💡 終活に対する意識は、世代間や男女間で差が見られます。