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盛岡セイコー工業の『わくわくトープ』って一体ナニ?生物多様性保全の取り組みとは!?

盛岡セイコー工業の『わくわくトープ』って一体ナニ?生物多様性保全の取り組みとは!?
📘 この記事で分かる事!

💡 盛岡セイコー工業が、工場敷地内に生物多様性を保全する空間『わくわくトープ』を開設した。

💡 『わくわくトープ』では、水辺環境の整備を通して、多様な生物が生息できる空間を目指している。

💡 地域住民や次世代への環境教育の場としても活用される予定。

それでは、最初の章に移りましょう。

わくわくトープ誕生 - 生物多様性保全への取り組み

わくわくトープの取り組み、興味深いですね。

念願のビオトープ開設。盛岡セイコー工業が「わくわくトープ」に込めた、生物多様性に取り組む思い
念願のビオトープ開設。盛岡セイコー工業が「わくわくトープ」に込めた、生物多様性に取り組む思い

✅ 「わくわくトープ」は、工場の雨水と井戸水を活用し、自然の力で浄化する水辺環境を整備することで、多様な生物が生息できる空間を目指している。

✅ 水資源循環機構は、雨水と井戸水を組み合わせ、レインガーデン、人工湿地などを経て池に水を供給する仕組みで、自然の浄化力を最大限に活かしている。

✅ 生物多様性保全だけでなく、地域住民や次世代への環境教育の場としても活用することで、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指している。

さらに読む ⇒セイコーグループ出典/画像元: https://www.seiko.co.jp/csr/magazine/article/00020.html

工場敷地内に自然環境を創出するというのは、素晴らしい試みですね。

盛岡セイコー工業株式会社は、長年の環境保護活動の中で、生物多様性の重要性を認識し、水辺環境の専門家である岩手県立大学の辻盛生教授の協力を得て、約10年の構想を実現し、2022年夏にグランドセイコースタジオ雫石の敷地内に「わくわくトープ」を開設しました。「わくわくトープ」は、工場の屋根から集めた雨水と敷地内の井戸水を水源とし、自然の力で浄化する水循環システムを採用しています。雨水は、レインガーデンに溜められ、池に移動するまでに砂礫層を通過することで、窒素分などが除去されます。池の水は、コンテナ人工湿地でさらに浄化され、自然のろ材を活用することで、生物にとって安全な状態に保たれています。「わくわくトープ」では、トンボの一生など、水辺に生息する生物の生態を観察することができます。また、地域住民や次世代への環境教育にも活用される予定です。盛岡セイコー工業株式会社は、「わくわくトープ」を通して、生物多様性の保全と持続可能な社会の実現に貢献していきます。

え、工場の中にトープとかあるの!?めっちゃスゴイやん!

わくわくトープの生態系 - 生命のサイクルが育む未来

続いて、わくわくトープの生態系について詳しく見ていきましょう。

活動の歴史
活動の歴史

✅ 盛岡セイコー工業は、雫石町の工場敷地内に「わくわくトープ」を開設し、生物多様性の向上を目指しています。また、地域希少種のタナゴやホタルの定着を目標に、水質維持にも力を入れています。

✅ 盛岡セイコー工業は、雫石町、岩手県と連携し、「企業の森づくり活動」に取り組んでいます。間伐や枝打ち作業などを通して、地域の生物多様性保全に貢献しています。

✅ 盛岡セイコー工業は、社員向けに「セイコーわくわく環境教室」を開催し、生物多様性保全の大切さを学ぶ機会を提供しています。インセクトホテル作りや自然観察を通して、社員の環境意識向上を図っています。

さらに読む ⇒盛岡セイコー工業株式会社出典/画像元: https://www.morioka-seiko.co.jp/sustainability/eco_biodiversity/history.html

水生昆虫が増加しているのは、わくわくトープの環境が整ってきた証ですね。

2023年4月22日、盛岡セイコー工業は、「わくわくトープ」で2回目の昆虫調査を実施しました。従業員の子どもたちも参加し、専門家の指導のもと、水辺の昆虫を捕獲しました。今回の調査では、前回ほとんど見られなかった草食性の水生昆虫が確認され、わくわくトープ内の生態系が構築され、物質循環が形成されていることが示されました。盛岡セイコー工業は、わくわくトープを通じて、子どもたちへの環境教育を行い、生物多様性保全の重要性を楽しく伝えることを目指しています。

水生昆虫とか、興味深いけど、正直よく分からん。

開園を祝う - 未来への期待と協働

わくわくトープの開園を祝うセレモニーの様子を見ていきましょう。

岩手県とセイコーウオッチ株式会社・盛岡セイコー工業株式会社が包括連携協定を締結
岩手県とセイコーウオッチ株式会社・盛岡セイコー工業株式会社が包括連携協定を締結

✅ 岩手県とセイコーウオッチ株式会社、盛岡セイコー工業株式会社は、地域活性化と持続可能な地域社会の実現に向けて包括連携協定を締結しました。

✅ 協定の内容は、平庭高原を始めとした岩手県内の環境保全活動、ものづくり教育や文化の振興、復興応援、定住・関係人口拡大促進、観光や産業の振興、働き方改革、女性活躍推進、子ども子育て支援など多岐に渡ります。

✅ 本協定を通じて、三者はリソースやノウハウを共有し、地域活性化や社会的課題の解決に連携して取り組むことで、岩手県とグランドセイコーの魅力を国内外に発信していくことを目指しています。

さらに読む ⇒ファッショントレンド|ファッション情報をいち早くキャッチ!ファッション専門プレスリリース情報サイト出典/画像元: https://fashiontrend.jp/29899/

地域活性化に向けて、企業と行政が連携するというのは素晴らしいですね。

セレモニーには多くの来賓が参加し、盛岡セイコー工業株式会社代表取締役社長の林義明氏をはじめ、セイコーウオッチ株式会社代表取締役社長の内藤昭男氏、岩手県立大学辻教授、菊池哲岩手県副知事、猿子恵久雫石町長などが挨拶を行いました。

わくわくトープって、もしかしてトープって言う名前が流行ってるんかな?

このように、盛岡セイコー工業は、わくわくトープを通して、生物多様性保全と持続可能な社会の実現に貢献しています。

🚩 結論!

💡 盛岡セイコー工業が、工場敷地内に生物多様性を保全する空間『わくわくトープ』を開設した。

💡 『わくわくトープ』では、水辺環境の整備を通して、多様な生物が生息できる空間を目指している。

💡 地域住民や次世代への環境教育の場としても活用される予定。