『ぼけますから、よろしくお願いします。』家族の絆を描くドキュメンタリー映画の深淵(?)老老介護の現実とは!!?
💡 認知症の母親と、献身的に介護する父親の姿を描いたドキュメンタリー映画
💡 老老介護の現実や、家族の愛情と絆、人生の尊さなど、様々なテーマを描いている
💡 多くの人々に共感と感動を与え、老いることや家族のあり方について考えさせられる作品
では、まず、映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』について詳しくご紹介していきます。
老老介護の現実と家族の絆を描くドキュメンタリー『ぼけますから、よろしくお願いします。』
この映画は、老老介護の現実をありのままに映し出し、私たちに多くのことを考えさせてくれます。
✅ 本作は、前作「ぼけますから、よろしくお願いします。」の続編で、認知症が進行した母親と、献身的に介護する父親の姿を、娘である監督が記録したドキュメンタリー映画です。
✅ 前作から4年の間に、母親は脳梗塞を発症し、入院生活を送るようになり、父親は毎日病院に通い続け、懸命に母親を励まします。
✅ コロナ禍の影響で面会が困難になるなど、介護の困難さを描きながらも、夫婦の愛情と絆、そして人生の尊さを感動的に映し出す作品となっています。
さらに読む ⇒映画『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』公式サイト出典/画像元: https://bokemasu.com/見ている私も、涙なしには見られませんでした。
信友直子監督は、自身の両親、98歳の父と90歳の認知症の母を1200日にわたって撮影し、その記録をドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』として世に送り出しました。この映画は、老老介護の現実、家族の愛と葛藤、そして個人の尊厳と社会的な問題提起を深く掘り下げています。特に、認知症が進むにつれて、自分の状況を理解し、申し訳なさを感じていく母の心情描写が印象的で、鑑賞した観客からは、介護の現場のリアルな描写や、父と娘の愛情深い関係、認知症に対する理解を深められたという感想が多く寄せられています。また、父が娘に対して「自分らしく生きなさい」と語りかけるシーンは、親心と娘への深い愛情を感じ、感動したという声も聞かれます。この作品は、老いること、家族のあり方、そして人生の終わりについて考えさせられる、深い感銘を与えるドキュメンタリー映画と言えるでしょう。
めっちゃ泣けるやん!もうホンマに、うちのおばあちゃん思い出して、涙止まらんかったわ。
認知症の母と向き合う娘の記録
信友直子監督は、自身の両親を1200日間にわたって撮影し、その記録を映画にしました。
✅ 信友直子さんは、認知症になった母親と超高齢の父親の介護を経験した自身の体験を基に、ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」を制作しました。
✅ 映画は、両親の日常をありのままに映し出し、認知症、老老介護、遠距離介護、介護離職といった社会問題に光を当てています。
✅ 信友さんは、映画公開を通して、多くの人々に共感と勇気を与え、認知症に対する理解を深めることを目指しています。
さらに読む ⇒中国新聞デジタル出典/画像元: https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/66518監督の体験を通して、認知症の家族との向き合い方について考えさせられる作品ですね。
監督である信友直子さんは、当初は両親の撮影を練習と家族の楽しみとして始めましたが、母親の認知症が進むにつれて、介護の現実や家族の心の変化を記録していくようになりました。映画の中では、認知症による母親の変化、特に「死にたい」と泣くシーンが印象的ですが、信友さんは母親の心の叫びを理解し、共に過ごす中で解決策を見つけていきます。信友さんの経験を通して、認知症の家族との向き合い方、そして家族以外の人との関係性、さらには死をどのように受け止めるのか、様々な視点からの学びが得られます。
マジっすか?1200日って、どんだけ時間かけて撮影したんすか?
家族の絆を再確認する作品
本書は、映画の内容をより深く掘り下げ、著者の内面にも迫った作品となっています。
✅ 本書は、認知症の母と耳の遠い父を介護する娘の経験を描いたノンフィクション作品です。
✅ 著者は、映像作家として認知症の母の記録映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」を制作した経験を活かし、映画のノベライズではなく、自身の内面を深く掘り下げた作品に仕上げています。
✅ 映画では抑制的だった著者の心情が、書籍では全面的に吐露され、老老介護の現実、家族の愛情、夫婦の絆などがより深く描かれることで、読者に強い感動を与えます。
さらに読む ⇒新潮社出典/画像元: https://www.shinchosha.co.jp/book/104221/映画では描かれなかった、著者の心の葛藤や家族への愛情が伝わってくる作品ですね。
『ぼけますから、よろしくお願いします。』は、信友直子監督にとって単なる家族の記録ではなく、老いること、家族のあり方、そして人生の終わりについて深く考えさせられる作品となりました。映画は、多くの人から共感と感動を得て、特に「亡くなった父や母に会えたような気がします」といった声が寄せられています。信友監督自身も、作品を通して家族の絆を再確認したと語っています。
えー、認知症の母さん、もうダメだって思って、海に連れて行っちゃったん?
続編『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~』
続編では、前作よりもさらに深く、老老介護の現実や家族の絆を描いています。
✅ 「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」は、認知症の母親と耳の遠い父親を持つ監督が、自身の視点から家族の介護を描いたドキュメンタリー映画です。
✅ 2018年に公開された「ぼけますから、よろしくお願いします。」の続編であり、認知症の進行や老老介護、高齢者問題など、現代社会における課題を浮き彫りにしています。
✅ 父親は認知症の母親の面倒を見るために、毎日病院へ通い、筋トレも始めるなど、家族の愛情と懸命な介護の姿が描かれています。
さらに読む ⇒ナタリー - ポップカルチャーのニュースサイト出典/画像元: https://natalie.mu/eiga/film/188855コロナ禍の中で撮影されたということもあり、さらに現実味が増していると感じます。
信友直子監督は、両親の物語をずっと撮り続けたいという思いから、前作『ぼけますから、よろしくお願いします。』の続編『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~』を制作しました。続編では、認知症と脳梗塞を患った母親と、98歳にして筋トレを始める父親の姿を通して、老老介護の現実と家族の絆を描いています。コロナ禍という状況下でも、母が元気だった頃の映像を発見したことで、前作とは異なる叙情的な映画に仕上がりました。監督は、今後も父親の様子を撮影し続け、自身の老後もドキュメントとして記録していくことを考えているとのことです。
マジっすか?コロナ禍って、撮影大変だったやろ?
母との別れ、そして新しい章へ
映画の完成後も、監督は両親の記録を撮り続けていたということが分かります。
✅ 「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」は、前作の「Mr.サンデー」での特集放送がきっかけとなり、さらに「ザ・ノンフィクション」で再編集され放送されたことが制作の始まりだった。
✅ その後、監督の実家の押入れから、プロのカメラマンが撮影した両親の日常生活映像が発見され、それが映画化の大きなきっかけとなった。
✅ 監督は、この映像によって、前作の手持ちカメラによる密着感とは異なる映画的な美しさを追求できるのではないかと考え、映画化を決意した。
さらに読む ⇒CINEMORE(シネモア)出典/画像元: https://cinemore.jp/jp/news-feature/2411/article_p1.html映画を通して、監督自身の成長も感じられる作品ですね。
フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』で2023年1月29日に放送された『おかえりお母さん~その後の「ぼけますから、よろしくお願いします。」~』では、映画の完成後も撮り続けられた両親の記録が公開されました。番組では、母の脳梗塞による闘病生活と、父による献身的な介護の様子が描かれます。母の容態が悪化していく中で、信友監督は母を家に帰すために「ある秘策」を実行します。番組は、60年以上連れ添った夫婦の別れの時を描いた、私的な看取りの記録であると同時に、誰もが自分や親の姿を重ねて共感できる普遍的な物語となっています。
え、まだ撮ってたん?もうお母さん亡くなって、あの世に行ったやろ?
『ぼけますから、よろしくお願いします。』は、老老介護の現実、家族の愛情、そして人生の尊さを描いた感動的な作品です。
💡 老老介護の現実をありのままに映し出し、多くの人々に共感と感動を与えている
💡 家族の絆の大切さを改めて感じさせてくれる作品
💡 認知症や高齢者問題について考えるきっかけを与えてくれる作品