レジャー白書から読み解く!コロナ禍後の余暇市場は?レジャー白書が明らかにする、コロナ禍後の余暇トレンドとは!?
💡 コロナ禍後の余暇市場の現状と回復傾向について解説します。
💡 レジャー白書から人気のレジャーとその特徴を分析します。
💡 2021年から2023年のレジャー白書の内容を分かりやすく解説します。
それでは、レジャー白書の内容について詳しく見ていきましょう。
レジャー白書の概要
レジャー白書は、日本の余暇市場の現状を把握するために非常に重要な資料ですね。
✅ 2021年の余暇活動は、コロナ禍の影響で在宅レジャーが人気となり、「読書」が初めて首位を獲得しました。一方、遠方への移動を伴う余暇は減少しており、国内観光旅行は6位にランクダウンしました。
✅ 余暇関連市場は、スポーツ部門と趣味・創作部門が回復傾向にある一方で、観光・行楽部門はコロナ禍前の規模には遠く、旅行業のダメージが大きい状況です。
✅ スポーツ部門では、スポーツ施設・スクール、スポーツ観戦、スポーツ用品の回復が目立ち、特にスポーツ観戦とフィットネスクラブの伸びが目立っています。趣味・創作部門では、コンテンツ配信が引き続き伸びており、音楽会や演劇などのイベントも回復基調にあります。
さらに読む ⇒日商 Assist Biz出典/画像元: https://ab.jcci.or.jp/article/71960/コロナ禍の影響は、レジャー業界にも大きな影響を与えていることが分かります。
『レジャー白書』は、1977年から毎年発行される、日本における余暇の実態を調査した白書です。全国調査をもとに、需要と供給の両面から、余暇活動の現状を総合的に分析しており、余暇関連業界のマーケティング戦略の参考資料として活用されています。白書では、108種類の余暇活動が調査対象となっており、それぞれの活動の参加率、年間平均費用などのデータが掲載されています。白書は、日本の余暇に関する興味深い情報を提供しています。自分の好きなレジャーが、どの程度の市場規模を持っているのか、また、どのような傾向にあるのかを知ることで、より深くレジャーを楽しむことができるでしょう。
へぇー、知らんかったわ!読書って人気なんや!あたしは、やっぱり買い物とかカフェ巡りとかの方がええわー。
2023年の余暇関連市場の現状
2023年の余暇関連市場は、コロナ禍前の水準に回復しつつあるとのことですね。
✅ 2023年の余暇関連市場規模は前年比13.4%増の71兆2,140億円となり、コロナ禍前の水準に回復しつつある。
✅ 国内観光旅行が2年連続で参加人口首位となり、多くのレジャーで参加人口が増加している。
✅ 観光・行楽部門が前年比32.1%増と大きく増加し、スポーツ、趣味・創作、娯楽部門も増加傾向にある。
さらに読む ⇒プレスリリース配信サービス | 共同通信PRワイヤー出典/画像元: https://kyodonewsprwire.jp/release/202410258795国内観光旅行が再び人気になったのは、嬉しいニュースですね。
2023年の余暇関連市場規模は、前年比13.4%増の71兆2140億円となり、コロナ禍前の2019年比で98.5%の水準まで回復しました。一人当たりの平均参加種目数は、前年比0.3種目増の10.4種目となり、特に観光・行楽部門で増加が見られました。仕事より余暇を重視する回答者の割合は年々増加しており、約3分の2が余暇を重視しています。産業別では、観光・行楽部門が前年比32.1%と大きく増加し、他部門も増加傾向にあります。スポーツ部門では、スポーツ用品や観戦が伸び、フィットネスクラブやゴルフ場も堅調です。趣味・創作部門では、動画配信や音楽配信が引き続き堅調で、映画や音楽会などの鑑賞レジャーも回復傾向にあります。娯楽部門では、テレビゲームやゲームソフトがプラス成長を維持していますが、オンライン・ソーシャルゲームはマイナスとなっています。パチンコ・パチスロは長期低迷から脱却し、公営競技はプラス成長を維持しています。外食やカラオケは順調に回復しています。
まじ!?そっかー、みんなコロナで我慢してた分、旅行行きたかったんやろなー。
2022年の余暇関連市場の回復傾向
2022年は、外出型レジャーの回復傾向が顕著だったようですね。
公開日:2024/07/30
✅ 2023年の余暇活動で、国内旅行と外食が1位と2位にランクインし、コロナ禍の終息と共に外出する人が増えていることが明らかになった。
✅ 特に国内旅行は48.7%、外食は39.2%の人が参加しており、19年以来の順位に戻った。
✅ また、余暇時間と余暇支出の「ゆとり感指数」も上昇しており、仕事よりも余暇に生きがいを求める人が増加していることもわかった。
さらに読む ⇒nippon.com出典/画像元: https://www.nippon.com/ja/japan-data/h02068/余暇時間と余暇支出の「ゆとり感指数」の上昇は、人々の生活の質向上を示しているのかもしれませんね。
2022年の余暇関連市場規模は前年比12.7%増の62兆8230億円となり、コロナ禍前の水準には届いていませんが、全体として回復に向かっています。国内観光旅行が2019年以来の首位となり、外出を伴うレジャーの参加人口は回復傾向ですが、動画鑑賞や読書などの在宅レジャーも引き続き人気です。市場規模は観光・行楽部門が31.0%増と最も大きく伸び、スポーツ部門、趣味・創作部門、娯楽部門も増加傾向です。一方、海外旅行の回復は遅く、コロナ禍前の水準には遠く及ばない状況です。
あら、若いもんは、やっぱり外で遊びたいんやろねー。でも、おばあちゃんは、家でゆっくりお茶でも飲んでたいわよ。
2021年の余暇関連市場:コロナ禍の影響と回復の兆し
コロナ禍の影響は、2021年においても大きく、レジャー市場は大きな変化を遂げました。
✅ 2020年のレジャー白書は、コロナ禍における余暇活動の変化を詳細に分析しており、動画鑑賞や読書などの在宅レジャーが人気を集め、観光や外食などの外出型レジャーは大きく減少したことを明らかにしています。
✅ 一人当たりの平均参加種目数は前年比2.4種目減の9.9種目となり、全年代で減少傾向が見られました。また、Go To トラベルやGo To Eatキャンペーンは利用者の行動に一定の影響を与えたものの、市場全体では大幅な減少が見られました。
✅ 余暇関連市場規模は前年比23.7%減の55兆2,040億円となり、観光・行楽部門を中心に4部門すべてでマイナスとなりました。一方、動画配信や公営競技など、外出を伴わないレジャーは増加傾向が見られました。
さらに読む ⇒記事掲載数No.1 プレスリリース配信サービス出典/画像元: https://www.atpress.ne.jp/news/276109動画鑑賞や読書などの在宅レジャーの人気が高まったのは、コロナ禍ならではの現象と言えるでしょう。
2021年の余暇関連市場規模は前年比1.0%増の55兆7600億円となり、コロナ禍の影響が続くなか、動画鑑賞や読書といった在宅レジャーの人気が高まりました。一方、旅行などの外出型レジャーは減少傾向が見られました。主なポイントは、コロナ禍の影響で在宅レジャーが人気となり、動画鑑賞や読書などの参加人口が上位となったことです。一方、国内観光旅行は順位を落とし、遠方への移動を伴うレジャーは減少しました。市場規模は、多くの分野で復調傾向が見られますが、2019年比では77.1%の水準にとどまっています。スポーツ部門、趣味・創作部門、娯楽部門など、いくつかの分野では復調傾向が見られました。
へー、コロナの影響で家で過ごす人が増えたんかー。あたしは、コロナ関係なく、家でゴロゴロしてるけどなー。
レジャー白書からわかる、人気のレジャーとその特徴
「レジャー白書」は、日本の余暇市場の動向を知る上で重要な資料ですね。
✅ 「レジャー白書」は1977年から毎年発行され、日本における余暇の実態を総合的に調査した白書です。白書は様々な業界でマーケティング戦略の参考にされており、レジャーの種類別に関連業界のメディアが分析や解説記事を掲載しています。
✅ 白書では、国内観光旅行が参加率、年間平均費用共にトップで、パチンコは参加率は低いものの、年間平均費用は高いという対照的な結果が出ています。
✅ 登山は、初期投資はかかるものの、ハイキングやキャンプなど、間口が広く親しみやすいレジャーであるため、潜在需要が多いことが白書から読み取れます。釣りは、コロナ禍の影響もあり、近年人気が高まっているレジャーの一つです。
さらに読む ⇒仕事を楽しむためのWebマガジン、B-plus(ビープラス)出典/画像元: https://www.business-plus.net/business/2412/241204_tp0001.htmlレジャー白書から、人気のレジャーとその特徴を分析することで、今後の市場動向を予測することができますね。
レジャー白書では、近年、旅行やゴルフなどのハイソなレジャーと共に、パチンコも高い市場規模を持つことが明らかになっています。これは、パチンコがコアなファン層に支えられていることを示しています。白書のデータから、登山は、初期投資はかかるものの、潜在需要が多く、関連業界が期待を寄せていることがわかります。一方で、釣りは、初期投資はそれほど高額ではなく、コロナ禍の影響もあり、近年人気が高まっているレジャーです。
へー、パチンコって、意外とお金使うんやねー。あたしは、パチンコは興味ないけどね。
本日は、レジャー白書の内容について解説させて頂きました。
💡 コロナ禍後の余暇市場は、回復傾向にある一方で、以前とは異なる様相を呈しています。
💡 レジャー白書は、日本の余暇市場の現状と動向を把握する上で重要な資料となっています。
💡 今後の余暇市場は、新たなトレンドやニーズに対応していくことが重要となります。