三十三間堂「大的大会」って、どんなイベント?新成人が弓道に挑戦!とは!?
華やかな晴れ着姿の新成人が集う!伝統の弓道大会「三十三間堂 大的大会」で、江戸時代の「通し矢」を体感!
💡 新成人が伝統的な弓道に挑戦するイベントです。
💡 毎年1月、京都の三十三間堂で開催されます。
💡 約2000人の新成人が参加し、華やかな晴れ着姿で弓道の実力を競い合います。
それでは、まず「大的大会」について詳しく見ていきましょう。
華やかな伝統:三十三間堂「大的大会」
京都の三十三間堂で毎年1月に行われる弓道大会は何?
大的大会
新成人の晴れ着姿は、まさに華やかですね。
公開日:2020/02/11

✅ 京都市東山区の三十三間堂で、新成人約1500人が参加する「第70回大的全国大会」が開催されました。
✅ 大会では、60メートル先の的に向けて弓を引き、集中力を高めながら矢を放つ「通し矢」が行われました。
✅ 江戸時代から続く伝統的な弓道大会で、新成人が晴れ着姿で参加し、真剣な表情で弓を引く姿が見られました。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20200112/k00/00m/040/110000cまるで時代劇を見ているようです。
新成人の真剣な表情が印象的です。
毎年1月、京都の三十三間堂では、「大的大会」と呼ばれる弓道の大会が行われます。
この大会は、江戸時代の「通し矢」にちなんだもので、全国から約2000人の新成人や称号者が参加し、華やかな晴れ着姿で弓道の技を競い合います。
大会は、1月中旬の日曜日に行われ、900~1530の時間帯で、会場は無料公開されています。
屋台も出店し、お祭りムードで賑わいます。
特に成人女子の予選は、華やかな晴れ着姿を一目見ようと多くの人が集まり、混雑が予想されます。
観覧する際は、早めに行き、場所を確保しておくことをおすすめします。
2016年の開催日は、1月17日(日)で、「楊枝のお加持」も同時開催予定です。
え、まじ!? めっちゃカッコええやん!私も弓道やってみたかったわ!
歴史と芸術の殿堂:三十三間堂
三十三間堂は何が有名?
1000体の観音像
三十三間堂は、歴史を感じさせる素晴らしい建築物ですね。
公開日:2020/05/12

✅ 三十三間堂の中尊である千手観音坐像は、湛慶が82歳の晩年に制作したもので、建長3年(1251年)から6年(1254年)にかけて作られました。
✅ 像は高さ3mを超えるヒノキの寄木造りで、11面42臂、小さい40の手はそれぞれ25の救いを表し、合計1,000の救いを象徴しています。
✅ 千手観音坐像は、像内に建長3年、同6年、法勝□等の朱書銘があり、像の上部には同時期に作られた天蓋があり、共に国宝に指定されています。
さらに読む ⇒WANDER 国宝出典/画像元: https://wanderkokuho.com/201-00165/千手観音像の迫力に圧倒されました。
鎌倉時代の仏師湛慶の作品とは、素晴らしいですね。
三十三間堂は、正式名称「蓮華王院」と呼ばれる寺院の本堂で、南北に建てられた細長い建物が特徴です。
お堂内陣の柱間が33あることから「三十三間堂」と呼ばれており、1000体の観音像がずらりと並ぶ圧巻の光景が見られます。
中心には、国宝千手観音坐像が安置されており、鎌倉時代の大仏師湛慶による代表作品です。
三十三間堂は、歴史ある建物と仏像、そして「通し矢」にちなんだ「大的大会」など、見どころが満載です。
ぜひ一度訪れてみてください。
おー、三十三間堂か!歴史を感じれる場所って、なんか落ち着くよねー。
伝統の継承:三十三間堂の「通し矢」
三十三間堂の通し矢、昔と今、何が違う?
距離とルール
通し矢は、現代でも受け継がれている伝統的な儀式なんですね。

✅ 「通し矢」は、新成人が弓を射る伝統的な儀式で、約2000人が参加する一大イベントです。60m先の的を射る難しさから、ほとんどの参加者は的中させられず、参加することに意義がある行事と言えるでしょう。
✅ 江戸時代の「大矢数」では、武士たちが一昼夜かけて120m先の的を射抜き、その的中数を競いました。和佐大八郎は8133本を命中させた記録を持ち、その驚異的な的中率は現代でも語り継がれています。
✅ 三十三間堂では、通し矢の他にも頭痛平癒のご利益があるとされる柳のお加持が行われています。また、お堂の装飾や七条大橋の欄干にも矢をモチーフとしたデザインが見られ、古くから矢が重要な文化として受け継がれてきたことが伺えます。
さらに読む ⇒京都旅屋出典/画像元: https://www.kyoto-tabiya.com/2012/01/17/12005/江戸時代の「大矢数」は、想像を絶する記録ですね。
和佐大八郎の8133本という的中率は、まさに驚異的です。
三十三間堂の通し矢は、江戸時代初期から続く伝統的なイベントで、当初は「大矢数」と呼ばれる、一昼夜に何本の矢を射通せるかを競う競技でした。
江戸時代の通し矢は、現代の約2倍の距離である約121mを射抜くもので、一昼夜を通して矢を射続け、最高記録は紀州藩の和佐大八郎による8133本でした。
現代の三十三間堂の通し矢は、新成人が参加する「大的大会」として、60mの距離で矢を射ます。
江戸時代と異なり、矢を射る向きは北から南で、ルールも大きく異なります。
しかし、新成人女子が振袖・袴姿で矢を射る様子は、古来からの伝統を受け継ぐ、初春の風物詩として多くの人々を魅了しています。
えー、何それ!8133本も!? どんだけ腕前がええんよ!
三十三間堂:歴史と文化の宝庫
三十三間堂の通し矢、どんな競技?
120m先の的を射る
三十三間堂は、歴史と文化の宝庫ですね。
公開日:2020/01/13

✅ 毎年1月15日に一番近い日曜日に三十三間堂で行われる「楊枝のお加持」と「大的大会」は、新成人の華やかな姿や伝統的な弓道の技を見られる、お祭り感あふれるイベントです。
✅ 「楊枝のお加持」は、高僧が参拝者に法水を振りかけ、頭痛封じなどのご利益があるとされ、三十三間堂の本堂で行われます。「大的大会」は、新成人の弓道有段者や称号者が「通し矢」で腕を競うもので、三十三間堂の西側の庭で行われます。
✅ 「楊枝のお加持」と「大的大会」は、どちらも無料で見学できます。ただし、「大的大会」は観覧スペースが限られているため、早めに行くことをおすすめします。また、三十三間堂内は靴を脱いで入るため、厚手の靴下を履いていくとよいでしょう。
さらに読む ⇒trip&cafe出典/画像元: https://tricafe.jp/sanjusangendo_jan/伝統的なイベントと、歴史的な建造物を見学できるのは魅力的ですね。
三十三間堂は、1266年に再建された、全長約121.7メートルの本堂を持つ寺院です。
本尊の千手観音坐像や1001体の千手観音立像など、多くの国宝を所蔵しています。
通し矢では、本堂の西側に射場が設置され、約120メートルの距離を射ます。
予選では、12人が4つの的に対し、約2分間に2本の矢を射ます。
予選で2本の矢が全て的を的中した皆中者が決勝に進みます。
三十三間堂では、通し矢と同じ日に楊枝のお加持も開催されます。
楊枝のお加持では、聖樹とされる楊枝で、本尊・千手観音坐像前で7日間祈祷した法水を参拝者に注ぎ、諸病を除きます。
三十三間堂通し矢は、写真撮影が難しく、場所取りでトラブルになることもあります。
写真撮影される方は、できるだけ早い時間帯に場所取りすることをおすすめします。
ええなぁ!私も弓道習って、来年は「大的大会」参加したいわ!
三十三間堂の「大的大会」は、伝統と文化を体感できる素晴らしいイベントです。
ぜひ一度足を運んでみてください。
💡 新成人が伝統的な弓道に挑戦する「大的大会」は、毎年1月に京都の三十三間堂で開催されます。
💡 約2000人の新成人が参加し、華やかな晴れ着姿で弓道の実力を競い合います。
💡 三十三間堂は、歴史を感じさせる建築物であり、国宝の千手観音像など、見どころ満載です。