余命宣告を受けた品川の姉が挙げた結婚式 その直後から連鎖したいくつもの奇跡に涙が止まらない
2016/10/07

奇跡はこれで終わらなかった
「今の気持ちは?」
という問いかけに対して、ただ一言、
「しあわせ」
と実花さんは声を発したのです。さらに感情を出すことができなかった彼女の頬には涙がこぼれていました。
そして、みんなの力を借りながらも車いすから立ち上がるという奇跡も起こしました。
それだけではありません。
結婚式後、腫瘍の進行がぱったりと止まったのです!
自宅療養ができるようになるほど回復し、裕二郎さんとふたりで暮らし始めました。
突然の別れ
2か月だった余命がその後1年の歳月を刻みました。
しかし、別れは突然。
悪性の腫瘍は脳幹に転移し、実花さんは天国へ旅立ったのです。
若くしてこの世を去ってしまった実花さんですが、そこにはたくさんの愛がありました。
「実花ちゃんはとてもしあわせな人生だった」と母であるマダム路子さんは語っています。
40年間という人生は短いように思えますが、実花さんのようにたくさんの人に愛され、
「しあわせ」と最後まで言えるような人生を送っていきたいものですね。