プロレス界の巨人たち: 伝説のレスラー、ジャイアント馬場とアンドレ・ザ・ジャイアントとは？馬場とアンドレ、ふたりの巨人の軌跡

アンドレ・ザ・ジャイアントの伝説

はい、プロレスが、プロレスというジャンルを超えて、世の中に挑戦していた時代ですね。

アントニオ猪木「格闘技世界一決定戦」～①ルスカ、アリ、アンドレ、ペールワン

公開日:2019/01/20

✅ アントニオ猪木の異種格闘技戦は、プロレスの地位向上と「プロレスこそ世界最強の格闘技」という証明を目的とし、猪木を「プロレス代表」として、他の格闘技の代表と「どちらが強いか決めようぜ」という戦いでした。

✅ 猪木はプロレス界において「傍流」であり、NWA世界ヘビー級王座に挑戦することができず、王道とは異なる「異種格闘技」という路線を選んだと考えられます。

✅ 猪木の異種格闘技戦は、「プロレスvs世間（の偏見）」の戦いでもあり、現在の総合格闘技とは異なり、プロレスというジャンル全体vs相手の格闘競技ジャンル全体という、スケールの大きな戦いを特徴としていました。

さらに読む ⇒年生まれ男のロマン出典/画像元: https://www.roman-blog.com/pro_wrestling/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AA%E7%8C%AA%E6%9C%A8%E3%80%8C%E6%A0%BC%E9%97%98%E6%8A%80-%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%80%E6%B1%BA%E5%AE%9A%E6%88%A6%E3%80%8D%EF%BD%9E%E2%91%A01976-vs%E3%83%AB

アンドレ・ザ・ジャイアントの、その規格外の存在感は、まさに伝説ですね。

アンドレ・ザ・ジャイアントは、身長223cm、体重236kgの巨体を持つ伝説の巨人レスラーで、「人間山脈」「世界8番目の不思議」などの異名で知られていました。

1993年1月27日に46歳で死去した彼は、長年の飲酒とトレーニング不足による急性心不全が死因とされています。

彼の歯は42本あり、飲酒量も桁外れで、1日にビール大瓶40～50本、ワインならば20～30本を飲んでいたと言われています。

彼の伝説的な対戦には、前田日明とのセメントマッチや、アントニオ猪木との格闘技世界一決定戦などがあります。

セメントマッチは、アンドレ・ザ・ジャイアントがマットに大の字になる形で戦意喪失し、ノーコンテストとなりました。

格闘技世界一決定戦は、アントニオ猪木のTKO勝ちで、対アンドレ・ザ・ジャイアント戦初勝利となりました。

彼の巨体と存在感に由来する、身長3mの巨大な着ぐるみパンダの姿をしたレスラー「アンドレザ・ジャイアントパンダ」も人気を集めています。

あら、あの「人間山脈」ってアンドレのことやったんか！パンダのやつも見たことあるわ！

巨人の苦悩

はい、ジャンボ鶴田選手の、海外での活躍も素晴らしいですね。

世界のジャンボ鶴田へ】大巨人アンドレ・ザ・ジャイアントと激突

✅ ジャンボ鶴田は1974年2～3月シリーズ終了後の3月22日から4月9日まで、アメリカ＆カナダのNWA主要テリトリーに遠征しました。修行ではなく、遠征という形で、北米のプロレス界に本格的に進出しました。

✅ 鶴田は、オレゴン州ポートランドやカナダ・バンクーバーなど、NWAの主要地区を転戦し、ドン・オーエン、ジン・キニスキーといったプロモーターたちと対戦しました。

✅ 鶴田はこの遠征で、NWAのトップレスラーたちと対戦し、その実力を認められました。特に、カナダ・バンクーバーのBCTVスタジオでの収録では、フランク・ジム・ブッチャーにダブルアーム・スープレックスを炸裂させ、6分で勝利しました。

さらに読む ⇒シンクロナス出典/画像元: https://www.synchronous.jp/articles/-/1159

アンドレ・ザ・ジャイアントは、その巨体ゆえの悩みもあったんですね…。

アンドレ・ザ・ジャイアントは、新日本プロレスや全日本プロレスで活躍した、身長223cmの伝説的なプロレスラーです。

晩年は、身長が伸び続けたことによる悩みから、深酒に溺れ、体重増加とコンディション不良に苦しんでいました。

1993年1月27日、父親の葬儀のために滞在していたパリのホテルで、46歳という若さで急性心不全のため亡くなりました。

深酒とトレーニング不足が原因と考えられています。

生涯最後の試合は、1992年12月の全日本プロレス『最強タッグリーグ戦』シリーズ最終戦の日本武道館でした。

アンドレ・ザ・ジャイアントは、1946年にフランスで生まれ、2.24メートルの身長と240キロの体重を持つプロレスラーでした。

彼は幼い頃からその巨体で注目を集め、バスケットボールやラグビーなどのスポーツにも情熱を燃やしていましたが、巨体ゆえに困難も経験しました。

1970年代初頭にアメリカに渡り、プロレスラーとして活動を始めます。

リングネームは「アンドレ・ザ・ジャイアント」で、その巨体と個性的なキャラクターでファンを魅了しました。

彼は「8番目の驚異」とも呼ばれ、プロレス界で多くの伝説的な瞬間を生み出しました。

特に、1980年代にホーガンとの対戦は、プロレス界において大きな注目を集め、商品展開や映像作品なども生み出しました。

しかし、巨体ゆえの日常生活の苦労や健康問題を抱えていたとも伝えられています。

1993年に惜しくも亡くなりましたが、その存在感はプロレスファンやスポーツ界隈に残っており、彼の物語は新しい世代にも語り継がれています。

え～、そんな悩みがあったんや！でも、かっこよかったよね！

巨人の晩年

はい、この試合が、ホーガン選手をスターダムに押し上げたんですね。

伝説の大巨人、アンドレ・ザ・ジャイアントの知られざるトリビア

公開日:2018/04/15

✅ アンドレ・ザ・ジャイアントとハルク・ホーガンのレッスルマニアIIIでの対戦は、アンドレの健康状態やホーガンの不安など、実現まで多くの困難があった。しかし、試合は大きな成功を収め、ホーガンがアンドレにボディスラムを叩き込んだ瞬間は伝説として語り継がれている。

✅ アンドレは酒豪として知られており、プロレス関係者たちは彼の酒量について様々な証言をしている。リック・フレアーはアンドレが1晩で106杯のビールを飲んだと語り、ローラーは少なくとも24杯だと述べ、オーカーランドはワインひと箱だと証言している。

✅ アンドレは巨人ゆえに日常生活で多くの困難を抱えており、飛行機のトイレが使えなかったり、街角で目立ち群衆に追いかけられたりするなど、辛い経験を数多くしてきた。アンドレの生涯はつらいものであり、彼はその残酷さに敏感にもなっていた。しかし、彼は世界8番目の不思議と呼ばれるほどの存在であり、彼の生き様は多くの人々に感動を与えてきた。

さらに読む ⇒ローリングストーンジャパン）出典/画像元: https://rollingstonejapan.com/articles/detail/28237/3/1/1

アンドレ・ザ・ジャイアントの、その存在感は、プロレス界の宝ですね。

アンドレ・ザ・ジャイアントは、身長224cmの巨体で知られる伝説的なプロレスラーです。

フランス生まれで、子供の頃からスポーツ万能でしたが、15歳頃から身長が急激に伸び始め、先端巨大症と診断されました。

家具屋で働いていたところスカウトされ、プロレスラーとしての道を歩み始めます。

フランスで活躍した後、1970年に初来日、1973年にアメリカに移籍し、現在の名前でヒールとして人気を博しました。

得意技はジャイアント・プレス、ヒップ・ドロップ、エルボー・ドロップ、ジャイアント・ボンバー、ツームストーン・パイルドライバーなど。

晩年には膝や腰の痛みに悩まされながらも、1993年に日本での試合を最後に引退し、同年1月27日に心臓発作で亡くなりました。

彼の巨体と力強さは伝説として語り継がれ、長州力など多くのプロレスラーが彼とのエピソードを語っています。

アンドレ・ザ・ジャイアントは、プロレス界に大きな足跡を残した、まさに巨人と呼ぶにふさわしい存在でした。

アンドレ・ザ・ジャイアントは、ハルク・ホーガンとのレッスルマニア3での試合で、フォール負けを喫しました。

この試合は、ホーガンを世界的なスターに押し上げ、WWEを世界最大のプロレス団体へと成長させるきっかけとなりました。

ホーガンはアンドレを「地球上で快適に過ごせる場所のない男」と評し、アンドレの苦悩を理解していたのは、ジャイアント馬場だけだったと述べています。

馬場は90年4月13日の『日米レスリングサミット』でアンドレとタッグを組み、その後、アンドレを全日本の契約選手として引き取りました。

馬場の全日本は、アンドレにとって最後の安住の地となりました。

アンドレは93年1月27日、フランスで心臓発作により死去。

享年46歳でした。

アンドレの存在は、プロレスを「闘いのワンダーランド」と表現する古舘伊知郎が言うように、プロレスが夢の世界であった時代を象徴しています。

いやー、アンドレって、まじレベチやったんやろーなー！

ジャイアント馬場とアンドレ・ザ・ジャイアント、偉大なレスラーたちの、栄光と苦悩に満ちた物語でしたね。