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広島カープファン大暴走! 事件・事故から学ぶ熱狂と責任 (プロ野球、ファン問題)カープファンの暴走事件史:1975年の中日戦からクモ男事件まで

1975年、広島カープ初優勝の陰で起きた、熱狂が暴走した広島ファンによる中日選手への暴力事件。試合中の騒動、バス襲撃、グランド乱入…プロスポーツ界に衝撃を与えた。一方で、選手達は互いを守り合った。さらに、90年には巨人戦で「クモ男」事件も発生。ファンと選手の絆、マナーの重要性を再認識させる。熱い応援は素晴らしいが、節度ある行動を。

広島カープファン大暴走! 事件・事故から学ぶ熱狂と責任 (プロ野球、ファン問題)カープファンの暴走事件史:1975年の中日戦からクモ男事件まで

📘 この記事で分かる事!

💡 広島カープファンの暴走事件は、1975年の中日戦での暴力事件を発端に、様々な形で発生しました。

💡 1990年には、旧広島市民球場で『クモ男』事件が発生し、試合が一時中断となる騒ぎとなりました。

💡 ファンによる過剰な応援や行為は、選手や他ファンに迷惑をかけるだけでなく、重大な事故につながる可能性もあります。

それでは、広島カープファンによる過去の事件について、詳しく見ていきましょう。

まずは、1975年に起きた中日戦での騒動から振り返ります。

広島ファンの暴走:1975年の中日戦

カープ初優勝の裏に起きた事件とは?

中日選手への暴力事件

カープファンによる事件は、熱狂的な応援が裏目に出た結果とも言えます。

事件の詳細を見ていきましょう。

思い出のスタジアム広島市民球場…2千人暴徒乱入事件野球デイリースポーツ
思い出のスタジアム広島市民球場…2千人暴徒乱入事件野球デイリースポーツ

✅ 広島市民球場は、1957年に広島カープの本拠地として開場し、2009年に閉場しました。

✅ 市民球場は、地元住民の強い要望によって建設され、カープの弱小時代から熱心なファンに支えられていました。

✅ しかし、熱狂的なファンによる暴走行為も度々発生し、1975年の広島対中日戦では、中日選手がファンに襲撃される事件が起こりました。

さらに読む ⇒デイリースポーツ出典/画像元: https://www.daily.co.jp/baseball/2016/07/12/0009276919.shtml

初優勝の興奮の中で起きた事件は、非常に残念でした。

一部のファンの行動が、チームの栄光に影を落としたのです。

選手を守るために奮闘した人々の存在も、この事件の教訓を際立たせます。

1975年、広島東洋カープは悲願の初優勝を達成しました。

しかし、その影で、広島ファンによる中日ドラゴンズ選手への暴力事件が発生しました。

広島市民球場での試合中に審判への抗議や中日選手バスへの襲撃、球場正面への投石、そして試合終了後のグランド乱入による選手への暴行などが発生しました

この事件は、両チームの試合の荒れ模様、広島ファンの過剰な熱狂、そして一部のファンのモラルの欠如などが原因と考えられます。

中日は主力選手の負傷欠場を余儀なくされ、優勝争いから脱落しました。

一方で、広島選手は中日選手を守るために奮闘し、外国人選手は暴徒を阻止する活躍を見せました。

この事件は、プロスポーツにおけるファンと選手の相互理解、そしてマナーの重要性を改めて示すものです。

えー、ちょーびっくり!カープが優勝した年に、そんなことになってたとか…信じらんない!ファンって怖いねー!

1990年5月12日:クモ男事件

カープ対巨人戦で起きた「クモ男」事件、その動機は?

巨人の行動への不満

1990年には、クモ男が現れるという衝撃的な事件が発生しました。

この事件の詳細を見ていきましょう。

カープの歴史】市民球場で行われたジャイアンツ戦に突如現れたクモ男/バックネットによじ登りながら発煙筒を投げる
カープの歴史】市民球場で行われたジャイアンツ戦に突如現れたクモ男/バックネットによじ登りながら発煙筒を投げる

✅ 1989年は、昭和から平成へと改元された年であり、ベルリンの壁崩壊や消費税3%導入など、世界的に大きな変化の年でした。広島では、広島市制施行100周年を記念して「海と島の博覧会」が開催され、企業の最先端技術が世界に紹介され、約330万人が訪れました。

✅ 1990年、旧広島市民球場で行われたカープ対ジャイアンツ戦では、突如クモ男が現れ、バックネットによじ登りながら発煙筒を投げるなど、球場は騒然となりました。

✅ 1992年、北別府学さんが通算200勝を達成し、カープ史上初の快挙となりました。

さらに読む ⇒安芸の者がゆく@カープ情報ブログ出典/画像元: https://akinomono.jp/blog-entry-12401.html?sp

クモ男の行動には驚きましたね。

巨人への個人的な感情が、このような形で表出されたのは、当時はもちろん、今見ても異様です。

1990年5月12日、広島東洋カープ対巨人戦で、試合中に「クモ男」と名乗る男がバックネットに登り、巨人に対する抗議の垂れ幕を掲げた事件が発生しました。

男は発煙筒を投げつけるなど、悪質な行為を行い、約9分間の試合中断を招きました

動機は、巨人を以前は好きだったが、最近の行動が許せないというものでした。

いやー、クモ男とかマジウケる!なんかちょっと面白いし。でも、試合中断は迷惑だったろうねー。俺、別にカープファンでもないけど。

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カープファンの熱狂が暴走? 応援は愛情表現だけど、度が過ぎると事件に。ファンと選手の理解、マナーが大切!