オーバンドの秘密!歴史とこだわりを徹底解説!(輪ゴム、共和、探検ファクトリー 編)100年以上愛される輪ゴム「オーバンド」の魅力に迫る!
100年以上愛され続ける輪ゴム「オーバンド」の秘密に迫る! 元々は自転車のチューブから生まれた輪ゴムは、創業者の熱意と技術で進化を遂げ、今や生活に欠かせない存在に。 熟練の職人技とこだわりの品質、そして愛され続けるデザイン。 意外な歴史と、日常を支える輪ゴムの魅力を、NHK番組『探検ファクトリー』を通して紐解きます。
💡 オーバンドは、1917年創業の共和株式会社が開発した輪ゴム。金融機関で札束をまとめることから生まれ、現在も暮らしを支える。
💡 輪ゴムの歴史は古く、自転車のチューブを再利用したことから始まり、時代と共に進化を遂げ、様々な用途で活躍している。
💡 NHKの『探検ファクトリー』で紹介された共和泉佐野工場では、高品質な輪ゴムを作るためのこだわりが詰まっている。
さて、今回は100年以上もの間、私たちの生活を支え続けている輪ゴム「オーバンド」について、詳しく見ていきましょう。
オーバンド誕生秘話
オーバンド誕生のきっかけは?
札束まとめ用ゴムの改良
輪ゴム誕生秘話から、その後の改良と愛されるデザインについて解説しました。
1917年からの歴史を感じますね。
公開日:2022/05/17

✅ 「オーバンド」は、創業者の西島廣蔵が金融機関の札束をまとめるために考案した輪ゴムが起源で、当初は黒くて硬いものでした。
✅ 廣蔵は、お客様からの要望を受け、透明感のある輪ゴムの開発に着手。長年の研究開発の結果、1917年に低コストで伸びが良く透明性の高いアメ色の輪ゴムの開発に成功しました。
✅ 1951年には「オーバンド」と改名され、今竹七郎氏によるパッケージデザインを採用。以来、デザインと品質を維持しながら、100年以上愛され続けています。
さらに読む ⇒オーバンド゛気づけば年、いつでもそばに。出典/画像元: https://oband.jp/develop/創業者の西島廣蔵氏の「キレイな輪ゴムを作りたい」という思いが、現在のオーバンドに繋がっているんですね。
技術革新と細やかな配慮が素晴らしいです。
1917年、株式会社共和の創業者である西島廣蔵氏は、金融機関で札束をまとめるために、自転車タイヤのチューブを輪切りにした輪ゴムを使用していました。
しかし、当時の輪ゴムは黒くて硬く、使い勝手が良くなかったため、廣蔵氏は「キレイな輪ゴムを作りたい」という思いから研究・開発に着手しました。
数年の歳月をかけ、低コストで伸縮性と透明性が高い輪ゴムの開発に成功した廣蔵氏は、1917年(大正6年)に「ゴムバンド」として発売しました。
ゴムバンドは、その使い勝手の良さから瞬く間にヒット商品となり、工場や商店、家庭など、あらゆる場所で欠かせない存在となりました。
1951年には、改めて「オーバンド」と名付けられ、パッケージも一新されました。
パッケージデザインは、日本のモダンデザインの父と呼ばれる今竹七郎氏によるもので、黄色と茶色のシンプルながらも印象的なデザインは、今日まで変わることなく愛され続けています。
オーバンドは、誕生から100年以上、品質とデザインを守り続け、私たちの日々の生活に欠かせない存在となっています。
え~、オーバンドって、そんな凄い人が作ってたん!?全然知らんかったわ!アメちゃんの色とか、なんかエモいやん?
輪ゴムの歴史と人類との関わり
輪ゴムの起源、知ってる?
自転車のチューブから生まれたよ
輪ゴムの歴史と人類との関わりについて、様々な角度から見ていきましょう。
輪ゴムって奥深いですね。
公開日:2017/10/25

✅ 大阪の共和は、日本で初めて輪ゴムの生産を始めた会社であり、1917年に自転車のチューブを輪切りにして作ったのが原型とされている。
✅ 共和が輪ゴムの生産を始めた背景には、第1次世界大戦で欧州各国の生産が止まったことと、日本の銀行関係者からのお札を束ねるための依頼があったことが挙げられる。
✅ 現在も「オーバンド」という商品名で親しまれている輪ゴムは、国内で1日に1億本も使われており、生活に密着した存在となっている。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASKBK4S3TKBKPTFC00S.html輪ゴムの歴史は、意外と古く、人類との関わりも深いんですね。
地味だけど、なくてはならない存在って感じ。
輪ゴムは、自転車のチューブを薄く切って作ったのが始まりという意外な歴史を持つ。
国産輪ゴムの第一号は、1917年に共和の創業者・西島廣蔵氏が開発した。
1923年には、現在も国内シェアNo.1を誇る「オーバンド」が製造された。
ゴムの歴史は、3000年以上前にさかのぼり、メソアメリカ文明のオルメカ文明では、天然ゴム製のボールが使用されていたことがわかっている。
ヨーロッパでは、クリストファー・コロンブスが15世紀末にアメリカ大陸に上陸した際にゴムボールを発見し、ヨーロッパに持ち帰ったことでゴム製品が知られるようになった。
輪ゴムは、一見地味な日用品だが、その歴史は古く、人類とゴムの深い関わりを示している。
輪ゴムって、最初は自転車のチューブだったとか、マジかよ!すげーな!俺も輪ゴムくらいしか使ってないけど、なんかちょっと誇らしい気分やな!
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100年愛される輪ゴム「オーバンド」の秘密に迫る!NHK『探検ファクトリー』で紹介された共和の泉佐野工場。職人技とこだわりが生み出す、高品質な輪ゴムの魅力を紐解きます。