オセロは弱解決された？完全解析はいつ？（オセロ、弱解決、完全解析）オセロ、弱解決とは？引き分け確定の衝撃

それでは、オセロの完全解析と弱解決について、詳しく見ていきましょう。

まず、オセロというゲームについて、簡単にご説明します。

オセロの完全解析：挑戦と過去

まず、オセロの完全解析に関する歴史と、その困難さについて見ていきましょう。

４×４オセロ全手解析

✅ この記事は、チェッカーゲームの戦略とテクニックについて解説しています。

✅ 具体的には、チェッカーの基本ルール、ゲームの展開における戦略、そして高度なテクニックについて詳しく説明しています。

✅ また、チェッカーの心理的な側面、例えば、相手を出し抜くための心理戦や、自分の心理的なコントロール方法などについても触れられています。

さらに読む ⇒出典/画像元: http://www.net.c.dendai.ac.jp/~ksuzuki/

なるほど、オセロの完全解析には莫大な計算量が必要なのですね。

スパコンを使っても丸一日かかるなんて、驚きです。

6x6の盤面ですでに完全解析されているとは、興味深いですね。

オセロは、運の要素がないため、完全解析が可能と考えられています。

完全解析には、必勝読みと完全読みの2種類があり、必勝読みは先手・後手のどちらが必勝かを解析し、完全読みは完璧なプレイをした場合の手順を解析します。

オセロの完全解析は、ゲーム終了時の局面パターン数が膨大であるため、現実的な時間内で計算するのは困難です。

先行研究では、最低でも10の22乗のパターンがあるとされており、最新のスパコンでも丸1日かかる計算量となります。

しかし、6x6や4x8といったより小さな盤面サイズはすでに完全解析されており、6x6の完全解析は1993年に後手必勝だと報告されています。

完全解析を実現するためには、ビットボードと呼ばれる方法が用いられます。

これは、盤面の状態を64bit整数で管理し、石のある位置をビットで表す方法です。

えー、まじか！スパコンでも丸一日かかるって、オセロってそんなに難しいんや！でも、6x6とか4x8とかの解析は終わってるとか、なんかすごい！

オセロの弱解決：引き分けの証明

次に、オセロの゛弱解決゛の詳細と、それが意味することについて解説します。

オセロが解決される、双方が最善手を打った場合最終局面は引き分けになることが明らかに

✅ オセロが「弱解決」され、双方が最善手を打った場合、最終局面は引き分けになることが明らかになった。

✅ 論文では、アルファ・ベータ法を用いて計算対象となる局面数を減らし、プレイヤーの知識を活用することで、オセロの「弱解決」に成功した。

✅ 今回の論文は、オセロの全ての局面における最善手ではなく、初手から双方が最善手を打った場合の最終局面が引き分けになることを示した。

さらに読む ⇒（ギガジン）出典/画像元: https://gigazine.net/news/20231106-othello-is-solved/

オセロが弱解決されて引き分けになったというのは、すごいですね！最善手を尽くせば引き分けになるということは、ある意味、ゲームの終わりが見えたということでしょうか。

2023年10月30日、オセロが双方が最善手を打った場合に引き分けになることが論文で明らかになりました。

これは、オセロが弱解決されたことを意味します。

論文では、アルファ・ベータ法を用いて計算対象の局面数を減らし、コンピューターによる解析により結果を得ました。

オセロは、10の58乗通りの棋譜数と10の28乗通りの局面数を持つ複雑なゲームでしたが、今回の解析により、最善進行で引き分けになることが判明しました。

論文で使用されたコードはGitHubで公開されています。

論文には、最善進行の棋譜例も掲載されており、棋譜再生用のサイトやアプリで確認することができます。

まじかー！引き分けって確定しとるんやったら、もう最強プレイヤーとかいらんやん！でも、論文がGitHubで公開されとるとか、なんかすごいね！