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最近話題の書籍や出来事から読み解く人間模様、〇〇?書籍や出来事を通して見えてくる、多様な生き方。

ネット右翼に傾倒した父への怒り、寂聴のコロナ禍での教え、ジュディ・ガーランドの晩年を描く映画、そして服部正氏の作品リスト更新。多様な視点から、現代社会を生き抜くヒントを探ります。過去の経験から学び、変化を恐れず、他者を思いやる大切さを説く、心に響く珠玉のコンテンツ。

最近話題の書籍や出来事から読み解く人間模様、〇〇?書籍や出来事を通して見えてくる、多様な生き方。

📘 この記事で分かる事!

💡 ネット右翼化した父親との関係を描いた書籍では、分断に至るプロセスを検証し、多様な視点から父親の行動を理解しようと努める姿を描いています。

💡 作家の瀬戸内寂聴さんがコロナ禍で100歳を迎え、困難な状況を乗り越えるには周囲の助けと適応能力が必要だと語っています。

💡 映画『ジュディ 虹の彼方に』では、ジュディ・ガーランドの晩年を描き、歌声と再生に焦点を当てた作品となっています。

今回は、ネット右翼化した父親との関係を描いた書籍、激動の時代を生きる尼僧、ジュディ・ガーランドの晩年、服部正の音楽についてご紹介します。

父親の影 ネット右翼と向き合う

ネット右翼に傾倒した父。その真意とは?

興味本位の「積極的日和見主義」だった?

最初に、ネット右翼化した父親との分断を描いた書籍についてご紹介します。

この書籍は、著者と父親の関係性を掘り下げ、分断に至るまでのプロセスを詳細に描いています。

書評>『ネット右翼になった父』鈴木大介 著:東京新聞デジタル
書評>『ネット右翼になった父』鈴木大介 著:東京新聞デジタル

✅ 著者は、30代の周囲で親世代の右傾化を嘆く声を聞き、鈴木氏の記事がきっかけになったと指摘している。鈴木氏の記事は、ネット右翼化した父親との分断を描き、大きな反響を呼んだ。

✅ 著者は、鈴木氏の記事を読んだ際の疑問を抱きつつも、本書を読み、その疑問が解消されたと述べている。右派メディアにのめり込む理由は、信念よりもリベラルや権威への反発であると考察している。

✅ 本書は、話題となった記事の延長線上ではなく、父親の人生を検証し、分断に至ったプロセスを描いている。

さらに読む ⇒東京新聞 TOKYO Web出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/234581

著者は、右派メディアにのめり込む理由は信念よりもリベラルや権威への反発であると考察しています。

父親の人生を検証し、分断に至ったプロセスを描いている点が興味深いです。

ある執筆者は、亡き父親の晩年のネット右翼的なコンテンツへの傾倒に激しい怒りを覚えた。

当初は保守系コンテンツや「右傾化する日本」を敵視したが、母親との会話や過去の記憶を辿るうちに、父親の異なる側面を発見した。

父親の行動を「積極的日和見主義」と表現し、固定観念にとらわれず、興味本位でネット右翼的なコンテンツを視聴していた可能性があると推測

自身も同様に陰謀論チェックが好きだったことから、父親も同じような感覚を持っていたのではないかと推測し、父親の真意を直接確認できなかったことに後悔を抱きつつ、多様な視点から父親の行動を理解しようと努めている。

えー、なんか難しそうやけど、ま、パパとの関係とかって、結構あるあるやん?でも、パパの事、ちゃんと理解しようとしてる所は、ちょっとエエやん!

激動の時代を生きる:瀬戸内寂聴という尼僧

寂聴さんがコロナ禍で説いた、私たちが持つべき心は?

思いやりと、戸締まり、そして適応力。

次に、作家の瀬戸内寂聴さんに関する記事です。

コロナ禍で100歳を迎えられた寂聴さんの言葉は、現代を生きる私たちに、様々な示唆を与えてくれます。

寂聴さん数え百歳 コロナ禍の孤独「永遠には続かない」:朝日新聞

公開日:2020/12/31

寂聴さん数え百歳 コロナ禍の孤独「永遠には続かない」:朝日新聞

✅ 作家の瀬戸内寂聴さんが数え年100歳を迎え、コロナ禍で京都の寂庵で過ごしている。

✅ 戦争のような経験は二度とないと思っていたが、まさかのコロナ禍で100歳を迎えることになったと語っている。

✅ 感染拡大防止のため、寂庵での法話や写経などの行事は中止され、孤独を感じながらも、孤独も苦しみも永遠には続かないと話している。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASNDV0CG1NDKPTFC00W.html

瀬戸内寂聴さんが、コロナ禍で100歳を迎え、困難な状況を乗り越えるには周囲の助けと適応能力が必要だと語っている点が印象的です。

過去の経験から得られた言葉に重みを感じます。

小説家であり尼僧である瀬戸内寂聴は、98歳でコロナ禍を経験し、現代人に「思いやり」の大切さを説いている

終戦直後の不安な状況や、着物を売って生活費を工面した経験を語り、何が起こるかわからない中で、戸締まりをしっかりすることの大切さを説く。

21歳で結婚し、言葉もわからない土地で出産した自身の経験から、困難な状況を乗り越えるには周囲の助けと適応能力が必要だと語る。

また、北京での夫の給料の遅延や空襲で母を亡くした経験を語るなど、過去の壮絶な経験から、現在も不安な時代を生き抜く為の心構えを伝えている。

なるほどねー。寂聴さんって、なんかスゲー人やん。俺も、将来は周りの人に助けてもらえるような人間になりたいっすね!

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