GIMP 3.0徹底解説！プラグインと背景削除方法、スクリプト互換性はどうなってるの？GIMP3.0のプラグイン活用術と背景削除テクニック

さて、今回はGIMP 3.0の様々な機能について深掘りしていきます。

スクリプト互換性から、便利なプラグイン、背景削除の方法まで、盛りだくさんの内容でお届けします。

GIMP 3.0への移行とスクリプト互換性

GIMP 3.0への移行に伴う、スクリプト互換性の問題と解決策について見ていきましょう。

特に、Python-Fuスクリプトの対応状況に注目します。

PhotoshopのアクションみたいなGIMP Python

公開日:2023/12/06

✅ GIMPでPhotoshopのアクションのような作業自動化を実現するため、Python-Fuスクリプトを作成し、画像の「リサイズ＆保存して閉じる」処理を自動化した。

✅ スクリプトは、指定した保存先に画像をリサイズし、ファイル名の先頭にアンダースコアを付加して保存し、最後に開いている画像を閉じるように実装されている。

✅ スクリプトは、GIMPのメニューに表示されるように登録され、手動で開いた1枚の画像に対して適用できるように設計されている。

さらに読む ⇒Fuスクリプト（開いている画像をリサイズして保存、閉じるアクション・作業自動化）出典/画像元: https://www.wholenotism.com/blog/2023/12/python-fu-image-resize.html

スクリプトを修正することで、GIMP 3.0でもPhotoshopのような作業自動化を実現できるのは素晴らしいですね。

既存のスクリプトがそのまま使えない場合でも、対応できる可能性があるのは心強いです。

GIMP 3.0に関する情報と、それに対応するプラグインについて解説します。

まず、GIMP 3.0は無料の画像編集ソフトであり、Photoshopの代替として利用できます。

バージョンアップに際し、既存のフィルターやプラグインの互換性について検証されました。

自作スクリプトは問題なく動作し、Python-Fuスクリプトは修正することで対応可能であることが確認されました。

具体的には、選択範囲を別レイヤーに切り出すスクリプトをGIMP 3.0用に修正し、動作を確認しています。

えー、スクリプトってなんやねん？難しそう！でも、GIMPがPhotoshopみたいに便利になるんやったら、ちょっと興味あるかもー！

GIMP 3.0におけるスマート消去機能とプラグイン導入

GIMP 3.0で利用できるResynthesizerプラグインについて解説します。

スマート消去機能の利用方法や、Windows環境での導入方法など、詳しく見ていきましょう。

スマート消去」を実行する GIMP Resynthesizer Plugin のダウンロード方法

公開日:2020/08/12

✅ GIMPのResynthesizerプラグインは、GIMP 3.0で利用する場合、Linuxのflatpakインストールのみが公式にサポートされており、Windows版は有志によるアルファ版バイナリが利用可能ですが、自力ビルドも必要になる場合があります。

✅ Resynthesizerのダウンロード先はGitHubであり、Windows版はそこからダウンロード可能ですが、日本語化されたファイルはバージョンが古いため、公式版をダウンロードし、別途日本語化を行う方が良い。

✅ プラグインのインストール場所はGIMPのバージョンや環境によって異なり、消去したい範囲を選択し、『Heal Selection』を実行することで、テクスチャ情報のサンプリング方法を指定してスマート消去を行うことができます。

さらに読む ⇒省型旧形国電の残影を求めて出典/画像元: https://yasuo-ssi.hatenablog.com/entry/2020/08/12/095411

Resynthesizerプラグインは、GIMPの機能を大きく拡張する重要なツールですね。

Windows版の導入方法が少し複雑ですが、G゛MIC-Qtのように他のプラグインも使えるのは嬉しいです。

GIMP 3.0で利用できる、重要なプラグインの1つであるスマート消去機能について解説します。

これは、画像の背景を削除する際に役立つ機能です。

スマート消去は、GIMPのプラグインフォルダにResynthesizerプラグインを導入することで利用できます。

Windows版GIMP 3.0では、有志によってビルドされたResynthesizerのWindows版バイナリを利用できます。

また、G’MIC-QtもGIMP 3.0で利用可能で、多くのフィルターが動作し、スマート消去も2.10系と同様に動作し、実用レベルであることが確認されています。

プラグインの導入方法は、plug-insとscriptsフォルダにそれぞれファイルを展開し、GIMPを再起動することです。

スマート消去を使用するには、消去したい範囲を選択し、フィルター→強調→HealSelectionを実行します。

表示されるダイアログでサンプリング方法を指定し、OKをクリックするとスマート消去が実行されます。

お、スマート消去とか、ちょっと面白そうやん！背景とか簡単に消せたら、写真加工も捗るやろなー！