暴走族カルチャーとは?旧車會、族車の歴史と現在(?)旧車會、族車の変遷と現代のカルチャー
1950年代から現代まで、日本の暴走族文化を徹底解説!カミナリ族から始まり、映画『イージーライダー』の影響、そして『東京卍リベンジャーズ』での再燃まで。族車の特徴である派手なカスタムや、人気車種の価格情報も網羅。極悪の台頭など、暴走族史に残る事件や、不良少年史における取材の裏側にも迫る、刺激的な一冊。
💡 1960年代後半のモータリゼーションと報道機関のバイク便が、暴走族のスタイルに影響を与え、すり抜けに適した装備が模倣された。
💡 1970年代には、映画『イージーライダー』の影響を受け、チョッパーカスタムが暴走族のスタイルに大きな影響を与えた。
💡 近年では漫画『東京卍リベンジャーズ』の影響で、旧車が再注目され、中古市場で高額取引されている。
本日は暴走族文化について、黎明期から現代までの変遷を紐解いていきます。
各時代における社会背景や、人々の価値観の変化、そしてそれに伴うバイクやカルチャーの変化について解説していきます。
カミナリ族から暴走族へ:黎明期の抗争と文化形成
暴走族文化の始まりは?どんなバイクが影響?
カミナリ族と『イージーライダー』のチョッパー!
1950年代半ばに登場した「カミナリ族」から始まり、1960年代後半のモータリゼーションの中で暴走族という呼称が生まれました。
1970年の映画『イージーライダー』が、その後の暴走族のスタイルに大きな影響を与えたのです。
公開日:2021/10/24

✅ 1969年の映画『EASYRIDER』公開後、チョッパースタイルは過激な装飾性を増し、1970年代にその頂点を迎えた。
✅ 1970年代のチョッパーは、ナロースプリンガー、二眼スクエアヘッドライト、フレーム一体型タンクなど、機能性よりも装飾性を重視したスタイルが特徴。
✅ 1970年代のチョッパーは、映画『イージーライダー』の影響を受け、コフィンタンクやスクエアデザイン、カスタムペイントなど、時代を超えて愛されるデザインを生み出した。
さらに読む ⇒Dig-it ディグ・イット出典/画像元: https://dig-it.media/lightning/article/509064/1970年代のチョッパースタイルは、機能性よりも装飾性を重視したスタイルへと変化していきました。
映画の影響は大きく、コフィンタンクやスクエアデザインは、時代を超えて愛されるデザインとなりましたね。
1950年代半ば、騒音と危険行為で知られる「カミナリ族」が登場し、日本の暴走族文化が始まりました。
彼らは速度と爆音を追求し、ルーレット族に近い存在でした。
1960年代後半のモータリゼーションと、報道機関のバイク便(プレスライダー)の活躍が、彼らのスタイルに影響を与え、すり抜けに適した装備や風防が若者たちに模倣されました。
その後、1969年の事件を機に「暴走族」という呼称が定着し、1970年に公開された映画『イージーライダー』に登場するチョッパーカスタムのバイクは、その後の暴走族のスタイルに大きな影響を与え、反社会的な表現としてのスタイルが確立しました。
えー、めっちゃ興味ある!『イージーライダー』って、なんか不良っぽいバイクがいっぱい出てくるやつやんな?そういうの、めっちゃカッコええやん!
族車というカルチャー:外観カスタムとパーツ
族車の特徴は?どんなバイクが人気?
派手な外観カスタムが特徴。ネイキッドが人気。
暴走族が使用するバイクは「族車」と呼ばれ、外観を派手にカスタムするのが特徴です。
ロケットカウルや三段シート、改造マフラーなどが装着され、そのスタイルは時代と共に変化してきました。

✅ 鬼ハンとは、アップハンドルの一種で、ハンドルを内側に絞ったバイクのハンドルを指し、主に暴走族や旧車會といった層に好んで使用された。
✅ 鬼ハンは、ハンドル幅が狭くなるため、転倒時の曲がりを軽減したり、すり抜けを容易にするメリットがある一方、極端な形状のものは操作性を損なう可能性がある。
✅ 鬼ハンは、旧車やカウルのないネイキッドタイプのバイクとの相性が良く、ハーレーなどアメリカンバイクでもカスタム例が見られる。
さらに読む ⇒バイクマン【Bikeman】ショッピング出典/画像元: https://bikeman.jp/blogs/bikeparts/motobike34?srsltid=AfmBOoo3Np56CAvBaRyeP-fYSITaT3UaRmr4QF6aAEflaOeikqFAzetd鬼ハンは、暴走族のバイクの特徴的なカスタムの一つですね。
機能性も兼ね備えつつ、見た目のインパクトも追求しているのが面白いです。
旧車との相性が良い点も、その魅力を引き立てています。
暴走族や旧車會が使用するバイクは「族車」と呼ばれ、外観を派手にカスタムするのが特徴です。
ロケットカウル、三段シート、改造マフラーなどを装着し、特にネイキッドバイクが人気です。
外観のインパクトを重視した改造が施され、「鬼ハン」や風防も族車の特徴を際立たせる重要な要素となっています。
よっしゃ!鬼ハンとか三段シートって、なんか厨二心をくすぐられるよな!俺もいつか、族車みたいなカッコイイバイク乗りてー!
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『東京卍リベンジャーズ』で再燃!旧車CB250T、GS400Eの現在。高騰する価格、族車の歴史、伝説の暴走族「極悪」に迫る!取材の裏側も公開。