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Lanndo『ロウワー』が問いかける感情とは?表現者としての葛藤と進化、そして作品への深い愛情とは?ぬゆり、Lanndo、米津玄師…音楽表現の進化と『ロウワー』という作品

ボカロP・ぬゆりからLanndoへ。表現の限界を破り、米津玄師との出会いを経て自ら歌う道を選んだ。葛藤を抱えながらも、仲間との協働で深化した音楽は、『ロウワー』を経て『ULTRAPANIC2』へ。中毒性、独特の世界観、そして「この感覚は僕だけ?」という問いかけ。時代を切り取る歌詞と、音楽の最高到達点を目指すぬゆりの挑戦。

Lanndo『ロウワー』が問いかける感情とは?表現者としての葛藤と進化、そして作品への深い愛情とは?ぬゆり、Lanndo、米津玄師…音楽表現の進化と『ロウワー』という作品

📘 この記事で分かる事!

💡 ボカロP『ぬゆり』からソロプロジェクト『Lanndo』名義への転換。

💡 米津玄師との出会いを通し、Lanndoとしての歌唱への挑戦。

💡 『ロウワー』の誕生と、ゲーム『プロジェクトセカイ』とのコラボ。

それでは、音楽家Lanndoことぬゆり氏の音楽活動における表現の進化と、代表作である『ロウワー』に込められた想いに迫っていきましょう。

ボカロPからLanndoへ:表現の進化と葛藤

ぬゆり氏がLanndo名義でソロ活動を始めた理由は?

自己表現の限界と新たな表現方法のため。

ぬゆり氏は、ボカロPとしての活動と並行して、Lanndo名義でのソロプロジェクトを開始。

表現方法の限界を感じ、新たな表現方法を模索した結果、自己表現の幅を広げました。

対談】ボカロP・ぬゆりがLanndo名義の1stアルバム『ULTRAPANIC』リリース!親交のある須田景凪とのスペシャル対談が実現! – リスアニ! – アニソン・アニメ音楽のポータルサイト
対談】ボカロP・ぬゆりがLanndo名義の1stアルバム『ULTRAPANIC』リリース!親交のある須田景凪とのスペシャル対談が実現! – リスアニ!  – アニソン・アニメ音楽のポータルサイト

✅ ぬゆり氏は、セルフカバーした「ロウワー」を、仲間が絶望しつつも周りの支えで立ち直るというテーマで制作し、須田氏は東雲絵名というキャラクターの挫折と葛藤に共感し、孤独感と頑張りたい気持ちを表現した「ノマド」を制作しました。

✅ プロセカへの楽曲提供は、キャラクターに焦点を当て、自身の感情を投影して制作することで、通常のタイアップ曲とは異なる深い共感と新たな気づきがあったと両氏は語っています。

✅ 須田氏はボカロ曲を誰が歌ってもかっこよくなることを重視し、須田景凪名義では自身の感情を表現、ぬゆり氏はボカロでも完成できる楽曲を基本とし、さらなる進化を求めて誰かに歌ってもらうというスタイルで、互いの活動が影響しあっていると感じています。

さらに読む ⇒リスアニ! – アニソン・アニメ音楽のポータルサイト出典/画像元: https://www.lisani.jp/0000218000/3/

ボカロPとしての活動を経て、Lanndoとして肉声での表現に挑戦する姿は、表現者としての葛藤と進化を感じさせますね。

互いの活動が影響しあっているというのも興味深いです。

2012年からボカロPとして活動を開始したぬゆり氏は、2019年からはLanndo名義でソロプロジェクトを始動させました。

この使い分けと並行した活動は、自己表現の限界を感じ、より多くの刺激と新たな表現方法を求めた結果です。

ボカロPとしての活動でメロディ制作に満足する一方で、表現方法の画一化に対する不安から、他者との共同作業による表現の可能性を模索しました。

Lanndoとしての活動は、肉声での表現に踏み込むという大きな変化をもたらし、自身の声に対する葛藤を抱えながらも、音楽活動を続けています。

えー、すごい!ボカロPとLanndoって使い分けてるんや!あたし、ボカロも好きやし、歌い手さんも好きやから、なんかめっちゃ興味あるわ!表現の幅広げるって、かっこええやん!

米津玄師との出会いと歌うことへの挑戦

Lanndoが歌う決意をしたきっかけは?

米津玄師氏との出会い。

Lanndoとしての活動は、米津玄師との出会いから大きな影響を受けました。

自ら歌うことへの挑戦は、彼の音楽観に新たな光を当て、表現者としての新たな扉を開きました。

生きていくことを肯定する音楽を」――米津玄師の変化、そして曲に託す希望
生きていくことを肯定する音楽を」――米津玄師の変化、そして曲に託す希望

✅ コロナ禍でツアーが中止になったのを機に、米津玄師は音楽制作に没頭し、発売前に100万枚を出荷するアルバムを制作した。

✅ 「不要不急」という言葉を耳にし、音楽家の存在意義について考え、音楽を通して「生きていくことを肯定する」という思いを込めた楽曲を制作した。

✅ 自粛警察に代表されるような、他者を排斥する潔癖な姿勢には共感せず、誰かを愛し、愛されながら生きていくことの大切さを楽曲で表現した。

さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/feature/1777/

米津玄師氏との出会いから自ら歌うことの重要性を感じ、挑戦を決意する姿は、音楽家としての強い意志を感じます。

自身の声に対する葛藤も、楽曲制作に影響を与えているんですね。

Lanndoとしての活動は、当初、自身が歌うことへの戸惑いもありました。

しかし、米津玄師氏との出会いから、自ら歌うことの重要性を強く感じ、挑戦を決意します

自分の声に対する葛藤は今も続いていますが、その苦悩はアルバム制作の過程にも影響を与え続けています。

いやー、米津さんとの出会いってすごいっすね!俺もいつか、あんなカリスマと出会って、自分の音楽性を爆発させたいっす!歌うことへの挑戦とか、ちょーエモいやん!俺も頑張ろ!

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ぬゆり渾身作『ロウワー』収録!仲間との協同制作で生まれた傑作。孤独と希望を描き、聴く者の心を揺さぶる、中毒性抜群の音楽体験を。