引きこもりを5年間続けた21歳の息子が突然リビングへ。そこで渡された「ある物」に泣き崩れる
引きこもり大国日本!
日本では現在引きこもりが70万人もいて、予備軍は155万人にも及んでいるということを知っていますか?
日本は世界でも稀に見ない、「引きこもり大国」なのです。
そもそも引きこもりって?
そもそも、引きこもりの定義ってしてますか?
家からでない大人?
厚生労働省の定義によると、
「長期間にわたり自宅や自室にこもり、社会的な活動に産科しない状態が続くこと」
だと言います。そんな、ある引きこもりの息子を持った家族の感動エピソードをご紹介します。
5年間引きこもった息子
これはある家庭のエピソードです。
16歳から5年間引きもこもりの状態がつづいているご家庭で、息子さんは21歳になりました。
引きこもりの原因は?
高校時代にいじめにあったことが原因で高校を中退し、引きこもりを始めたのだそうです。
当時は学校の先生や精神科医に相談したようですが、効果はありませんでした。
残念ながら、専門家でも解決できなかったんですね。
親御さんも5年間、なんとか引きこもりから脱出させようと頑張りますが、何をしてもうまくいきませんでした。
そんなある日、息子が突然リビングにやってきたのです。
突然の行動
久しぶりにリビングにやってきた自分の息子に、両親は驚いてしまい、どう声をかけていいのかわからなかったと言います。そんななか、息子さんは「これ」と言って、一枚の紙切れを両親に渡しました。
その紙切れに、引きこもりを続けながらも両親を気遣う、優しい息子さんの心の声が記されていました。
その文章がこちらです。
息子の手紙の内容とは?
「お父さん、お母さん、毎日食事を作ってくれてありがとう。
こんな息子に色々とありがとう。」
息子のこころの叫び
手紙にはそれ以外にも、
「こんな息子に」
というような、自分を卑下するような表現が多くありました。引きこもりを続けることを申し訳なく思う息子の気持ち、両親を気遣う気持ちを始めて知った母親は、感動のあまり泣いてしまったと言います。
息子も両親も辛かった
引きこもりから、家庭内暴力に発展することもあるなか、心優しい息子さんは勇気を出して手紙を書くことにしたんですね。
手紙の最後の一文がさらに両親を感動させることになりました。それがこちら
息子の思い
「少し時間がかかると思うけど、お父さん・お母さんと、少しづつ話せるようになりたいです。」
この手紙に心を打たれた両親は、息子の部屋に走り込み、息子さんを強く抱きしめました。
両親も辛かった5年間でしたが、同じくらい息子も苦しんでいたのです。
5年間の苦労が報われる思いだったそうです。
これからの家族
引きこもりから抜け出すことは容易ではありません。やる気が出なかったり、苦しかったり、怖かったりするでしょう。でもこの家族なら、時間をかけて少しずつ良い方向に行くような気がします
引きこもりとその家族
子供が引きこもりになった場合、家族は世間体を気にして、役所や親戚などに相談することは稀です。そのため、家族にとっても辛い時期になってしまいます。頑張りすぎて引きこもってしまったこどもに、「頑張れ」とは言えないというご両親も多くいます。
逃げても休んでもいい
逃げのスペシャリストと言われる井口晃さんの本『人生の9割は逃げていい』は本のなかで、とにかく環境を変え続けて人生を豊かにしていこうということをていしょうしています。
現状が辛かったら、苦手な仕事があったら「逃げていい」のだそう。
人生は長いですからね、休憩する期間があってもいいと思います。