保護"猫"ふみふみの優しい場所で"猫"と人を守る

保護猫ふみふみは、猫を保護・譲渡するだけでなく、猫にも人にも優しい「第三の居場所」を目指しています。

保護活動では常時80頭の猫たちを保護し、地域の方の飼育相談や一時預かりも行っています。

また、定期的に譲渡会を開催し、多くの里親様と出会う機会を提供しています。

猫たちのお世話をしてもらうことは、猫のトレーニングにもつながる大切な活動です。

保護されてきた猫たちは、人慣れをしている子から人が怖いと警戒心むき出しの子まで様々な事情を抱えています。

彼らは安心で安全な場所へ迎えられるまでの仮の住まいであり、新しい家族の元へ行くためには人と暮らせるようにならなくてはなりません。

そのためには、人への安心感と社交性を育む必要があり、猫と遊び、触れ合うことが重要です。

施設では、猫たちがトレーニングや治療を受けるためのエリアや、まだ譲渡可能週数に達していない子猫が暮らすエリアなどが設けられています。

猫たちはリビングやキッチンなど、人との暮らしに近い環境で過ごしています。

猫たちのお世話をすることで、彼らのトレーニングや社交性の向上に貢献することができます。

お手伝いに来るメンバーには、学校に行けず悩んでいるお子さんや、近くに住む年配の方もいます。

猫たちのお世話を通じて、自己肯定感を育み、自信を取り戻し、心を癒し、幅広い世代の人との交流が生まれる、いわば地域のコミュニティの一つとなっています。

猫だけのための施設でなく、関わる人たち全ての「第三の居場所」としての役割も備えていると言えます。

猫同士の感染防止のためには、ケージ内の猫には手を触れないで下さい。

また、猫おもちゃもケージ内の猫には使用しないで下さい。

この記事は、地域のコミュニティになっているシェルターの活動について述べています。

活動に興味を持った人々がスタッフとして協力することもあります。

また、TNR活動や多頭飼育現場からの救出についても触れられています。

TNR活動は地域の方々と協力して行われ、約700頭の猫たちに不妊去勢手術が施されています。

多頭飼育現場からの救出は困難な状況であり、救出後には多額の医療費がかかります。

猫の適正飼育と避妊去勢手術の徹底が重要です。

開設5年目の現在では、飼育放棄、多頭飼育者から引き取った猫たちのほか、子猫や高齢猫、病気やけがを負った猫など80頭近い猫が暮らし、昨年度1年間で222頭・今年度に入ってからは150頭の猫を保護、エサ代や獣医療費、譲渡会などにかかる費用は全て寄付や支援に支えられているそうです。

保護活動は多岐にわたり、近隣地域の他団体や医療とも様々な場面で連携を取りながら取り組まれているそう。

リンド君は地方のボランティアさんによって保護された子猫で、ホームセンターの駐車場で見つかりました。

彼は5ヶ月くらいの元気な甘えん坊で、おひざに飛び乗ることが得意です。

リンド君はマロンちゃんと仲良しの友だちであり、だっこや爪切りもOKです。

初心者でも育てやすい子猫であり、不妊手術後にお届けすることも可能です。

リンド君を迎えるご家庭は整理整頓されたお部屋で誤食のない環境や事故防止の注意を払えることが求められます。

また、リンド君のためのスペースが広く、20年間の大きな変化の予定がないことも条件です。

リンド君の健康状態は非常に良く、ウイルス検査やワクチン接種も済んでいます。

彼の引き渡し場所は譲渡先のご自宅であり、保護猫譲渡会にも参加予定です。