富士通とNTTデータの強み・事業・将来性を比較してみよう!
富士通とNTTデータの強み・事業・将来性を比較してみよう。
富士通の強み
富士通の強みは何ですか?
富士通の強みは、国内最大手の専業SIerとしての実績と信頼、大規模で良質な顧客基盤、急ピッチで進むグローバル展開などです。
富士通は、国内最大手の専業SIerとしての実績と信頼、大規模で良質な顧客基盤、急ピッチで進むグローバル展開などの強みを持っています。
また、富士通のHWを指定して使う顧客も一定数おり、HW事業で入り込んで、アプリケーション領域等の上位レイヤーでのビジネスを獲得することができます。
富士通は国内市場においてシェア1位を獲得しており、顧客基盤が安定しているため、事業の安定性も期待できます。
また、ITサービスとHWの両方の実績から、富士通を事業のパートナーとして認めている企業も多いため、顧客基盤を活かした新たなビジネスの拡大も期待できます。
詳しくみる ⇒参照元: 【SIer企業研究】富士通とNTTデータの強み・事業・将来性...NTTデータの大幅増収の理由
NTTデータが大幅増収を果たした理由は何ですか?
NTT Limitedをはじめとする複数の海外企業を傘下に収めたことによる新規連結効果が働いたためです。
NTTデータは、NTT Limitedをはじめとする複数の海外企業を傘下に収めたことによる新規連結効果が働いたため、大幅増収を果たしました。
一方、ITベンダー4社の中で最も低かった富士通の増収率はわずか3%台にとどまりました。
ITベンダー業界内では売り上げ・利益に“格差”が生じやすいことが指摘されています。
詳しくみる ⇒参照元: 富士通がITベンダー4社で「最下位」の増収率でも、営業利益は...富士通の将来的な課題
将来的に富士通が直面する可能性のある課題は何ですか?
富士通はデジタルサービスやアプリケーションレイヤーでのイノベーションにおいてプレゼンスが弱く、国内SIerや外資系ITサービスベンダーに引き離される可能性があります。また、グローバルマーケットでの競争力を持つためには、中期経営計画や海外ビジネスの現状に厳しい課題があります。
富士通は国内で最も王手のIT企業としての地位を築いていますが、デジタルサービスやアプリケーションレイヤーでのイノベーションにおいてはプレゼンスが弱く、国内SIerや外資系ITサービスベンダーに引き離される可能性があります。
また、グローバルマーケットでの競争力を持つためには、中期経営計画や海外ビジネスの現状に厳しい課題があります。
対して、NTTデータは創業から30年以上も増収を続けており、海外事業も順調に拡大しています。
富士通はこれらの課題に対して明確な強みを打ち出し、DXや上流のコンサルティング、デザインなどの領域でケイパビリティを拡張し、グローバルベンダーとしての地位を確立する必要があります。
詳しくみる ⇒参照元: 【SIer企業研究】富士通とNTTデータの強み・事業・将来性...NTTデータと富士通の増収率の違い
NTTデータと富士通の増収率の違いは何ですか?
NTTデータは50%超の大増収であり、富士通はわずか3%台の増収でした。
NTTデータと富士通は、直近四半期の業績を基に増収率を算出しました。
NTTデータは50%超の大増収を達成し、富士通はわずか3%台の増収にとどまりました。
詳しくみる ⇒参照元: 富士通がITベンダー4社で「最下位」の増収率でも、営業利益は...NTTデータの営業利益率は富士通より高いですか?
NTTデータの営業利益率は富士通より高いですか?
NTTデータの営業利益率は5.8%で、富士通の5.5%よりわずかに高いです。
特に官公庁や金融向けでは、富士通がNTTデータにHWを納入しNTTデータがプライムでミッションクリティカルなシステムを構築していたりするため、プライムベンダーとしての位置づけは純粋な事業規模のみで比較できない点は注意が必要です。
営業利益率に関しては、富士通の5.5%、NTTデータは5.8%となっており、NTTデータの方がわずかに高利益体質と言えます。
富士通に関しては、営業利益率がここ数年は安定していませんでしたが、不採算事業の処理も概ね完了し、2018年度から大きく回復しています。
詳しくみる ⇒参照元: 【SIer企業研究】富士通とNTTデータの強み・事業・将来性...