ガンホー・オンライン・エンターテイメントの株価が急落！その理由と今後の見通しは？

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、元社員の不正アクセス禁止法違反による有罪判決に対して、「対応する法がないということを歯がゆく感じている」とコメントした。

元社員はリアルマネートレードによって不正に荒稼ぎしていたが、現行法ではRMTそのものを規制した法律がないため、不正アクセス禁止法違反で立件された経緯がある。

ガンホーの経常利益が2年で60倍になり、株価が100倍になったことがわかります。

ガンホーの株価高騰はパズドラの人気と関連しており、パズドラの人気によって業績が伸びたことが株価上昇の要因となりました。

しかし、ガンホーの株価が暴落した原因は、ガンホーがパズドラ以外の人気ゲームを新しくリリースできていないことが大きく関わっています。

ゲーム株は元々乱高下する傾向があり、ガンホーの場合も急騰した速度が早く、業績と株価水準の乖離が大きかったため、通常のゲーム株の急落よりも大きな振れ幅で暴落しました。

ガンホーはソシャゲの黄金時代を作った「パズドラ」をリリースしたゲーム会社で、株価が1年で100倍になった経歴を持っています。

しかしパズドラ以降のヒット作が生まれず、株価も高騰した後に大暴落している状況です。

ガンホー株は乱高下することで有名で、株価が一気に16330円まで伸びた時期のガンホー経常利益は60倍近く跳ね上がっています。

ガンホーはパズドラの大ヒット以降、人気ゲームをリリース出来ないのが現状です。

ガンホーが提供しているゲームケリ姫やサモンズボードは一時期CMにもなっていたが、パズドラ以外にはパズドラ並の人気を持つゲームは存在しない。

ガンホーは株価がゲームに影響する銘柄であり、非常にギャンブル性の強い取引になる。

しかし、ガンホーは新作ゲームでパズドラ以外の爆発的なヒットを出せていないため、株価の上昇時期は予測できない。

ガンホーはパズドラリリースから約10年経っているが、未だにパズドラ並のゲームをリリースできていない。

海外展開も不調であり、株価2000円台のセーフティーラインも崩れる可能性がある。

ガンホーの株価上昇は、パズドラ以外の人気ゲームのリリース次第である。

収益性を見ると、ガンホーはROA・ROEが高く、割安株になっている。

しかし、売上高・経常利益の伸びはいまいちである。

ガンホーの株価高騰は、パズドラが大きな要因であり、パズドラ以外の新作ゲームの不調や海外展開の失敗が続くと業績悪化につながる可能性がある。

新型コロナウィルス感染拡大によってゲーム需要が高まっているため、ガンホーの株を購入する人はゲームリリースに合わせて購入を検討するべきである。