AV女優・紅音ほたる追悼番組に感動の声殺到!!彼女は生前何を伝えようとしていたのか・・・
AV女優・紅音ほたる
引用:http://gree.jp
2016年8月に急逝した元AV女優の紅音(あかね)ほたるさんを覚えていますか?
男性なら知っている人が多いかもしれませんが、女性は名前を聞いた事がある程度くらいかもしれませんね。
32歳という若さでこの世を去った彼女ですが、NHKの「クローズアップ現在」という番組で特集が組まれました。
あの真面目なイメージがあるNHKがAVを取り上げたとネットでは話題になっていました。
そしてその番組が多くの人を感動させたのです。
AV引退後は?
「アジアが泣いたAV女優の死 〜”歪んだ性”と闘う〜」と題された番組ではAV女優引退後の活動がフューチャーされました。
2004年にAV女優としてデビューした彼女は瞬く間にトップAV女優へと上り詰めましたが、2009年には引退。
彼女が亡くなった時、日本以外のアジアでも報道されたほど有名なのです。
彼女が引退を決意した裏には深い訳がありました。
間違った性知識はAVのせい?
引退後はDJ、ポールダンサーなど幅広く活躍されていたようです。
しかし彼女が一番力を入れていたのは、若者の性意識の改革!
AV女優だった時、ある女性に「あなたの演技が誤解を招き、若い人たちを傷つけている」と言われたのです。
この女性の発言により、紅音ほたるさんは「AVのせいで若者の間で間違った性知識が広まっている」とショックをうけたのです。
AV界引退
日本人の性知識の乏しさは決してAVだけのせいではなく、学校で性教育があまりなされていないことにも問題があると思います。
正しい性知識を広めたいと思った彼女は引退を決意。
AVの仕事をしながらだと説得力がないと思ったそうです。
よほどの強い信念だったのでしょう。
女性のために!
性的被害者となるのは圧倒的に女性の方が多いですよね。
そんな女性達の悩みに耳を傾けるために、社団法人を立ち上げたり、女性専用サイトを開設した紅音ほたるさん。
「彼氏が避妊しない」「HIVについて」など多くの女性の相談にのり、直接会いに行く事もあったようです。
本当に素晴らしい方ですね。
5000人!?
性の悩みはなかなか人に相談できるものではありません。
しかしそのような女性の救いとなり支えとなったのが紅音ほたるさんでした。
彼女に支えられていた女性はなんと5000人はいたそうです!
10月に行われた「追悼イベント」には多くの女性が訪れ、彼女へ感謝の言葉を述べていました。
コンドーム配布
引用:http://ameblo.jp
彼女の活動の一つには渋谷の街頭でコンドームを手渡しで配布するという地道な活動も。
引退後から亡くなるまでの間に15000人以上の若者に配布したそうです。
番組内では「インターネットから知識を得る若者」・「アダルトビデオから性知識を得る若者」の割合が紹介されていました。
その数字に驚きです!!
・インターネットから知識を得る若者
男子高校生:44.2%
男子大学生:66.7%
・アダルトビデオから性知識を得る若者
男子高校生:14.9%
男子大学生:40.7%
インターネットやアダルトビデオから性知識を得ることが全て悪い事だとは言い切れませんが、間違った知識だった場合修正するのが困難ですよね。
紅音ほたるさんはおそらくこのような人たちに呼びかけていたのではないでしょうか。
紅音ほたるも闘っていた
人のために活動してきた紅音ほたるさんですが、彼女自身もうつ病と闘っていたそうです。
poledanceもDJも自分からやりたいと思ったわけじゃないんだよなぁ。
だから自分からやりたいと思ったAVとは全然ちがうわけで、引退後の活躍に対して
「ほたるさんのように自由に」「憧れます」なんてコメントをもらうけど
実際は籠の鳥だよ— 紅音ほたる (@akanehotaru1025) July 13, 2016
亡くなる1ヶ月前に意味深ツイートをしています。
人の相談にのることはとても神経をつかいますよね。
おそらく私たちにはわからないプレッシャーや悩みが彼女自身にも沢山あったのではないでしょうか。
死因は??
自宅の床で倒れて亡くなっていたところを恋人が見つけました。
亡くなった当初、死因は自殺・事故・病死など憶測が飛び交いました。
警察の見解によると、喘息による急性発作で窒息死ということです。
感動の声殺到!!
番組を観ていた視聴者から続々と感動の声があがりました。
クローズアップ現代の紅音ほたる追悼特集 尊いなぁ
— genta kaneyama (@PENGUINANA_) December 8, 2016
引退した後の紅音ほたるがどのような活動したのかをクローズアップ現代で知る。感動しました。
— タカ (@hetaremononofu) December 8, 2016
紅音ほたる、カッチョイイよ
— 梨尾 (@hitode_nashio) December 8, 2016
いかがでしたか?
彼女のように人のためにまっすぐ進む姿は本当にかっこいいと思います。
彼女の「いつでも話を聞くよ」「えらいね、頑張ったね」という言葉はこれからも多くの女性の心の中に残ることでしょう。
私たちは彼女の姿勢から学ぶことは多いのではないでしょうか。
太く短く生きた彼女は誰よりも濃い人生を送っていると思いました。
そして誰よりも人の痛みをわかる優しい人なのでしょう。
サムネイル:出典元
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