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海のおばけオーリーとは!!?

海のおばけオーリーとは!!?


海のおばけオーリーとは。



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オーリーの旅の範囲

オーリーの旅の範囲 https://m.media-amazon.com オーリーはどこまで旅をしましたか?

オーリーはミシガン湖からファルマスの港まで旅をしました。

オーリーはミシガン湖からヒューロン湖、エリー湖を抜け、ウェランド運河を超え、オンタリオ湖。そしてセント・ローレンス川を下り泳いで、ボストンより南のファルマスの港まで旅をしました。 詳しくみる ⇒ 参照元: 『海のおばけオーリー』

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オーリーの旅路の道筋

オーリーの旅路の道筋 https://cdn-ak.f.st-hatena.com オーリーの旅路はどのような道を通っていったのか?

ミシガン湖からヒューロン湖、エリー湖を抜け、ウェランド運河を超え、オンタリオ湖。そしてセント・ローレンス川を下り泳いで、ボストンより南のファルマスの港まで。

オーリーはお母さんのいる海目指して帰っていきましたが、その旅路はミシガン湖からヒューロン湖、エリー湖を抜け、ウェランド運河を超え、オンタリオ湖。そしてセント・ローレンス川を下り泳いで、ボストンより南のファルマスの港までという壮大なものでした。オーリーはお母さんと再会し、のどかで暖かな暮らしに戻りました。この絵本は、波乱万丈のアザラシのお話を柔らかく面白く描いた優れた絵本であり、多角的に物事を見ることの大切さや本当の姿を自分の目で見ることの大切さを教えてくれます。ただし、絵も文字も小さく込み入っているため、教室などでの読み聞かせには向いていません。おうちでじっくりと味わってもらいたい1冊です。 詳しくみる ⇒ 参照元: 『海のおばけオーリー』

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絵本の内容は何を描いているのか?

絵本の内容は何を描いているのか? https://www.ehonnavi.net この絵本は何を描いているのか?

絵本は人間社会を批判しつつも、人間に対する愛がある。

ジャーナリズムがそれをさらに増長させ・・・。この絵本が、アメリカで出版されたのは1940年代ですが、こういったことは現代のこの社会にも、今まさに当てはまることです。水族館の見物人は皆、オーリーをあんなに喜んで見ていたのに、同じオーリーでも、怪物の出るという湖で目にすると、態度は真逆で、助けを求めて怒鳴ったり、ひっくり返ったり、追いかけ回したり。怖がっているくせに、お化けを見ようと、大勢の人たちが湖のある町に押し寄せ、町のお店がお祭りのように繁盛する、化け物景気!?が起こるさままで、皮肉に描かれています。アザラシのオーリーから見れば、何とも奇妙な、理解不能な、そして迷惑極まりない人間社会です。でも、この絵本はただ痛烈に、人間社会を批判することだけを、主眼にして描かれているのではありません。登場人物は、みな身勝手な「人間」ではありますが、お人よし。動物屋の主人は、まだ小さい赤ちゃんだったオーリーに、ミルクを飲ませ、大きく立派になるまで大切に育ててくれました。水族館の飼育係は、いつも優しくオーリーの世話をして、殺さなければならなくなった時も、必死にオーリの生きる道を探しました。館長さんだって、オーリーを殺すことを決めたのは、オーリーを苦しめたくなかったから。町の人々も、海のおばけをあんなに怖がっていたのに、かわいそうなオーリーだと知ると、みんな大笑い。本当はみんな、気のいい人たちばかりです。人間社会を批判しつつも、人間に対する愛がある。 詳しくみる ⇒ 参照元: 『海のおばけオーリー』



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絵本の内容

絵本の内容 https://pictbook.info この絵本は何を描いているのか?

絵本は人間社会を批判しつつも、人間に対する愛がある

ジャーナリズムがそれをさらに増長させ・・・。この絵本が、アメリカで出版されたのは1940年代ですが、こういったことは現代のこの社会にも、今まさに当てはまることです。水族館の見物人は皆、オーリーをあんなに喜んで見ていたのに、同じオーリーでも、怪物の出るという湖で目にすると、態度は真逆で、助けを求めて怒鳴ったり、ひっくり返ったり、追いかけ回したり。怖がっているくせに、お化けを見ようと、大勢の人たちが湖のある町に押し寄せ、町のお店がお祭りのように繁盛する、化け物景気!?が起こるさままで、皮肉に描かれています。アザラシのオーリーから見れば、何とも奇妙な、理解不能な、そして迷惑極まりない人間社会です。でも、この絵本はただ痛烈に、人間社会を批判することだけを、主眼にして描かれているのではありません。登場人物は、みな身勝手な「人間」ではありますが、お人よし。動物屋の主人は、まだ小さい赤ちゃんだったオーリーに、ミルクを飲ませ、大きく立派になるまで大切に育ててくれました。水族館の飼育係は、いつも優しくオーリーの世話をして、殺さなければならなくなった時も、必死にオーリの生きる道を探しました。館長さんだって、オーリーを殺すことを決めたのは、オーリーを苦しめたくなかったから。町の人々も、海のおばけをあんなに怖がっていたのに、かわいそうなオーリーだと知ると、みんな大笑い。本当はみんな、気のいい人たちばかりです。人間社会を批判しつつも、人間に対する愛がある。 詳しくみる ⇒ 参照元: 『海のおばけオーリー』

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町の人たちの反応

町の人たちの反応 https://douga.tv-asahi.co.jp おばけが実はオーリーだったことがわかると、町の人たちはどう反応したか?

町の人たちはホッとして笑った。

人々はみな、海のおばけを捕まえようと、躍起になりました。飼育係は心配でなりません。とうとう本当のことを、館長さんに打ち明け、館長さんが警察に知らせました。おばけが、かわいそうなオーリーだと知ると、町の人たちはみんなホッとして、笑いました。飼育係はオーリーを見つけると、お母さんのいる海へ帰るようにいいました。それからオーリーは、いくつもの湖や川を渡り、ようやく海へ。そして1匹の大アザラシ、大好きなお母さんに会えたのでした。読んでみて・・・最後は、ほっこりと優しい気持ちになれる、楽しい絵本です。白地に墨で描かれたモノクロの画面。各ページが、マンガのような5、6個のコマ割りで 構成されていますが、印象としてはマンガというより、どこか懐かしいモノクロ映画を観ているような、詩情と暖かみのある画面でお話は描かれます。お母さんアザラシの大きな体、生まれたばかりのあどけない小さなオーリーの姿からは、モノクロながら、生き物の暖かさや柔らかさが伝わってきます。 詳しくみる ⇒ 参照元: 『海のおばけオーリー』

オーリーの冒険はまだまだ続きます。次はどんな海のおばけに出会うのでしょうか。お楽しみに。