バイクのフロントフォークでオイル漏れ！対処法と修理方法を解説

フロントフォークのオイル漏れは修理が必要です。

バイクのフロントフォークからオイル漏れが見つかった場合、修理が必要です。オイル漏れがあると、衝撃の吸収が不完全になり、バイクの操作性が悪くなるだけでなく、制動距離が伸びたりブレーキが効かなくなる可能性もあります。フロントフォークのオイル漏れは、オーバーホールを前提とした分解作業が必要になります。修理には時間と費用がかかる場合もありますので、専門の整備士に相談してください。 詳しくみる ⇒ 参照元: フロントフォークからのオイル漏れ!分解O/Hで確実な修理を

オイルが漏れるとタイヤの滑りやすさやブレーキの効きが悪くなる可能性があります。

オイルが漏れると、タイヤやブレーキに悪影響を及ぼす可能性があります。タイヤに漏れたオイルが垂れると、遠心力でタイヤ外周に向かって行き、タイヤが滑りやすくなります。また、ブレーキディスクにオイルが掛かるとブレーキが効かなくなり、ブレーキパッドがオイルで沁み込む場合は交換が必要になります。特に倒立フォークの場合は、オイルの漏れ出す位置がブレーキに非常に近いため、ブレーキに付着する可能性が高くなります。さらに、オイルの漏れによってフロントフォークのサスペンション性能も低下し、安定性を失う可能性があります。オイル漏れは自然に直ることはなく、修理が必要です。修理にはオイルシールとオイルの交換が必要であり、部品代は比較的安価ですが、交換工賃が問題となります。 詳しくみる ⇒ 参照元: フロントフォークからのオイル漏れの応急処置！？

オイルシールの劣化とインナーチューブの錆びです。

倒立ではなく正立フォークで、オイルシールの劣化も特に目立たないのにオイル漏れが起こることも。オイル漏れを確認したら早急な対処が必要です。フロントフォークからのオイル漏れの2大原因はオイルシールの劣化とインナーチューブの錆びですが、いずれの場合もオーバーホールを前提としたフロントフォークの分解作業が必ず必要になります。修理にかかる費用はオイルシール（左右ダストシール込み）の部品代が1,500円前後～3,500円前後、インナーチューブ（一本）が10,000円前後～25,000円前後になります。フロントフォークのオーバーホールをバイク屋さんへ依頼した際の工賃は正立のフロントフォークが（一本）10,000円前後～、倒立のフロントフォークが（一本）14,000円前後～になります。 詳しくみる ⇒ 参照元: フロントフォークからのオイル漏れ!分解O/Hで確実な修理を

フロントフォークからオイルが漏れると、黒いオイルの線が出ている状態です。

フロントフォークからオイルが漏れると、黒いオイルの線が出ている状態です。この状態になると、自然治癒はせず、オイルが漏れ続けます。放っておくと、フォークオイルが漏れだし枯渇するだけでなく、漏れたフォークオイルが飛散する可能性もあります。特に倒立フォークの場合は注意が必要で、事故につながる可能性があります。したがって、フロントフォークからオイルが漏れている場合は、適切な対処をすることが重要です。 詳しくみる ⇒ 参照元: 【バイク】フロントフォークからオイルが漏れた！？対処(修理)...

フロントフォークからのオイル漏れには応急処置がありますが、修理が必要です。

バイクに乗っていると必ず出会うトラブルの一つが「フロントフォークからのオイル漏れ」です。フロントフォークはオイルが入っている伸縮する棒であり、オイルが漏れないように塞いでいるのはゴムです。ゴムの摺動面が傷ついたり経年劣化で硬化すると漏れやすくなります。オイル漏れに気付いた場合、応急処置として自宅まで戻るかバイクショップまで辿り付くための策をまとめています。ただし、これらは一時的な対処方法であり、修理が必要です。 詳しくみる ⇒ 参照元: フロントフォークからのオイル漏れの応急処置！？

漏れているオイルシール周辺にオイルを吸収できる物を巻き付けること。

正立フォークと倒立フォークではオイルの漏れる位置が違う。漏れたオイルがタイヤやブレーキに付着しやすい。オイル漏れは発見した時点でしっかり拭き取れば、走り出した途端に一瞬で元の黙阿弥になるほどの漏れる事は無いのが普通。ゆっくりと滲むように漏れるのですが、ゆっくりでも長時間漏れ続けるとオイル溜まりができるほど漏れるのがフォークシールの漏れ方の特徴。漏れ出すオイルをしばらくの間保持する事ができたなら、タイヤやブレーキにオイルを垂らす事無くしばらく走る事ができます。その最も簡単な方法が、漏れているオイルシール周辺にオイルを吸収できる物を巻き付けること。布（ウエス）を巻き付けるのが一番手っとリ早く、適当に切った布の切れ端を巻き付けておくだけで、漏れたオイルを吸ってくれるので一時的とはいえ垂れる心配が無くなります。しっかり巻き付けた後に結束バンドなどで固定して外れないようにしておけば、自宅からバイクショップまでの僅かな距離程度なら何とかなる場合が多いです。もちろん、オイルは漏れたままなので長距離は無理ですし、布の隙間から走行風で飛んだオイル飛沫がブレーキやタイヤに付着するかもしれないので無理は禁物、ゆっくりと慎重に移動しましょう。ツーリング先で漏れに気付いたのなら、着ているTシャツを脱いで巻き付ける事で何とかなるかもしれません。しかし巻き付けただけでは走行中に緩んで外れるかもしれませんし、外れた布をブレーキに巻き込めば転倒してしまうかもしれません。 詳しくみる ⇒ 参照元: フロントフォークからのオイル漏れの応急処置！？

ブレーキの効きが悪くなると停止までの距離が伸び、危険です。

ディスクブレーキのシステムは、ブレーキパッドやキャリパーピストン、マスターシリンダー、ディスクローターなどから構成されています。ブレーキパッドがディスクローターを挟み込むことでタイヤが止まりますが、オイル漏れによって摩擦が弱まり、ブレーキの効きが悪くなると停止までの距離が伸び、非常に危険です。 詳しくみる ⇒ 参照元: フロントフォークからのオイル漏れは危険?影響と修理方法を解説

フロントフォークのオーバーホール費用の目安は3.2万円~です。

この修理は、多くのバイクショップで受け付けていますし、DIY・自分でする人も中にはいます。もし、自分でする場合は、あらかじめサービスマニュアルと言われる整備本を、用意すると良いでしょう。フロントフォークのオーバーホールの費用は、通常のオーバーホール(2本)費用が3.2万円~で、インナーチューブの交換込み(2本)費用が6.4万円~、インナーチューブの再生込み(2本)費用が7.2万円~です。ただ、バイクの排気量や正立・倒立での違いなどにより、費用は変わってきますので、注意が必要です。 詳しくみる ⇒ 参照元: フロントフォークからのオイル漏れは危険?影響と修理方法を解説

オイルに混入した異物が原因です。

オイルに混入した異物が原因で、オイルシールやインナーチューブがキズつくこともあります。このフォークオイルの交換は、5,000~10,000キロに一度か、1年に一度が推奨されています。推奨の交換時期で、交換しましょう。洗浄や保管方法の改善また、洗車や保管方法を工夫することで、オイル漏れを未然に防ぐ効果があります。ダストシールに使われているゴムは紫外線に弱く、日が当たると、劣化が進んでしまいます。そのため、バイクカバーやガレージなどで日光を避けて保管すると、劣化の進行を遅くできる効果が、期待できます。また、高額になりがちなインナーチューブの交換や再生ですが、これはサビによる影響が大きくあります。サビは、水と空気があると、進行してしまいます。そのため、雨に濡れたら、メッキ部分を拭き取ったり、湿度が高まらないように、ガレージに保管したり、風通しの良いバイクカバーを被せておくと、良いでしょう。もし、フロントフォークがサビてきてしまったら、「サビ取り」を考えてみてはいかがでしょうか。フロントフォークのサビ取り方法を「こちら」の記事で、紹介しましたので、サビが気になる人は、ぜひ読んでみてください。まとめフロントフォークからオイル漏れが発生すると、ブレーキの効きが悪くなる可能性や、サスペンション性能への影響があり、危険です。もし、フロントフォークからのオイル漏れを見つけたら、馴染みのバイクショップに持ち込んで、「フロントフォークのオーバーホール」の修理について、相談すると良いでしょう。バイクメンテナンスに関するおすすめの記事「バイク・フェンダーのへこみを自分で修理する方法を解説」こちらの情報は、投稿日時点での情報です。 投稿内容の実施は、ご自身の判断・責任のもとで安全性や有用性を考慮してご利用ください。 詳しくみる ⇒ 参照元: フロントフォークからのオイル漏れは危険?影響と修理方法を解説