グリッドマン感想まとめ - SSSS.GRIDMANの魅力を徹底解説！

『グリッドマン ユニバース』が2023年3月24日に劇場公開され、これまでのシリーズ全てを思い出せるオールスター作品でした。

円谷プロの特撮作品として産声を上げたのは1993年。

怪獣とヒーローが戦う作品として、後の『ウルトラマンティガ』以降に繋がる重要な役割を果たしました。

コンピューターワールドに怪獣が現れると現実世界で事件が起こり、それをグリッドマンがコンピューターワールドで退治するという設定は斬新で、起こる事件は今から見ると摩訶不思議で荒唐無稽なものばかりですが、現在は現実でもサイバーテロで社会が混乱に陥ることも起こるようになり、未来を予見した「早すぎた名作」とも呼ばれます。

アカネは自分が利用されていると感じている。

アレクシスという存在が物語のラスボスであり、怪獣を作ってグリッドマンが倒すという展開に疑問を持っている。

また、作中でSSSSという謎の言葉が登場し、それについての疑問が残る。

創作の過程で捨てられたアイディアが作品の完成度を高めるためには必要だが、想像の過程では要素が増える一方で減ることはない。

作品はカオスの元たる「想像」を肯定しており、新合体のつるべ打ちは子供が想像しながら楽しく遊んでいるような光景にも見える。

また、作品の後半で語られる「人間は虚構を信じることができる唯一の生き物」は、作品のキャラクターが架空の存在であるにも関わらず、読者は彼らを実在の人間のように感じてしまうことを示している。

『DYNAZENON』や『GRIDMAN』の世界における怪獣やグリッドマンの実体化について考察すると、それらは夢と現実の関係性によって実体化することが示唆される。

怪獣やグリッドマンは、自由な存在であり、空想のままに存在することができる。

また、グリッドマン自体が人間的な感情を持った存在であり、人間との関係性はリアルなものである。

そのため、怪獣やグリッドマンは夢と現実の境界線上に存在し、現実との関わりの中で実体化する存在であると言える。