余命宣告を受けた先生の「最後の宿題」に世界中が涙した
「最後の宿題」
数年前、twitterで話題になった大阪のとある中学校教師が生徒達に向けて出した「最後の宿題」が今、「感動した!」と海外で話題になっています。
宿題は、中学校の卒業式に出されたものではなく、夏休み明けに出された提出期限なしの宿題。
実はこの先生、ある病気にかかり「余命宣告」を受けていたのです。
海外の人達の反応
この宿題を読んだ海外の人達の反応はこちら。
・「これは泣ける。こんな話があったのか・・・」
・「忍者め。玉葱を切ったな!」
・「先生の熱い思いが伝わってくる。心を打たれた。」
・「この話をアニメにするべきだ」
海外の人達の涙腺を見事に崩壊させた、先生の「最後の宿題」 一体どんなものだったのでしょうか?
最後の宿題
「幸せになりなさい」
君達が宿題を出す頃に
おそらく僕は天国にいるでしょう。
急いで報告に来るな。
ゆっくりでええから、
いつか面とむかって
「幸せになったで」
ときかせてください。
待ってるで。
これは、、、
「生徒の幸せ」を願う気持ちを宿題に託す・・・
いつか、幸せな人生だったと聞かせて欲しい。
生徒達に幸せになって欲しいという気持ちが痛いほど、伝わってきます。
生徒達が、この黒板の文字を消す時の気持ちを想像すると胸が痛みます。
普通、中学校の先生が言う事なんて「受験の事」や「反抗期の生徒をなだめる言葉」など世俗的な言葉くらいしか思いつきませんよね。
寿命宣告によって、人生において何が一番大切なのか悟った先生ならではの言葉。
余命宣告
余命宣告を受けた患者さんは、それを受け入れるまでにはかなりの時間を要すると言われています。
「なぜ自分だけが!」と怒り狂う人もいれば、「そんなわけはない」と受け入れない人も。
中には、恐怖で平常心を保てず精神病を併発してしまう人もちらほら。
この先生は、自分の寿命があと僅かしかないことをしっかりと受け入れている様子。
まだ夏休み明けなのに、季節外れの早すぎるお別れ。。。
生徒たちにはこれから、天国に行った時に「幸せな人生だった!」と胸を張って言えるような人生を送るという長い宿題が待っています。
この宿題を黒板に書き記す先生の後ろ姿を見ているの生徒達はどのような気持ちだったのでしょうか。
きっと、この生徒達全員が、この言葉を強く胸に抱き「幸せな」人生を生きているに違いありません。
いかがでしたか?
先生の「最後の宿題」
先生の受け持ったクラスの生徒達だけでなく、私達の心にも大きく響くものでしたね。
思いもしない形での先生とのお別れ・・・ とてもショックだし悲しい、寂しいけれど、先生との楽しい思い出は「最後の宿題」と共に生徒達の中で永遠と生き続けることでしょう。
私達も、先に逝ってしまった大切な人と天国で再開した時に「幸せだよ」って言えるような人生を歩んでいけるように生きていきたいものですね。