韓国の成人年齢は何歳から？飲酒可能年齢や文化について詳しく解説

韓国では数え年が一般的に使用されており、生まれた瞬間から1歳とされる独特な文化がありました。

しかし、2023年6月28日に韓国で数え年が廃止され、満年齢に統一されることとなりました。

これにより、韓国の年齢表記が大きく変わることになります。

また、数え年とは別に年度年齢という概念も存在し、これによって韓国の年齢表記が複雑化していたことが分かります。

現在の年度から生まれた年度を引くことで算出される年度年齢は、公式的には満年齢を使わない数え方です。

この数え方は青少年保護法にも影響を与え、酒類やタバコの購入に関連しています。

2023年6月28日に満年齢に統一されましたが、元々年度年齢を使用している法律には引き続き影響があります。

また、韓国では19歳以上が成人とされており、早生まれの場合は18歳でも購入が可能です。

韓国では、満19歳になる年の1月1日からアルコール類の購入が可能になります。

つまり高校３年生の元日から酒類の購入が可能になるわけです。

韓国には飲酒自体を何歳からと定める法律はなく、酒類を購入できる年齢についてのみ定められています。

日本は20歳未満は飲酒できませんから、なんだか不思議です。

そういうわけで、もう１１月に大学入試のスヌンも済ませて、ほぼ大学も決まりつつある正月元日の夜は、高校3年生らが友達同士でお酒を飲む風景が見られます。

真冬の極寒の中、コンビニなどでたむろして焼酎やビールを飲んでいたりします。

ちなみにタバコの購入も満19歳になる年の1月1日から可能になります。

話が少しずれますが、せっかくなので韓国の焼酎とビールにはどんなものがあるか少し見てみましょう。

韓国では選挙権や結婚可能年齢に関する法律が変化しており、選挙権は2019年末から満18歳以上に引き下げられ、国会議員の被選挙権も同様に変更されました。

一方、結婚可能年齢は男女ともに満18歳以上となっていますが、実際の平均初婚年齢は男性が33.23歳、女性が30.78歳となっており、晩婚化が進んでいます。