【悲報】傘レンタルサービス、2300本中2100本がパクられるwwwwww

おくはる : 今日、晴れだと思ってたら帰りに雨降ってきて大変だった~・・・
しいな : 一人暮らしだと天気予報とかチェック怠っちゃうときあるよね
おくはる : 異常気象で突然雨降りだすときもあるし・・・かといって折り畳み傘は持ち歩きたくない
そんな方に朗報があります。
傘のレンタル
函館市では北海道新幹線が開業した2016年3月26日から、函館市のロゴマーク入りの新品のビニール傘の無料貸し出しを始めたそうです!
設置場所はJR函館駅、JR五稜郭駅、函館空港(出発ロビー・到着ロビー・国際線ロビー)、青函フェリーターミナル、津軽海峡フェリーターミナル、函館バス函館駅前案内所といった人が多く行きかう場所になっています。
旅行や出張、終電で帰ってきたとき、買うほどではないし、荷物になると大変というときに便利なサービスですよね。
がしかし、
これが思わぬ展開になっています。
よかれと思ったが
可愛いステッカーが貼られていますが、1500本用意してあった傘は400本にまで減ってしまい、ストックはゼロに・・・。
観光客へのおもてなし向上のために始まったものでしたが、未返却本数が多すぎて、2017年3月末でサービスが終わることになってしまったのです。
わずか1年あまりのサービスとなりました。
サービスが赤字
サービス開始当初は
「100円の傘じゃ壊れてしまうかもしれない」との思いから500円ほどの傘を1000本ほど用意
していたそうですが、ゴールデンウィーク明けに100本の傘がなくなり、急きょ500本を追加購入したそうです。そこからさらに、2016年末までに100円傘を買い足して合計2300本を投入しましたが、そのうち2100本が未返却のまま、結果的には廃止となりました。
このニュースは中国でも報道され、日本人のモラルに対して疑問視する声もあったんだとか・・・。
タダより高いものはないっていいますが、まさにそうなってしまっています。
せっかくのおもてなしの気持ちが残念。
レンタルは他でも
北海道では、函館市だけでなく札幌市電でも傘の無料サービスを行っています。
こちらのサービスは2006年度からスタートし、4月から11月末までの期間、
市交通局に届けられて保存期限が切れた傘を活用
しているそうです。こちらの返却率は47~53%となかなかいい数字です。
ただ、初回の2016年度に限っては5657本を貸し出したが2743本が未返却のままです。
おくはる : 期間限定なのはいいかもね!
sakami : 雨の多い梅雨の時期だけとか、そんな風にした方がいいのかもね
失敗に終わっているかのような傘のレンタルサービスですが、なんと
名古屋では50年以上続いている
そうです・・・!54年の「友愛の傘」
名古屋市営地下鉄が乗客に無料で傘を貸し出す「友愛の傘」は2017年で55年を迎えた取り組みなんだそうです!
1962年11月、市交通局に地下街の連合会から傘3000本の寄贈を受けて始まり、各駅に傘立てを設けて返却場所を限定しないことで、多くの人が雨にぬれずに済むことができる仕組みとなっています。
友愛の傘って全国区だと思ってた
ありがたい事です。使ったことないけど。— ひがな (@higana_ontk) 2017年5月5日
傘は全て寄付で賄っており、市交通局はこれまで10人以上の個人と企業など40団体から集まった傘は約12万にものぼるそうです。
しかも、毎年、数百~数千本の寄贈を受けているにもかかわらず、傘立てに並べられた傘は数日で空になってしまうそうです・・・。
おくはる : 切ない・・・
関東でも「傘貸事業」
東京都
渋谷では「シブカサ」というシェアリング傘
もいつの間にかサービスが2007年から行われていたのですが、こちらも終了しています。このサービスが本格化する前の2003年から傘の貸し出しサービスを行っていた京王線では、返却がなく補充が追い付かないとして2005年の時点でサービスを終了していました。
千葉県の鎌ケ谷市では2014年10月から市民らに無料で貸し出す
「鎌傘事業」
を始めています。市民には好評ではあるのですが、2~3割が帰ってこないため、担当者は頭をかかえているようです。
おくはる : やっぱり難しいね
消耗品だから・・・
知っている人に借りたならまだしも、ビニール傘といったどこにでもあるようなものだとなおさら、返す重要性が薄くなるようです。
それが、レンタルサービスならなおさらのことなのかもしれません・・・。
たまたま出先で雨に降られて利用したため、普段は行かない場所だから返しに行きにくいというのもあったり・・・。
傘って晴れた日には基本持ち歩かないからわざわざ返すというところまで至らないのかもしれません。
いろんなケースが考えられますよね。
登録制で対応
島根県松江市の松江観光協会は、2013年から梅雨の時期に観光客に向け観光案内所や松江城周辺などの7か所で和傘風の傘の無料貸し出しサービスを行っています。
sakami : お!同じこと考えてる人いた!
しかし、こちらも返却率は壊滅的だったため、現在は受け付けで貸し出しの登録をしてもらってから貸すようにしているそうです。
おくはる : お!ラッキー!と思って持って帰っちゃう人もいそうだもんね
現状
先月、貸したまま返却されないという理由で終了という報道がされた函館市の傘のレンタルサービスですがここで真岡鐵道真岡駅の傘レンタルサービスを見てみましょう。 pic.twitter.com/RKNPNk4DS9
— 高瀬祐一 (@YuuichiTakase) 2017年4月15日
ほんとうに返却率が・・・(笑)
友愛の傘って落し物とかで持ち主不明のやつを再利用してんのかと勝手に思ってた…すごいボロボロの傘が数本立ってるのくらいしか見たことなくて
返すの面倒だから最初から借りないけど— ほのかʕ•ᴥ•ʔ (@blanziflor45) 2017年5月8日
かろうじて返却されている傘は結構ボロボロになってしまっていますね。
友愛の傘も同様に、なんだか・・・悲しい(笑)
返ってこないのは当然?
・主に観光客が借りる。
・雨天で傘を借りた状態のまま電車やバス等で移動し函館市を出てしまう。
・返却する方法がない。
てことでは。函館市で行われていた傘レンタル無料貸し出しサービス終了 理由は返却率1割未満だったため・・・ https://t.co/dmrUqKHCb0
— これでいいのか聖教新聞 (@Koredeiinokane) 2017年3月29日
たしかに函館市は観光客へのおもてなしという趣旨でしたから、返却されないのは想定内だったはずですよね。
友愛の傘、在庫あるの見たことがない。
— てんとん (@tenton_) 2017年5月5日
駅構内も移動する人が主なので返ってこないのでしょうね・・・。
やっぱり有料にすべき!
昨日ふと閃いたんだけど、ちょっと前に駅に無料のビニ傘レンタル設けたら最終的に傘が全部無くなって返ってくることはなかったって話あったじゃん? あれ田舎の無人販売所みたいに「1本10円」って張り紙して貯金箱みたいなの置いとけばいいんじゃね。
— スイっチ (@nc_Switch) 2017年4月27日
いい考えですね!
もしくは、どこかに寄付するための募金箱をいくつか置いておいて、傘を借りた分だけ誰かにいいことをお返しできるシステムをしてもいいかもしれません。
傘のレンタルは課題も多いですが、助かっている人は必ずいるはずです。
今後の改善と発展に期待したいですね。
サムネイル:引用元
〈記事作成で参考にさせて頂いたサイト〉
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