齋藤瞳が率いる不動産屋「アオバ住宅社」の魅力とは？

齋藤瞳さんはアオバ住宅社の女性社長であり、生活保護受給者やＤＶ被害者、高齢者、シングルマザーなど、複雑な事情を抱えた人たちに部屋を紹介しています。

彼女の取り組みはNHKの「目撃!にっぽん」というドキュメンタリー番組でも紹介され、アオバ住宅社にやって来る客のほとんどは部屋を借りたくても借りるのが難しい人たちです。

大家側は、隣人トラブルや事故、家賃滞納を恐れ、部屋を貸すことに難色を示すからです。

齋藤瞳さんは1979年生まれの千葉県出身で、立教大学法学部を卒業後、大手不動産会社に就職しました。

営業部門に配属され、抜群の営業成績を収めた後、結婚して仕事を辞め、3人の子どもを育てました。

しかし、平成28年にアオバ住宅社を開業し、「一生お付き合いのできる不動産屋」をモットーに、賃貸売買の仲介を行っています。

開業当初は普通の不動産会社として営業していた齋藤さんでしたが、生活保護を受けている男性が客として訪れたことが仕事の転機となりました。

齋藤瞳さんは厳しい仕事をしており、精神的に苦しんだことやストーカー被害を受けた経験もあるという。

また、身の危険を感じたこともあり、夫や警察に助けを求めたこともあるとのこと。

さらに、福祉の不動産のビジネスモデルを確立するために奮闘しており、競って不動産福祉を始める可能性もあるとの見解が示されている。