ヨーロッパでブーム！軽トラックの魅力とは？

日本独自の規格として発展してきた軽自動車。

その中でも軽トラックは、日本の農業や運送需要に対応するため、独自の進化を遂げてきた。

そのため、現在海外で人気を集めている。

海外での需要に対応するための独自の進化が、軽トラックの人気の理由となっている。

軽自動車の規格が誕生して70年を迎えた2019年、軽トラックは農業や運送、地方での手軽な移動手段として根強い需要がある。

全国軽自動車協会連合会によると、2019年時点の軽トラックと軽バンの保有台数は全国で約848万台にのぼり、農業が盛んな地域ほど保有台数が多い傾向にある。

最も多い長野県では30万台以上にものぼる。

価格も低く、車種やグレードによって100万円を切るものもあり、ホンダ「アクティトラック」の安いグレードは83万6000円で、2020年2月時点で最安値となっている。

日本製の軽トラックが海外で人気を集め、高値で取引される事例も増えています。

北米をきっかけに、軽トラックを輸入するだけでなく、カスタムや中古軽トラ専門店も登場し、約2倍以上の価格で取引されることからもその人気が伺えます。

特にアメリカでは、広大な土地に直線的で広い道路が当たり前なため、車の小回りについてはあまり配慮がなく、大きなエンジンを搭載した車が主流です。

軽トラックは日本の軽自動車区分に該当する小型トラックで、最大積載量は350kg以下。

軽自動車であるため、車両価格や維持費が安く、取り回しも容易。

また、荷台の高さや幌の取り付けに関する法規制にも注意が必要。

現行車種は並列2座キャビンを持つキャブオーバー式。

軽トラックは荷台が広く、積載時の収まりが良いため、建築資材や農業用コンテナなどの資材を運ぶ際に便利です。

また、車体が小さいため、女性や高齢者でも荷上げがしやすく、地方の農家では複数台所有することも珍しくありません。

さらに、軽トラックのメーカーは3社のみであり、一部はOEM販売も行われています。

海外では「Mini truck(ミニトラック)」と呼ばれ、北米でも人気があります。