経産婦の35週の妊娠における前駆陣痛の症状と対処法

妊娠35週は妊娠9ヶ月の最終週であり、赤ちゃんの成長が著しく進んでいます。

赤ちゃんの身長は45cm前後、重さは2.0～2.7kgといわれており、肺機能がほぼ完成し、皮下脂肪がついて顔も身体もふっくらし、新生児とほぼ同じ外見になります。

さらに、髪が伸び、爪も指の先端まで覆うころであり、個性が見られるようになります。

赤ちゃんの成長により子宮の中の自由に動ける空間はほとんどなくなりますが、赤ちゃんの位置や身体の向きはまだまだ変化します。

35週ころの赤ちゃんは肺機能がほぼでき上がっているので、早産になったとしても保育器に入ることなく過ごす赤ちゃんもいます。

しかし、まだ網膜ができ上がっていないのでもう少しお腹にいてくれると安心ですね。

妊娠中のママたちにとって、前駆陣痛と本陣痛の違いを理解することは重要です。

前駆陣痛は本陣痛の数週間前に感じる場合もあれば、前日に感じる場合もあります。

本陣痛の場合は、徐々に痛みの間隔が狭くなり、痛みが強くなっていきます。

少し安静にしていればおさまるようであれば、前駆陣痛の可能性が高いですね。

規則的にお腹が張ったり、30分以上続いたりするなどの症状が出ている場合はお医者さんに連絡するようにしましょう。

また、出産の兆候のひとつに「おしるし」があります。

おしるしは出産が近づいた合図ですが、いつお産が始まるかは個人差があります。

さらに、破水が起こった場合も注意が必要です。

妊娠中は肌も敏感になっていることもあるので、ケア用品は低刺激なものを選ぶと良いでしょう。