牛島辰熊の筋肉が魅せる！不敗の牛山のモデルの秘密に迫る

牛島辰熊は日本の柔道家であり、1904年3月10日に熊本県熊本市で生まれました。

彼は講道館柔道九段であり、大日本武徳会柔道教士でもありました。

彼の強さと気の荒さから「鬼の牛島」、「不敗の牛島」と称され、ゴールデンカムイの不敗の柔道家・牛山辰馬のモデルとなりました。

また、彼の顔立ちからはハーフと言われることもありますが、特にその証拠はありません。

彼は柔道師範の妻に欲情し、姦通したことが露見し一門の制裁に遭いましたが、逆に師を殺害し門下生10人に重傷を負わせた咎で服役しました。

彼は毎日10時間を超える鍛錬を欠かさず行い、網走監獄の死人が出るほど過酷と言われた刑務作業に対しても稽古に及ばないと退屈していました。

彼は馬やヒグマですら足払いで投げ飛ばす五寸釘も通さぬ硬さの強靭な肉体を持っていました。

牛島辰熊は柔道家としての強さだけでなく、豪快なエピソードや精神力によっても知られています。

彼の強さを象徴するエピソードの一つは、試合前の準備としてスッポンの肉を食べ、マムシの粉末を口に含んで試合に臨んだことです。

また、病気に打ち勝つために座禅をして精神力を高めた逸話や、凄まじい稽古量も彼の強さを物語っています。