神の雫を描いた漫画の魅力とは？

新シリーズ「神の雫 deuxième」が始動し、神咲雫と遠峰一青の死闘を描く。

遠峰亡き今、娘の青夜が新たなるワインの冒険へ。

最終章では主人公が成長し、料理とワインのマリアージュに挑む。

父の遺言とともに、神咲雫のワインの才能が描かれる。

ワインの頂点を目指す神咲雫と、彼女を支える紫野原みやびの物語。

高級ワインの力強く深い愛情を呼び起こす物語。

大人気ワイン漫画『神の雫』の原作者「亜樹直」は、姉弟の共同ペンネームであり、ワインを語る斬新かつ詩的な表現が話題となり、世界のワインブームに貢献してきた。

16年間に及ぶ連載が2020年に終了し、姉弟によるワイン語彙力の鍛え方についてのインタビューが注目を集めている。

神の雫【極！

単行本シリーズ】は、世界的なワイン評論家を父に持つ主人公が、父の死と遺言によって巻き込まれるワインコレクションを巡る熾烈な争いを描いた作品である。

物語はワインの世界に詳しくない読者でも引き込まれるエンターテイメント性と、重厚なストーリーが特徴であり、16年にわたり大ベストセラーとなった。

オキモト・シュウのシャープな絵が原作と見事にマッチし、1500万部を突破する大ヒットとなった。

神咲雫は父親の遺産である至高のワインコレクションを巡る勝負を受けることになった。

彼は父親の遺言を受け取り、12本の偉大なワイン『十二使徒』と、その頂点に立つ『神の雫』を探す旅に出る。

一方で、彼は洋風居酒屋「ママミーヤ」で働きながら、ワインと料理の組み合わせについて学び、マリアージュという概念を説く。

同時に、神の雫騎士団が『神の雫』探しの幕を上げようとしていた。

ソムリエ見習いの紫野原みやびは、知ったかぶりのお客の間違いを指摘し、その客を怒らせてしまった。

しかし、その客の連れとして来ていた神咲雫のみごとなデキャンタージュによって救われる。

実は彼は世界的に有名はワイン評論家、神咲豊多加の息子であった。

一方、サイコドクター『ファイル１・高層恐怖症』一流商社の女性総合職として意欲的に働く冠野あずさは、高層恐怖症とゾンビの悪夢に悩まされ「楷恭介心理研究所」を訪ねる。

楷は「心の病」の原因があずさ自身気づいていない「幼少時の記憶」にあることを突きとめ、必死に処方を施す。

『神の雫』は著名なワイン評論家の遺書に記された、12本の偉大なワイン「十二使徒」と、幻の1本「神の雫」を巡る、実の息子である主人公と天才ワイン評論家の対決を描いた作品。

ワインには小難しい飲み物というイメージがあり、「格付けを知らなくちゃダメ」「勉強もせずに語るな」などと言われてきたが、実際、説明に使われる言葉も難しかった。