大林組の事故ツイッターでの対応についての最新情報

東京駅八重洲口のビル建設現場での事故により、5人が落下し、2人が死亡、3人が負傷するという悲劇が起こりました。

この事故により、工事は中断され、再開の見通しはたっていません。

事故が起きた建設現場は、東京駅前の再開発事業として進められており、2025年の完成予定に向けて工事が進められていました。

大林組と大成建設の共同企業体が手がけるこのビルは、オフィスフロアのほか、会議場や劇場、商業施設が入る予定でした。

事故が起きた場所は国土交通省によって認定された民間都市再生事業計画の一環であり、大規模な工事が行われていました。

計画では、地上51階、地下4階の鉄骨造りの建物にはオフィスやバスターミナル、カンファレンスセンター、医療施設などが整備される予定でした。

東京の新しい建築プロジェクトで起きた事故について、建築計画概要書によると、敷地の南側に劇場棟、北東側にオフィスなどが入る高層棟、北西側に住宅棟を建てる予定だった。

しかし、21年10月に着工し、25年7月の竣工に向けて工事が進んでいた中で、劇場棟7階の鉄骨建て方中に大規模な事故が発生した。

大林組によると、タワークレーンで吊っていた長さ18m、重さ約7トンの鉄骨梁1本が何らかの原因で落下し、劇場棟の4～7階は大規模な吹き抜け空間となるため床がなく、梁は約20m下の3階床部分に落ちた。

その際、先行して設置が完了していた7階の鉄骨梁4本も崩落した。

大林組広報課は、「架設中だった1本の梁が他の4本に干渉して崩落したのかなど、詳しい事故の状況や原因は調査中だ」としている。

敷地は南北に延びるL字形で、オフィスや劇場などの他、大規模バスターミナルやJR東京駅と周辺市街地を結ぶ地上・地下の歩行者ネットワークなども整備される予定だった。

この事故により、プロジェクトの進捗に影響が出る可能性があるため、詳細な調査と対策が求められる。

2023年9月、大林組と大成建設JVが手がける東京駅前八重洲一丁目東B地区の再開発現場で鉄骨崩落事故。

支保工の強度不足が疑われ、7階の鉄骨建て方中に発生。

仮ボルト不足が原因で18mの小梁が落下し、作業員2人が死亡。

建て方時の衝撃が崩落の起点とされている。

建築界では、安全性の問題が浮上しています。

大手ゼネコンOBによれば、ワイヤを外した直後に鉄骨が落下し、クレーンが大きくしなっていたとの情報があります。

記事によれば、現場の技術力の空洞化に懸念が広がり、建築生産システムの見直しが求められています。

また、火災も懸念材料であり、工事中の火災が後を絶たない状況です。