Academic Box Logo

一年生になったら♪一人足りない理由。

一年生になったら♪一人足りない理由。

有名な童謡

有名な童謡はたくさんありますが、「1年生になったら♪」からはじまることでおなじみの曲もご存知ですよね?

この歌は、誰もが不思議と歌えてしまうほど知名度のある歌なのですが、その歌詞について違和感を覚える人はあまりいないのです。

では、この機会にその疑問となっているフレーズをうたってみましょう。

1ねんせいに なったら
1ねんせいに なったら
ともだち ひゃくにん できるかな
ひゃくにんで たべたいな
ふじさんの うえで おにぎりを
ぱっくん ぱっくん ぱっくんと

気付きましたか?

100人って・・・?

この歌詞で疑問とされているところが、

ともだち ひゃくにん できるかな
ひゃくにんで たべたいな

という部分です。

1人足りないのでは?

ともだちが100人できるところまではわかりますが、そのあとの歌詞がおかしいのです。

100人で食べたいなと続いているからです。

皆で食べると想定すれば101人になるはずでは…?という疑問なのです。

そう言われてみると、違和感を覚えませんか?

100人のナゾ

100人ともだちができたにも関わらず、一緒におにぎりを食べているのも100人…。

自分は入ってないの…?という話になりますよね。

自分+友達ならば101人になっていてもおかしくないのです。

100人の都市伝説

この100人のナゾについて、いろんな憶測が飛び交っています。

それは都市伝説ともなり、オカルト好きな人立ちの間でささやかれるようになりました。

むかしは違和感なく歌っていたこの歌が、背筋がぞっとする歌に変わりますよ…。

その都市伝説をご紹介していきます。

都市伝説⓵

都市伝説の一つとして、100人の中に座敷童が混ざっていた、という説があります。

だから、実際に数を数えたとき、自分を入れたら100人だったというわけです。

たしかに、昔ならなおさらに、100人も子どもがいたら一人くらい座敷童が混ざっていても違和感はないかもしれませんね…。

都市伝説⓶

この歌は、戦時中に多く歌われたとも言われています。

疎開先で空腹に耐えきれなかった子どもたちが、1人を殺してその肉を食べた…。

人の肉を初めて食べる子どもたちは、美味しいものといえばおにぎりしか知らなかったため、それをおにぎりと歌ったという説もあります。

足が悪かった一人を、どうせお国のためにならないだろうと先生が殺したという節も…。いっきに背筋が凍りますね。

公式な説

ウィキペディアでは、

 


引用:小学校に進学して100人の友人を作り、100人(自分を入れると本当は101人)で楽しいことをやりたいという内容である。幼稚園などの卒園式でよく歌われる。

と書かれています。

主観的な目線で歌っているために、自分を入れていないという説明になっています。

他に考えられる理由

学校の先生が生徒に向けて歌っている歌、だとして考えてみれば、違和感はなくなります。

100人友達ができたら、みんなでおにぎりを食べましょうねというように。

そうすれば101人目がでてこなくても違和感はありません。

その100人の風景をみているであろう101人目は先生ということになるからです。

あやふやにしている

あいまいを好むところがある日本人だからこそ、たとえ100人ちょうどの人数の友達ができたとしても、いろんな理由から山に登れなかったりおにぎりが食べれなかったりするともだちもいるかもしれません。

にもかかわらず、もし「101人で食べたいな」って言いきってしまったとしたら、

「自分はそういう人たちを友達にはしない」と宣言したことになってしまうという考えになります。

排除の理論

この考え方は全体主義的、かつ島国根性的な排除の論理であると考えられるそうです。

しかし、それはなんだかおかしいですよね。

ともだちなのに、違いを認めないなんて…。

だから、あくまであいまいに「100人」と歌っているというものです。

いろんな説がありましたが、最後はちょっと難しい話でしたね。

サムネイル:引用元

〈記事作成で参考にさせて頂いたサイト〉

一年生になったら♪一人足りない理由。