超感覚が鋭い人特有の8つの特徴。2番目は意外だった。
自分の性格
あなたは、自分の性格について悩んだことはありますか?
他の人とちょっと感覚が違う・・・自分は何においても過敏なのかもしれない。
子どもの頃からまわりとちょっと違うという感覚があったら、今回ご紹介する超感覚の持ち主かもしれません。
人口の20%
この超感覚を持つ人は、人口の20%もいるといわれています。
ですから、珍しいことではないのです。
そして、この超感覚があるからといって恐れることはありません。
まずは自分がそれに当てはまるのか、しっかりと理解しておくことが一番です。
「HSP」
この超感覚を持つ人のことを、ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Persons)、略して「HSP」と呼びます。
敏感、繊細で感受性が高く、さまざまな刺激に過剰に反応してしまう気質を先天的に有する人を表しています。
最初に言っておきますが、これは病気でも障害でもありません。
この高い感受性を持つ人は、職場や家庭での日常生活に疲れやすさや生きづらさを感じる人が多いと言われているのです。
繊細だからこそ
過敏性腸症候群(お腹の痛みや不快感、下痢や便秘が続く病気)などの心身症にかかったことはありませんか?
HSPの人はこういった症状に出る場合もあるそうです。
しかしながら、HSPの人たちがみんな生きづらさを感じているというわけではありません。
感受性について研究しているエレイン・N・アーロン博士によると、この気質は環境的なストレス源の存在によって進化的に獲得・保存されてきたものであることから、生存優位性を表すものなのだそうです。
つまり、あなたにとっては大事なDNAのひとつなのです。
いいこともある!
HSPの人は、感受性が非常に豊かなために、そうでない人に比べてポジティブな経験ではより大きな喜びなどを感じられるともされています。
夕焼けが綺麗だっただけで、「わ~!綺麗だな~!」と心の底から感動できるって、しあわせなことですよね。
さあ、そんなあなたが本当にHSPなのか、これからご紹介する8つの特徴を見ていきましょう。
1. 自分は変わり者だと感じることが多い
職場や学校などのグループ行動が求められる環境で、周りの人々と自分との間に大きな溝のようなものを感じたことはありませんか?
高感受性を持つ人は「普通」という枠に自分をなかなか当てはめられない傾向にあるそうです。
こうして人間関係に交われないことを悩み、自分はダメなんだとストレスを抱えてしまう人もいるのです。
2. 個人プレーを好む
周囲で起こっていることに意識を集中し続けなければならないチームスポーツなどは、高感受性を持つ人にとっては大変疲れる作業になってしまうそうです。
スポーツならば、周囲の状況や人の目を気にすることなくひとりで楽しめるウォーキングやジョギングなどを好む傾向にあります。
かといってチームワークが不得意なわけではなく、色々な視点から問題を考察し注意を配れるので、リーダー的存在になることもあります。
ただし、本人の気持ちがちょっと疲れてしまうかもしれませんね・・・ともかく、チームでは重宝される存在のはずです。
3. ディテールに目がいく
人が気づかないような細かいところに目がいくのも、高感受性を持つ人の特徴だそうです。
人が覚えていないことを覚えていたり、家具の位置が気になったり、仕事では細かいディテールまで手を抜かない、などの傾向が見られるようです。
これをいま書いている筆者は、当てはまりすぎて怖くなってきていますが、あなたはどうでしょうか?
4. 気が利く
高感受性の人は、人の気持ちを敏感を察知し、考慮する能力に優れているそうです。
記憶力も良く、聞き上手、人を喜ばせることも好きで、礼儀正しく接することができます。
誕生日プレゼンなど、やたらとその人にピッタリなものを選んだり、こだわったりしたことはありませんか?
思いやり深い人が多いのも、自分の態度が人にどう受け止められるかをよく理解しているからでしょうね・・・!
5. 涙もろい
HSPの人は、豊かな感受性を持っているために反射的に感情が溢れてきてしまうことがあります。
ふと思い出した昔の記憶やふと目にした情景など、ささいなことでも涙が出そうなほど心を動かされてしまうこともしばしば・・・。
筆者は最終回だけ見たのに、誰かが死ぬシーンや別れのシーンで号泣したこともあります・・・(笑)
しかし感情にコントロールが効かないわけではなく、自分を抑える必要がある状況ではクールさを保つこともできるそうです。
6. 不安を感じやすい
高度な感受性を持つ人は、不安障害などこころの病気になりやすい傾向にあるそうです。
刺激や不安の多すぎる日常から逃避するため、自分に殻に閉じこもる時間を必要とする他、アルコールや薬物に走りやすいともいわれています。
引きこもってしまう人も、もしかしたらHSPの人に多いのかもしれませんね・・・?
そう考えれば、自分の心を守っているのですから、全く悪いことではないですよね。
7. 内気な印象を与える
人の感情を敏感に察することができる反面、高感受性を持つ人は、自分の感情をうまく言葉で表現できない、自覚できない人が多くいるそうです。
相手を傷つけるのではないか、不快は思いをさせるのではないか、そうして周囲の反応を恐れている感情が原因とも考えられています。
そのため、内気、あるいはミステリアス、またはつんとした印象を与えることがあるようです
クールな人ほど涙もろくて本当は優しいというのはココに当てはまるのかもしれませんね・・・!
8. 傷つきやすい・批判が苦手
HSPの人は感受性が高く、普通の人よりも何倍にも受け止めてしまうため批判をなかなか受け入れられません。
過剰に反応してしまったり、批判されたことで長い間、思い悩んでしまうこともあるようです。
しかし、それは同時に批判を無視することがないということでもあるので、建設的な批評だとわかれば受け入れられるでしょう。
褒められて伸びるタイプにはHSPが多いかもしれませんね(笑)
いかがでしたか?
わたしってどうしてこうなんだろう・・・弱い人間だ、なんて思っていた人は、心が楽になったのではないでしょうか。
そして、こんな自分だからこそ、しっかり守ってあげようと、気持ちを新たにしたかもしれませんね。
筆者は当てはまりまくったので、もうHSP決定です(笑)
自分がそういう人間だと知っていれば対処もできるので、悩むことも減りそうですね!
サムネイル:引用元
〈記事作成で参考にさせて頂いたサイト〉