山根佐知子さんの経歴と功績｜三島女子短大生焼殺事件の被害者

2002年1月22日深夜から23日未明にかけて発生した殺人事件。

犯人の服部純也は、バイトから帰宅途中の短大1年の被害者・山根佐知子さんを拉致して強姦し、その後に灯油をかけて生きたまま焼殺しました。

犯人の服部純也は、死刑判決が言い渡されました。

服部純也は、山根佐知子さんの口をガムテープで塞ぎ、両腕を後ろ手に縛って、無理矢理工事現場の道路上に座らせ、ポリタンクの灯油を頭から浴びせかけて脅した。

そして、ライターで山根佐知子さんの髪の毛に火をつけ、逃げ出した。

山根佐知子さんは、全身火だるまとなって現場を転げ回り、着火地点から数メートル離れたコンクリートブロックの間でうずくまるような体勢で息絶えた。

服部純也は山根佐知子さんを焼き殺すために灯油をかけることを考えました。

三島女子短大生焼殺事件が起こった後、服部純也はすぐに逮捕されず、約半年間逃走していた。

その間、当て逃げ事故を起こして逮捕され、懲役1年6ヶ月の実刑判決を受けていた。

事件から約半年後の2002年8月に、ようやく殺人容疑で逮捕された。

山根佐知子さんは、県立三島南高等学校を卒業後、神奈川県秦野市の上智短大へ推薦入学しました。

高校時代はバスケット部に所属し、英検準2級を取得するなど優秀な生徒だったそうです。

佐知子さんを知る人によると、誰からも恨まれるような人物ではなく、ボーイフレンドもおらず、交友関係も薄かったとのことです。

そのため、捜査は難航したとされています。

40年間事件を追い続けたベテラン記者が見た、ある凶悪犯の素顔とは。

2002年の殺人事件の真相に迫る。