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【西日本豪雨】倉敷市真備町で救助に現れた水上バイクの男性は意外な人物だった‥

【西日本豪雨】倉敷市真備町で救助に現れた水上バイクの男性は意外な人物だった‥

 

 

 

西日本での記録的な豪雨

西日本を襲った記録的な集中豪雨により、広島や岡山県など13府県で河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生して200名以上の方が亡くなりました。

地区のおよそ30%が水没した岡山県倉敷市真備町では水が引き始めた場所から、創作活動が開始されました。

 

 

ツイッターユーザーの投稿



引用:https://lemon-like.info/posts/1897

そんな真備町で間一髪で迫り来る濁流から逃れることができた、ツイッターユーザの「いくみ」さんの投稿が話題になっています。

いくみさんは堤防が決壊し、大規模な冠水に見舞われた時に真備町の自宅の2階で救助を待っていました。でも彼女の存在は、救助のヘリコプターには気づいてもらえなかったそうです。

そしてついに2階も水没しそうになったギリギリの時に、ある意外な人物が助けに来てくれました。それは‥

 

 

 

ボランティアの一般男性



引用:https://lemon-like.info/posts/1897

いくみさんを救ってくれたのは水上バイクに乗ったボランティアの男性で、内藤翔一さんでした。

内藤さんは自衛隊もレスキューもすぐに到着できない現場で、友人から水上バイクを借りて15時間かけて屋根の上に避難している方々を次々に救出して行ったのです。

 

 

救出活動を行ったきっかけ

内藤さんが救出活動を行ったきっかけは、何かできることをしたいと思っていた矢先に、真備町に住む後輩の上森圭祐さんから届いたSOSでした。

内藤さんは、すぐに友人に水上バイクを借りて救助に向かったのです。

そして‥

 

 

 

助けて!こっち回って!

救助に向かった真備町は泥水が2階まで上がり、水かさは少しずつ増している状況。

そして屋根やベランダに避難している方々の「助けて!」「こっち回って!」という声が数メートル置きに聞こえてきました。

内藤さんは、「次に行くから、待ってて」と伝えて、後輩の上森さんらを救助しました。

 

 

友人たちも手助け



引用:https://lemon-like.info/posts/1897

取り残されている方は高齢者が多かったため、自力で水上バイクに乗るのはこんなんで抱える必要があったため、途中からは地元の後輩にも手伝ってもらうことに。

そして救助した方々は、高台の森泉寺に運んで行きました。内藤さんに救助された高齢者の男性は‥

 

 

 

やっと助けが!?

数時間して、「ブーン」という音が遠くから聞こえました。やっと助けが来たのかと思ったら、近づいて来たのは水上バイクに乗った内藤さん。

そして内藤さんから先に子供らを運ばせてもらうようにお願いされ、

「絶対戻るけん、絶対間に合うけん、頑張って」と励まされてホッとしたのだそうです。そして‥

 

 

長生きして!



引用:https://cdn.stocksnap.io/img-thumbs/960w/CX0T1DOOAU.jpg

しばらくするとその約束通りに内藤さんが救助に現れました。

そして、バイクに乗りながら「じいちゃん、命がけで助けたんじゃけ、長生きしてよ。絶対で」と肩を叩かれ、嬉しくて涙が出たそうです。

内藤さんは15時間もの救助活動で、120人もの命を救いました。救助活動の間には‥

 

 

 

水上バイクが転倒することも



引用:https://cdn.stocksnap.io/img-thumbs/960w/XGMWB9UIA7.jpg

この救出活動の間、水が引いて浅くなった部分では水上バイクが転倒することもあったそうです。それでも必死に救助活動を続けた内藤さん。

そして最終的に内藤さんが乗っていた水上バイクは、土砂や瓦礫が混じった泥水を走り回ったためボロボロになってしまったのだとか。

 

 

助けられた方々の声

いくみさんを始め、救助された方々は「町のヒーロー」「命の恩人」と口々に感謝の気持ちを述べていました。

そして内藤さんに救助された後輩の上森さんも、深夜まで釣り用のボートで救出にあたり、約100人ほどを救助しています。

今回の救助活動で活躍した内藤さんと上森さんがこちら!!(次のページへ)

 

 

 

スーパースター!!



引用:https://cdn.stocksnap.io/img-thumbs/960w/CX0T1DOOAU.jpg

左が内藤翔一さん、右が上森圭祐さん。

水上バイクはスクリューがないので、水害時にはかなり有効で的確な救助方法です。

もし上森さんのSOSが違う人に送られていたら、そして何より内藤さんが行動しなければたくさんの命が救われることはなかったでしょう。

もちろんこの2人だけではなく、周囲の方々の協力もあって成功した救出活動でした。

 

 

ネットの反応

「水上バイクヒーローかっこいい…目が潤った…」

「ツイッターで回って来た水上バイクの人だー!!!!!うおおおん泣いた」

「胸が熱くなる話。自分も何かあった時は見習いたいし必ず行動する」

「真備町は内藤さんへ感謝状は勿論、水上バイクを無償で修理してあげなきゃ!」

いかがでしたか?胸が熱くなる話でしたね。誰かのために尽力する、その精神と行動力を見習いたいと感じました。

 

<参照元サイト>

引用:https://lemon-like.info/posts/1897

引用:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180718005014.html