ホームレスの髪を切った彼女は彼の服の下を見た瞬間、すぐに行動を起こさなければならなかった

 

 

 

 ホームレスの人々

日本では少しずつ減少してきているといわれているホームレスですが、アメリカでは50万人以上にのぼると考えられています。

そのホームレスたちは、1/4が子供で6万人ほどは退役軍人なのだそうです。

今回は、そんなホームレスにまつわるエピソードを紹介します。

 



 

ジョン・ロホランさん



引用:https://www.youtube.com/watch?v=bCiIPZsNj54

フィラデルフィアでホームレスとして路上生活をしている、ジョン・ロホランさん。

彼もまた退役軍人で頼れる人もおらず、街の人からも邪魔者のように扱われていた彼は、少しずつ周囲に心を閉ざしていきました。

ジョンの路上生活では、いろんな出来事が起こりました。

詳細は次のページへ!

 





  

 

 

様々な暴力に直面



引用:https://www.youtube.com/watch?v=bCiIPZsNj54

路上生活をしているジョンは、通りがかりの人に嫌がらせをされたり、時には暴行や拳銃を向けられたこともありました。

また長年、不衛生な環境で生活を続けていたために、脚にできた傷が化膿してしまって歩くのもままならない状態になってしまいました。

 



 

交通事故にも遭遇

そんな彼はある年の夏、交通事故に遭遇して運転手は逃亡、彼は背骨を路上に打ち付けて負傷して病院へ向かいました。

でも健康保険に加入していないジョンは病院をたらい回し状態で、やっと3軒目の病院で路上生活者向けの援助待ち名簿に加えてもらうことができました。

ただ名簿に加えてもらってもすぐに順番が来るわけではなく、自分の番を待つ間、彼はずっと慢性的な激痛に耐え続けていました。

そんな時、ある出会いがありました。

 



  

 

 

 

ロリー・ガルヴィンさん



引用:https://www.youtube.com/watch?v=bCiIPZsNj54

ジョンが出会ったのは、ホームレスの人々の生活を支援する団体「ディグニティ・プロジェクト」の創設者である、ロリー・ガルヴィンさんでした。

ジョンはロリーに初めて、「散髪をしない?」と声をかけられた時、その誘いを拒否しました。

彼は人と接することすら、嫌悪感を感じるほどになっていたのです。その時のジョンの姿は‥

 



 

危険な状態

ロリーがジョンを見たとき、長年の経験で彼の表情や顔色、雰囲気から援助がなければ長く持たないのでは?という危機感を覚えたそうです。

それで何度拒否されても、ロリーはジョンに声をかけ続けました。そんなロリーの姿に、ジョンも次第に心を開き始めて、ついに散髪を承諾したのです。

 





  

 

 

 

体の状態を確認

ジョンの散髪をしている時、彼が交通事故で背骨を負傷したことやひどく化膿した脚の状態を見て、本格的に団体で彼を援助する計画を立てました。

このままジョンが路上生活を続けると、命を落としてしまうかもしれないと考えたからです。

 



 

背中の手術と脚の治療

ロリーに説得されて渋々病院に行ったジョンでしたが、すぐに背骨の手術と脚の治療が開始されました。そんなに最悪な状況でも、ジョンは今まで治療を受けられずにいたのです。

手術などの治療費は、ロリーの団体が集めた寄付で賄われました。このロリーとの出会いによって、ジョンは‥

 



  

 

 

 

信頼を取り戻した!

今まで人や社会に対して心を閉ざしていたジョンは、ロリーの温かい気持ちに触れて、次第に信頼を取り戻していきました。

そして現在は、悩みや心配事を共有できるまでの友情が芽生えています。

ロリーもジョンも、出会った当時はまさかここまで仲良くなれるとは思っていなかったのだとか。

 



 

地元のメディアでも紹介

このジョンとロリーのエピソードは、地元のメディアにも取り上げられて話題になりました。

ロリーの活動によって、1人のホームレスが命だけでなく心も救われたのです。ロリーの存在がなければ、ジョンが再び人や社会を信頼することはなかったでしょう。

ネットの反応は‥

 





  

 

 

 

ネットの反応

「偽善だろうと何だろうと可哀想、助けてあげたいって気持ちを持ってる方がよっぽどいい人だと思うけどね。その気持ちさえ持てなくなったら人として終わりだと思う」

「国もでかいからホームレスの規模もすごい!って思ったけど、日本の引きこもりが63万人もいる事知ってこっちの方がさらにやばい気がした」

「私は今海外留学してるんだけど本当毎日何人ものホームレスに会うよ。 大通りに額を擦り付けて物乞いをするホームレスを見ると胸が痛む」

「助けになったかは分からないけど食べ物やお金を渡したこともある それでもあの匂いを嗅ぐと顔をしかめてしまう自分が嫌いになってしまう」

 



 

救いの手を

今回はホームレスのエピソードを紹介しましたが、あなたはどう感じましたか?

ホームレスに関しては賛否両論な意見が寄せられていますが、困っている人が目の前にいる時、自分にできることを考えて行動できればベストですよね。

 

<参照元サイト>

引用:https://www.youtube.com/watch?v=bCiIPZsNj54