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おやすみプンプンの鬱シーンを大公開!この漫画がなぜ名作と呼ばれるのかを徹底解説

ライターのYUKOです。今回は、大人気の漫画「おやすみプンプン」の鬱シーンをご紹介します。この漫画が名作と呼ばれる理由についても解説しますので、ぜひご覧ください。

少年の自殺

失恋にショックを受け、少年はどのように行動したのか?

自殺

少年は、愛する少女を失い、失恋にショックを受け、自殺をしてしまった。

詳しくみる ⇒参照元: 『おやすみプンプン』ネタバレありであらすじと魅力を紹介!鬱す...

プンプンと南条の関係性

プンプンは自分の記憶がなくなることを望んでいますが、南条は漫画にすることでどうしましたか?

逆の行為でプンプンを縛って飼い慣らした。

プンプンは自分の記憶がなくなることを望んでいますが、南条は漫画にすることでプンプンを縛って飼い慣らしました。

これは南条がcakesのインタビューで語った「1番惨めなトゥルーエンド」です。

もうひとつのエンドとして線路で轢かれそうな南条の子供を助けて身代わりに死ぬ、というものを用意していたらしいですが、「スッキリするから」という理由でそのエンドを止めたそうです。

プンプンと雄一の人生は似ており、南条がおやすみプンプンを描いたのは純粋に漫画家として満足いくものが描きたかったからでもあると考えられます。

南条は「あたしが描きたいものってのはさぁ…感動とか泣きとかその場の甘やかしなんかじゃなくて、そいつの人生そのものに影響したいの。

現実を忘れさせるための漫画じゃなくて!

現実と戦うための漫画なの!

」と話しており、そのアンサーが「おやすみプンプン」であると思われます。

詳しくみる ⇒参照元: 【考察】おやすみプンプンにおける「黒点」とは何だったのか

心中に至った悲しい事情

何故プンプンと愛子は心中を考えたのか?

母親の殺害

プンプンと愛子は同棲中に、愛子の母親を殺害して鹿児島に向かう途中、母親の遺体が見つかったニュースが流れ、警察から逃走。

その最中、愛子の体調が悪化し、精神的にも追い詰められたプンプンは、愛子と2人で心中しようと考えます。

しかし、愛子はプンプンが自分の母親を殺害したのではないと告白し、プンプンを安心させます。

その後、プンプンと愛子は空き家で一晩を明かしますが、翌朝、愛子は自殺してしまいます。

プンプンは愛子を背負って歩き、愛子の遺体を民家の軒先に残して荷物を取りに行きます。

荷物を発見すると、「あなたがずっと私を忘れませんように」と書かれた短冊を見つけ、愛子の元に戻りますが、彼女は救急車で運ばれてしまいます。

愛子を失ったプンプンは東京に戻り、幼い頃愛子と遊んだ工場跡で自殺をはかりますが、南条幸に発見され、病院に搬送されます。

詳しくみる ⇒参照元: 【おやすみプンプン】最終回の結末・感想をネタバレ!最後は愛子...

過酷な運命に翻弄される少年

主人公のプンプンの運命はいかに?

過酷

主人公のプンプンは、転校生・愛子に一目惚れするが、その後、次から次へと過酷な運命が襲いかかる。

愛子とも離れ離れになり、人生に諦めただ時間に身を流されながら生きていたが、ある日偶然に愛子と再会する。

詳しくみる ⇒参照元: おやすみプンプンをネタバレ解説!名作鬱漫画の感想と最終回・結...

プンプンのヒロインの愛子ちゃんとは?

プンプンのヒロインの愛子ちゃんとはどんな子か?

メンヘラで気持ち悪い。

プンプンという漫画は、ひよこのような姿の主人公の日常を描いた作品。

しかし、一巻の最初だけ読んだだけでは想像できないほど登場人物は皆クセが強く、性、宗教、挫折、暴力、虐待、ロリコン、メンヘラなど、気色悪い要素が詰め込まれている。

ヒロインの愛子ちゃんは特に気持ち悪く、ヤンデレでメンヘラな性格をしている。

詳しくみる ⇒参照元: 【おやすみプンプン】確かにこれは気持ち悪過ぎる鬱漫画|ネタバ...

プンプンの描き方

主人公プンプンは、どのように描かれているか?

鳥のようなイラストの男の子

おやすみプンプンは、浅野いにおによる漫画作品。

主人公は、鳥のようなイラストの男の子で、名前は「プンプン」。

物語を通して、顔は描かれず、読者が感情移入しやすいように描かれている。

プンプンの小学生時代から物語は始まり、学校生活や恋愛、家族事情や住んでいる町などが描かれる。

小学生ならではの考え方や見える景色などがうまく表現されている。

詳しくみる ⇒参照元: 20歳男性の僕が衝撃をうけた本シリーズ②『おやすみプンプン/...

運命の約束

愛子と約束を果たせなかったプンプンは、愛子とどうなったの?

距離が遠ざかった

プンプンと愛子は、小学校の一学期の終わりに、愛子の鹿児島の親戚の家に行くことを約束する。

しかし、プンプンの両親の離婚や、愛子との約束を果たせなかったことがきっかけで、プンプンと愛子の距離は遠ざかり、その出来事はやがてプンプンの人生に暗い影を落とし始める。

詳しくみる ⇒参照元: 【おやすみプンプン】心に残る名言を紹介!鬱漫画を引き立たせる...

おやすみプンプンの魅力

おやすみプンプンの魅力はなぜ高いのか?

親近感の湧く背景の作画と、それに溶け込むキャラクターの作画があるから

おやすみプンプンは、中学生活から高校生時代までの主人公であるプンプンの半生を描いた漫画です。

その魅力は話し出せばきりがないほどたくさんありますが、その中でも特に注目したいのが、漫画としてのクオリティの高さです。

この漫画では、背景に実際にある景色を撮って漫画風に加工したものが使われており、どのシーンも実際にある景色なので非常に親近感がわきます。

また、その上に書かれているキャラも浮いておらずしっかりと漫画の中になじんでいます。

絵を描く技術もかなり高く、ワンシーンワンシーンが非常に細かく書かれていて、読んでいてとても楽しいです。

詳しくみる ⇒参照元: 20歳男性の僕が衝撃をうけた本シリーズ②『おやすみプンプン/...

最終回でプンプンが再会した人物

最終回でプンプンは誰と会う?

夢の中の愛子

最終回でプンプンは愛子の自殺後、元通りの生活に戻りつつありました。

しかし、プンプンは夢の中で愛子に「七夕にお互いを思い出すという約束は守れそうにない」と謝ります。

時間が経つにつれ、愛子の姿や顔が、曖昧になってしまっていたのでした。

詳しくみる ⇒参照元: おやすみプンプンをネタバレ解説!名作鬱漫画の感想と最終回・結...

プンプンというキャラクターがひよこみたいな姿の理由

プンプンというキャラクターはなぜ落書きのひよこのような姿で表現されているのでしょうか?

友人との交通事故がきっかけ。

おやすみプンプンは、浅野いにおの人気漫画で、累計発行部数300万部を突破し、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査委員会推薦作品にも選出された話題作品です。

プンプンは、おやすみプンプンの主人公で、落書きのひよこのような姿で表現されています。

幼少期は明るくて社交的な友達思いな男の子でしたが、友人が交通事故に遭ったことがきっかけで、感情表現が苦手になってしまった内向的な性格の主人公です。

プンプンの本来の容姿は描かれることはなく、プンプンの精神状態によって、ひょっとこのようになったり、悪魔のような角が生えたりと描写が変わるキャラクターです。

本来の容姿は、作品内でジャニーズ系と評される描写があるため、イケメンだと考察されているキャラクターです。

田中愛子はプンプンの小学校に転校してきた、プンプンのクラスメイトです。

プンプンは一目惚れをした相手であり、愛子もプンプンに恋心を抱いていたヒロインキャラクターです。

詳しくみる ⇒参照元: おやすみプンプンのキャラ・登場人物まとめ!あらすじや名言もネ...

愛子の変わらない想い

愛子はプンプンに対して、どのような気持ちを抱いていたのか?

プンプンへの想いを貫いた。

中学生になりバドミントン部に所属したプンプンは、愛子が先輩の矢口と付き合っていることを知ります。

愛子と距離を取っていたプンプンは、矢口に愛子を賭けて勝負を持ちかけられます。

しかし矢口は怪我で倒れ棄権となり、プンプンは愛子に約束を破ったことを謝罪します。

愛子は怒る素振りも見せずに謝罪を受け入れ、プンプンに鹿児島へ行こうと誘いますが、プンプンは重圧に耐えきれず誘いを断ってしまいます。

愛子の約束を破ってしまったことに罪悪感を覚えたプンプンは、他人との関わりを絶ち勉強に打ち込むようになります。

詳しくみる ⇒参照元: おやすみプンプンの感想・評価は?名作鬱漫画のあらすじと魅力を...

プンプンの再会

プンプンと晴見が出会った後、プンプンの元には誰が現れますか?

小学生の時親しくしていた晴見と再会したプンプンは、ベンチに座ってしばらくのあいだ何気ない会話をやりとりします。

話のネタも尽きた頃2人は別れ、プンプンの元には子供を抱いた幸が現れます。

彼女の隣に並んだプンプンは、晴見の方を向き手を振り、晴見もまたそれに手を振って応じます。

晴見は「またね」と言いながらも、彼の本当の名前を思い出すことができなかったことや、彼の顔についた傷跡を見てもあえてそれに触れなかった自分の行動から、プンプンと出会うことはもうないのだろうと心のどこかで感じ取っていました。

詳しくみる ⇒参照元: 【おやすみプンプン】最終回の結末・感想をネタバレ!最後は愛子...

漫画『おやすみプンプン』の主人公の描写

小野寺プンプンが作品中でどのように描写されているか

ヒヨコ

『おやすみプンプン』は浅野いにおが2007年から2013年まで連載した漫画で、普通の少年である主人公の小野寺プンプンがヒヨコとして描かれています。

浅野いにおは高校生の時に漫画家としてデビューし、代表作の『ソラニン』は映画化もされています。

詳しくみる ⇒参照元: 【考察】おやすみプンプンのあらすじや結末は?鬱漫画と言われる...

おやすみプンプン:あらすじと評価

プンプンは誰に告白され、仲良くなる?

田中愛子

「おやすみプンプン」は、ひよこのような顔をした主人公プンプンが初恋の相手、田中愛子に囚われながら過ごす7年間を描いた漫画です。

プンプンは内気で悩みが多く、愛子は有名になることを夢見る少女です。

愛子はプンプンに告白し、2人は仲良くなりますが、愛子の重い約束事により疎遠になってしまいます。

本作は鬱シーンが多く、名言や個性的なキャラクターが魅力です。

詳しくみる ⇒参照元: 『おやすみプンプン』を考察! あらすじや伏線、名言や鬱シーン...

ねじれた少年プンプンと愛子ちゃんの約束

プンプンが小学生時代に愛子ちゃんと交わした約束とは?

人生の全て

根暗で歪んだ性格のプンプンの人生は、小学校時代の転校生・愛子ちゃんとの約束を中心に展開しています。

この約束はプンプンにとって人生のすべてであり、様々なトラウマの元凶にもなっています。

プンプンは愛子ちゃんから逃れることができず、どんな相手と過ごしても、どこにいても彼女との約束が付きまといます。

この約束は絆と呪いの両面を持ち、プンプンの愛と憎悪の感情を激しく揺さぶります。

詳しくみる ⇒参照元: おやすみプンプン考察・鬱マンガの結末について【ネタバレ】