30歳の夫婦が病院から「お人形さん」を家に連れて帰った日は最もつらく、同時に最も美しい瞬間だった
赤ちゃんの誕生
赤ちゃんの誕生は母親だけでなく、家族にとっても待ち望んだビッグイベントですよね。
誰もが笑顔になる瞬間でもありますが、中には障害を持って生まれてくる赤ちゃんもいます。
イギリスに住む夫婦
イギリスのイーストヨークに住むスコット・ガーザイドさんとエマ・ニューマンさんの間には、第三子である娘のシャーロットが誕生しました。
でも彼らにとって嬉しい出来事と同時に、思わず恐怖を感じた瞬間でもあったのです。
生まれてきたシャーロットは、未だに解明されていない謎の病気を持っていたのです。
その病気によって普通の赤ちゃんとは異なっているシャーロットの姿とは‥
先天性の小人症の一種
引用:https://www.youtube.com/watch?v=e8MBX8kocbQ
生まれてきたシャーロットは先天性の小人症の一種と考えられる病気のため、身長はわずか25cm、体重は500gしかなかったのです。
医師たちは、シャーロットは1年も生きることはできないだろうと夫婦に告げました。
お人形用の服
引用:https://www.youtube.com/watch?v=e8MBX8kocbQ
シャーロットがあまりにも小さすぎたため、ベビー服などは着ることもできず、エマさんは仕方なくお人形用の服を買って着せていました。
そして出かけるときは、自分の洋服の前ポケットにシャーロットに入ってもらって移動していたそうです。
こんな光景、まるで映画やドラマのようですよね。さらに‥
オムツにも困った!
シャーロットが小さすぎても洋服はお人形の洋服で代用できたものの、困ったのはオムツ。
代用品もなかったため、夫婦はシャーロットのためにクレジットカードサイズのオムツを特注することに。
その後のシャーロットは‥
無事に成長
生まれたときに医師からは1年も生きられないと宣告されていたシャーロットですが、無事に1歳の誕生日を迎え、2歳の誕生日も迎えました。
体が小さいために免疫システムが弱かったり、肝臓に腫瘍があるなどの健康上の問題はありましたが、命の危険を感じるような症状はありませんでした。
そしてシャーロットは‥
小学校に入学
引用:https://www.youtube.com/watch?v=e8MBX8kocbQ
シャーロットは小学校に通える年齢まで、無事に成長しました。
でも両親は「他の子からいじめを受けるのではないか?」「他の子と同じような学校生活を送れるのか?」といろんな不安がありました。
もし自分がシャーロットの親だったら、やっぱり心配になりますよね。
でも担任の先生が常にそばにいてくれて、クラスメイトも仲良くしてくれるので、彼らが心配するような事態にはなりませんでした。
シャーロットの体
引用:https://cdn.stocksnap.io/img-thumbs/960w/0B4LRPC8QF.jpg
その頃にはシャーロットの体も成長していましたが、それでも身長はわずか50cmほどで、家にあるテディーベアやペットよりも小さかったのです。
それでも両親は「彼女は100万人に1人の奇妙な病気で健康上の問題もあるけど、他人の力を借りないと生きられないというわけではない」と語っています。
そして‥
シャーロットは自慢の娘
引用:https://cdn.stocksnap.io/img-thumbs/960w/0B4LRPC8QF.jpg
さらに両親は、
「シャーロットは、自慢の娘。まだわからないことはたくさんあるけど、なによりこの子が長生きしてくれることがまず私たちにとっては嬉しいこと」
と語っていました。
前向き!
引用:https://cdn.stocksnap.io/img-thumbs/960w/FDNDHAP71S.jpg
小学校に入学するまでに成長したシャーロットですが、彼女を支える両親も彼女の成長を楽しみにしていて前向きです。
体は人よりもとっても小さくても、シャーロットの元気は人一倍で周囲の人を勇気付けてくれています。
ネットの反応
「世の中にはこんな病気があるんだね」
「あまりにも小さすぎてお人形かと思った」
「家族も大変だろうけど、幸せそうな笑顔」
というようなコメントが寄せられていました。
すくすく成長してほしい!
今回は世界一小さな女の子のシャーロットを紹介しましたが、少しずつでも健康上の問題が解決していくといいですよね。
これからも、シャーロットが元気に成長してくれることを願うばかりです。
<参照元サイト>
引用:https://www.youtube.com/watch?v=e8MBX8kocbQ