桂小金治の息子も、努力の上の辛抱の大切さを知る。

桂 小金治さんは、1926年10月6日に東京府豊多摩郡杉並町（現：東京都杉並区）で生まれ、2014年11月3日に88歳で亡くなりました。

本名は田辺 幹男で、桂小金治事務所に所属していました。

帝京商業学校（現：帝京大学中学校高等学校）を卒業しており、元俳優の山岸快さんは孫にあたります。

1947年に2代目桂小文治に入門して落語家となり、1949年に2代目桂小金治を襲名しました。

古典落語やテレビドラマ、バラエティ番組などで活躍し、俳優やタレント、司会者としても活躍しました。

桂小金治師匠は、桂小文治師匠の弟子として落語界に入り、1949年に二つ目に昇進し、桂小金治となった。

その後、テレビ界に進出し、ワイドショー番組「アフタヌーンショー」のメイン司会者となり、「怒りの小金治」の異名をとった。

また、日本テレビの「それは秘密です」の司会も担当し、18年間続いたご対面コーナーでは、「泣きの小金治」として、お茶の間に感動を届けた。

桂小金治師匠は、各界一流の方々の珠玉の体験談を多数掲載する総合月刊誌「致知」で、定期購読者数11万8000人を誇る人気コラムニストである。

小金治は映画界入り後も高座に上がり続けていたが、17年間は完全に沈黙していた。

その後、国立演芸場や横浜にぎわい座などを借り切って独演会形式で活動を再開し、既設の名人会に呼ばれることもあった。

また、1983年の「本多寄席」の高座はLP化され、CDとして発売されている。