オレたちひょうきん族の歴史と意義：日本のバラエティ番組の改革者

『オレたちひょうきん族』は、1981年5月から1989年10月までフジテレビ系列で放送されていたお笑いバラエティ番組です。

通称「ひょうきん族」「ひょうきん」と呼ばれ、ビートたけし、明石家さんま、島田紳助などが出演していました。

番組は、若手芸人の漫才ブームによる勢いと、フジテレビ社内での視聴率ノルマが廃され、制作者が作りたいものを作る路線に転じたことで、高い人気を博しました。

平均視聴率は17.8％、最高視聴率は29.1％を記録しています。

ひょうきん族と8時だョ！

全員集合の視聴率戦争が激化する中、プロ野球12球団のスター勢揃い的な番組がオンエアされた。

巨人からはエースの江川卓と、若大将の原辰徳という投打のスターが出演した。

仮装コーナーになったとき、原辰徳が「タッちゃんマン」、江川卓が「ブラックスグル」を名乗ってその恰好で現れると、場内は爆笑の渦となった。

TBSとフジテレビの「土8戦争」は、ドリフターズが話題になり始めた時に始まった。

ドリフターズに対抗して、フジテレビのお昼の枠に突然現われたのが「コント55号」である。

コント55号は、若い人に熱狂的支持を受け、ドリフターズと人気を二分した。