奇病でギネス記録に認定された「世界一毛深い少女」が結婚!体毛を剃って初めて素顔が明らかに!
奇病
世界では私たちが信じられないような奇病で苦しんでいる方達もいます。
今回は、「世界一毛深い少女」としてギネス世界記録にも認定されたスパトラ・サスファンさんについて紹介します。
スパトラ・サスファンさん
タイの首都バンコクで生活しているスパトラ・サスファンさんは、顔や全身の体毛がまるで動物のようになってしまう先天性の「アムブラス症候群」を持って誕生しました。
この病気は中世から現在までにわずか50件しか報告されていない、非常に稀な奇病です。この病気を持っていまれた人たちは‥
好奇の目に晒される
非常に稀な病気で症例も少ないことから、アムブラス症候群の患者たちは好奇の目に晒されてきました。
中世ではその珍しい見た目から、サーカスや見世物小屋で働かせていたという報告もあります。
スパトラ・サスファンさんの場合は‥
いじめ
スパトラさんもまた、その珍しい見た目から幼い頃からいじめにあっていました。
彼女自身はその状況に慣れていたと語っていましたが、なぜ自分だけが?と思い悩んだこともあったでしょう。
でもそんなスパトラさんに、転機が訪れました。
ギネス世界記録に認定
スパトラさんが10歳の時にギネス世界記録に認定されたことでいじめがなくなり、一気に人気者になったのです。
そんな彼女の悩みは、毛が伸びすぎると視野が確保できないということでした。
母親がカット
過去にはレーザー治療も受けましたが、スパトラさんには効果がなく、逆に体毛が濃くなってしまったとのこと。
毛が伸びてきたら、母親がまめにカットしてくれていました。
でもスパトラさんは手入れをしながらも、ギネスにも認定されたので顔の毛はそのままにしておきたいと思っていました。
ある出来事が起きるまでは。その出来事とは?
恋をしたスパトラさん
今年17歳になったスパトラさんは愛する男性、ナットさんと出会って結婚。
そしてなんと、顔の体毛を綺麗に剃り落としてしまったのです。初めて明かされた彼女の素顔がこちら↓
スパトラさんの素顔
スパトラさんが体毛を剃ったのは彼の願いではなく、自分の意思での行動だと主張していました。
毛深い自分でも受け入れてくれた夫に、自分の素顔を見て欲しくなったとのだとか。
毛深い時の画像と現在の姿を比較してみると‥
もはや別人
顔の毛がなくなったスパトラさんは、自分がギネスに認定されたあの少女だと伝えない限りはわからないほどの姿に変身。
ナットさんを愛する気持ちが、彼女を突き動かしたのですね。
病気は関係ない
スパトラさんの場合はアムブラス症候群という病気なので、一度顔や体毛を剃ってもまた生えてきてしまいます。
それでもスパトラさんの真の姿を見て愛してくれる男性と出会えて、幸せ絶頂なスパトラさんでした。
ネットの反応
「やっぱ女の子だから好きな人ができれば変わるよね」
「結婚したんだ!素敵」
「愛があればなんでも乗り越えられそう」
「勇気をもらった!」
というようなコメントが寄せられていました。
お幸せに!
今回は世界一毛深い少女と呼ばれたスパトラさんの現在を紹介しましたが、運命の人と巡り合って幸せな生活を送っていました。
末長くお幸せに!