【閲覧注意】山で遭難、宙づりで死亡した遺体の収容!1960年のニュースが衝撃的すぎる

衝撃的な映像
最近では絶対にありえないような映像が、過去には普通にテレビで流されていたのをご存知でしょうか。
そこで今回は、1960年の衝撃ニュースを紹介します。
遭難した2名の登山者
1960年9月19日、群馬県の谷川岳で遭難した2名の登山者がいました。
その後の捜索によって、一ノ倉沢の「衝立岩(ついたていわ)」から約200m付近で宙づりになっている2人が発見されましたが、すでに亡くなっていました。
その遺体の収容方法が、衝撃的だったのです。
非常に困難
亡くなった2名は宙吊りの状態で発見されたため、その遺体の収容は非常に困難でした。
また2人が遭難した場所である衝立岩は、当時登頂に成功していたのは1人のみという非常に危険な場所でもあります。
不可能?
そのような場所で宙吊りになっている2名を収容するのは、二次遭難の可能性が高いために不可能と思われたのです。
当初は油に浸した布を巻いた長い棒に火をつけて、ロープを焼き切るという案も出されたのですが、実現できませんでした。
そこで実践されたのは‥
銃弾でロープを切る
収容困難と思われた遺体ですが、9月23日に自衛隊の狙撃部隊が出動。
軽機関銃2丁、ライフル銃5丁、カービン銃5丁の計12丁と、弾丸2000発を持ち込んで、任務にあたりました。
難航する切断作業
自衛隊によるロープの切断作業は朝9時15分から開始されましたが、射撃要員15名で2時間、1000発以上を消費して行ったものの、成功しませんでした。
その後も射撃を続けた結果‥
4時間後に収容
引用:https://lemon-like.info/posts/3310
射撃開始から約4時間後に、2人の遺体はロープが切れるとともに衝立岩の下に落下。
やっと、2人の遺体を収容することに成功したのです。
当時の技術を考えると、これが最善の方法だったのでしょう。
収容に関わった人々
この遺体の収容には、47名の自衛隊員、警備隊員7名や機動隊員16名、沼田署員17名の計40名の警察官、地元山岳隊員の約30名が動員されました。
またそれ以外には、100名を超える報道関係者も見守っていました。
動員された警察官の1人は‥
手記を発売
引用:https://www.amazon.co.jp/この山にねがいをこめて-1963年-群馬県警察本部/dp/B000JAJCQY
遭難事故から3年後に発売された『この山にねがいをこめて ~谷川岳警備隊員の手記』には、当時対応にあたった警察官の手記が「赤いザイル」として納められています。
興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
映画にも使用
引用:https://www.amazon.co.jp/日本の夜女・女・女物語-DVD-武智鉄二/dp/B000Y0ASI0
当時の遺体収容の映像は、1963年に公開された長編ドキュメンタリー映画『日本の夜 女・女・女物語』にも使用されました。
今となっては非常に貴重な映像ですが、その映像は次のページへ!!
収容時のニュース映像
当時の遺体収容の様子は動画で紹介されていますので、ご覧ください。
※閲覧注意でお願いします。
ネットの反応
「射撃でロープを切断するって、どゆこと?」
「難所で宙づりのまま亡くなるとは、残念」
「遭難すると、こういう事があり得るんだよね!」
「こんな遺体収容作業があったことは知らなかった」
というようなコメントが寄せられていました。
今では信じられないような出来事ですよね。
<参照元サイト>
引用:https://lemon-like.info/posts/3310