【ざまぁw】迷惑メール「500万当選しました」→受信者「絶対払えよ?」裁判を起され業者が100万円を支払う事にwwww

迷惑メール
以前から問題になっている迷惑メールは、いろんな手段でお金をだまし取ろうとします。
全く身に覚えがないことでも、個人宛に連絡が来ると気になって結局騙されてしまう人もいますが、騙されたと知ったら腹ただしいですよね。
そこで今回は、そんな迷惑メールを逆手に取った男性のエピソードを紹介します。
当選メール
岡山県の藤井さん(仮名)さんのパソコンのメールには、よく迷惑メールが届いていました。
普段ならいつものことだと気にとめないのですが、あるメールのタイトルが目に飛び込んできたのです。
タイトルには「無料当選500万円 完全無料でお受け取りできます」と書かれていましたが、メールの内容には。。。
合言葉をメールする指示
メールの差出人は「アクアデイズ」となっていて、メールの内容には当選の合言葉である「優良ご当選」と書いて返信するように書かれていました。
1000万円などの金額であれば現実味がないですが、500万円という金額設定に興味を持った藤井さん。
メールしてみた!
藤井さんは当選の合言葉とともに、メールを返信してみました。
するとメールでは完全無料とのことでしたが、当選金を受け取るためには先に1000円を前払いする必要があるとのこと。
メール内容とは話が全く違うので、藤井さんは岡山簡易裁判所に訴状を提出!
その結果!
実在する会社だった
藤井さんにメールを送ってきた「アクアデイズ」は、神奈川県にある「株式会社Bマックス」と判明。
民事裁判では弁護士に依頼せずに個人を相手にする場合、裁判費用として6500円ほどですが、法人を相手にする場合は別途3万円かかります。
請求する費用は、簡易裁判所の上限である140万円にしました。
訴状の書き方
日常生活で裁判を起こすなんて滅多にないので、訴状の書き方がわからなかった藤井さん。
そこはネットで検索して知恵を借り、あとは裁判所の窓口で訂正してもらって訴状を提出しました。
相手側は藤井さんが起こした裁判に対して、弁護士もつけて臨戦態勢に!一体、どうなったのでしょうか。。
勝訴!
初出廷の日、身構えていた藤井さんですが、相手は誰も現れずにあっさり勝訴。
でも藤井さんはどうせ支払いを無視して逃げるつもりだろうと思っていました。すると、相手から控訴されてしまったのです。
控訴棄却を請求
初出廷の日に誰も姿を見せなかったのに、控訴するなんて想像していなかった藤井さん。
すぐに控訴棄却を請求しました。それから1ヶ月後‥。
100万円で和解!
最終的に控訴審の初弁論で裁判官に和解を促されて、藤井さんは和解金100万円を手にいれることに!
和解金の支払いは、月に1回10万円で10回。
最初の支払いは本当に支払われるのか不安だった藤井さんですが、滞ることなく100万円を回収できました。
贈与契約が成立
見事に100万円を回収した藤井さんですが、今回の内容では業者から「500万円あげる」との意思表示があり、そのメールに承諾すると返信したことで、贈与契約が成立していました。
この成立を根拠に、当選金を支払うよう求めることができるのです。
しかし!
ほぼ実在しない
藤井さんのケースでは会社が実在したので、裁判が起こせましたが、実際にはほぼ会社は実在していません。
弁護士は、今回の藤井さんのケースについて非常に稀な事例だと語っていました。
ネットの反応
「裁判費用を差し引いても、かなりのプラス!」
「裁判をやるなんて、相手も思ってもみなかっただろうね」
「度胸があるよね。変な人に家を特定されて何かあったらなんて考えなかったのかな」
「ちょっと俺も返信してみよっかな」
というようなコメントが寄せられていました。
今回は迷惑メールを送って来た業者から100万円回収した男性のエピソードを紹介しましたが、藤井さんはたまたま回収できたのであって、あまり欲は出さない方が良いかもしれませんね。
<参照元サイト>
引用:https://www.jprime.jp/articles/-/9402
引用:https://www.bengo4.com/c_8/c_1186/n_4394/