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原晋監督と青学駅伝部:箱根駅伝連覇の裏側にある教育論とは?原晋監督が語る、主体性を育む教育。

箱根駅伝8度制覇の青山学院大学・原晋監督。型にはまらない「原メソッド」で、学生の主体性を育む教育を実践。自由と多様性を重視し、自ら考え行動する力を育む重要性を説く。AI時代に求められるのは、知識だけでなく「学び方」と「軸」を育むこと。指導スタイルの変化や記録的な勝利を振り返りつつ、選手と指導者の関係性、チーム作りについて語る。未来を担う人材育成のヒントがここにある。

青山学院大学駅伝部の躍進

原監督就任後、青学の学生3大駅伝は?

圧倒的な強さ!

青学大の躍進は、原監督の指導力と選手の努力の賜物ですね。

青山学院・原晋監督が語る゛箱根駅伝シード落ち゛危機から優勝候補へ

公開日:2023/10/07

青山学院・原晋監督が語る゛箱根駅伝シード落ち゛危機から優勝候補へ

✅ 青山学院大学は、今シーズンは箱根駅伝メンバーの卒業により、チームの戦力が低下したものの、夏合宿での強化により、ライバルの駒澤大学、中央大学に肩を並べるまでに成長しました。

✅ 駒澤大学は、昨季の学生三大駅伝で史上5校目の三冠を達成し、今シーズンは史上初の2年連続三冠を目指しています。

✅ 中央大学は、箱根駅伝100回大会に向けて選手強化を進めており、駒澤大学を上回るチーム平均タイムを記録しています。

さらに読む ⇒プライムオンライン|フジテレビ系局のニュースサイト出典/画像元: https://www.fnn.jp/articles/-/597074?display=full

原監督の指導の下、青山学院大学は目覚ましい成長を遂げました。

箱根駅伝での輝かしい成績は、その指導法が正しかったことを証明しています。

青山学院大学長距離ブロック監督原晋(はらすすむ)さんが2014年04月に監督就任してからの、学生3大駅伝(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)の成績・記録を、年度別・大会別にまとめたものです。

2004年から2008年までは、箱根駅伝予選会を突破できず、本戦出場はありませんでした。

しかし、2009年に箱根駅伝初出場を果たし、2010年にはシード権を獲得。

その後、2012年には出雲駅伝で初優勝を果たし、2014年には箱根駅伝で初優勝を達成します。

2015年から2018年にかけては、箱根駅伝4連覇、出雲駅伝4連覇、全日本大学駅伝3連覇を達成し、学生駅伝界を席巻しました

2019年は箱根駅伝で総合優勝こそ逃しましたが、出雲駅伝と全日本大学駅伝では優勝を果たし、原監督就任以降、学生駅伝界における青山学院大学の強さが際立っています。

ほう、青山学院はすごいのお。ワシが現役の頃は、そんなチームなかったからのう。原監督は、まさに時代の寵児じゃな!

箱根駅伝8連覇達成

青学、箱根駅伝で2連覇!大会新記録達成の秘訣は?

チームの結束と選手の力

野村選手の区間新記録は、青学大の力を見せつけた素晴らしい走りでした。

青学大・野村昭夢が区で分秒の区間新!沿道の声で「最後まで頑張れました」/箱根駅伝

公開日:2025/01/03

青学大・野村昭夢が区で分秒の区間新!沿道の声で「最後まで頑張れました」/箱根駅伝

✅ 青学大の野村昭夢選手が箱根駅伝復路6区で56分47秒の区間新記録を樹立し、従来の記録を30秒更新しました。

✅ 野村選手は沿道の声援と原晋監督の檄に励まされ、シューズに書かれた若林宏樹選手のメッセージにも支えられ、最後まで力強く走り切りました。

✅ 野村選手は今回の区間新記録により、青学大の優勝に向けた゛ピクニック・ラン゛への弾みをつけ、自身にとって最後の箱根駅伝を素晴らしい記録で締めくくりました。

さらに読む ⇒月陸|月刊陸上競技出典/画像元: https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/158183

青山学院大学の箱根駅伝における圧倒的な強さは、原監督の指導理念と選手の努力が結実した結果です。

8連覇という偉業は、まさに圧巻ですね。

青山学院大学陸上競技部(長距離ブロック)は、第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、大会新記録となる10時間41分19秒でゴールし、2年連続8回目の総合優勝を果たしました

復路では野村昭夢選手が区間新記録となる56分台を記録するなど、選手全員が力強い走りを見せました。

原晋監督は、選手たちの努力とチームの結束を称賛し、今後のさらなる発展に期待を寄せました。

青山学院大学は、この勝利で大学三大駅伝の一つである箱根駅伝の頂点に立ち続け、その強さを改めて示しました。

やば! 青学、強すぎ! 野村選手、カッコよすぎやん! うちも、あんな風に目標に向かって頑張りたい!

指導スタイルの変化と選手主体性

原監督の指導スタイルはどのように変化した?

君臨型から対話型へ

今回のセッションは、指導者がどのように選手の主体性を引き出すか、そのヒントを示唆しています。

いま話題の「選手の主体性」を活かす指導法は果たして正しいのか?社会で活躍できる人材育成のための指導者の在り方とは【トークセッションレポート】
いま話題の「選手の主体性」を活かす指導法は果たして正しいのか?社会で活躍できる人材育成のための指導者の在り方とは【トークセッションレポート】

✅ 本イベントは、スポーツ経験と社会での活躍の相関性について、アンケート調査結果に基づき、指導方法と選手との関係性を分析した。

✅ 登壇者たちは、スポーツ経験を通して生徒の自主性や主体性を育むことの重要性を強調した。

✅ 特に、指導者中心型から生徒主体の探究型・ICT活用型の指導方法への移行が、生徒の学びと社会での活躍に大きな影響を与えると指摘した。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.sportsanalyticslab.com/column/talk-session-report.html

原監督の指導スタイルの変化は、チームの成長に合わせて柔軟に対応する重要性を示しています。

選手との信頼関係を築き、双方向のコミュニケーションを重視する姿勢は、多くの指導者にとって参考になるでしょう。

2023年10月19日、一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)は、マイナビアスリートキャリアとSPLYZAとの共催で、「選手の自主性や主体性を活かすための指導者の在り方とは」をテーマにしたトークセッションを開催しました。

青山学院大学駅伝部の原晋監督は、トークセッションの中で、自身の指導経験を振り返りながら、指導スタイルは時代やチーム状況によって変化する必要があると主張しました。

原監督は就任当初は「君臨型の指導」を行っていましたが、選手との信頼関係を築き、チームが成長するにつれて「対話を重視した双方向型の指導」へと移行していきました。

原監督は、「一方向型の指導」と「双方向型の指導」はそれぞれメリットとデメリットがあり、どちらが良いかではなく、チーム状況に合わせて柔軟に対応することが重要だと強調しました。

原監督は「選手主体」を重視することで、選手が競技に対する意欲や責任感を持つようになり、チーム全体のパフォーマンスが向上すると考えています

トークセッションでは、指導者と選手の関係性、指導スタイルの多様性、選手育成の重要性などについて活発な議論が交わされました。

今回のトークセッションは、大学スポーツ指導者にとって貴重な学びの機会となりました。

いやー、指導って難しいね!俺も、人前で話すときは、もっと色んな人に合わせて話さないといかんなー。やっぱ、相手が求めていることを理解するって大事やん?

本日の記事では、原晋監督の教育論と青学駅伝部の躍進についてご紹介しました。

選手の主体性を育むことの重要性、そして、その指導方法の多様性について理解を深めることができました。

🚩 結論!

💡 原晋監督は、選手の主体性を引き出す指導法で、箱根駅伝8連覇という偉業を達成。

💡 現代社会で求められる自律した人材を育てるために、教育現場における主体性重視の教育が重要。

💡 指導者は、選手の個性や状況に合わせて指導スタイルを変化させる柔軟性が求められる。