安藤和津さんの介護と介護うつ問題?~12年間の介護と、うつ抜けまでの道のり~安藤和津さんの介護と、介護うつからの再生
エッセイスト安藤和津、70代目前で認知症を発症した母との12年間の介護を語る。初期症状を見過ごし、仕事と介護の両立に苦悩、介護うつを発症。孤独と絶望の中、孫の誕生が希望に。介護職への思い、後悔から得た教訓、そして「介護後うつ」からの再生。美骨の秘訣と共にお届けする、深く心に響く介護体験談。
💡 安藤和津さんが、認知症の母親の12年間の介護を通して経験したこと。
💡 介護うつを発症し、周囲の理解が得られず孤立感を抱えていたこと。
💡 最終的に、心療内科での治療や家族のサポートを受け、乗り越えられたこと。
安藤和津さんの介護とその後について、3つのポイントに絞ってご紹介していきます。
始まりは些細な異変から
安藤和津さんが直面した認知症初期症状とは?
娘の世話の遅れ、お弁当の異常な質など。
安藤和津さんは、70代を目前に認知症の母親の介護を開始。
初期は母親の異変に気づきながらも、年齢のせいと安易に考えていたそうです。
公開日:2019/01/08

✅ 安藤和津さんは、認知症の母親を12年間介護し、その終盤から「介護後うつ」を発症。
✅ 当時は「介護うつ」という言葉が一般的ではなく、周囲に理解されず孤立感を抱えていた。
✅ 自身の体調不良に気づかず、周囲の助言も受け入れられない状況だったが、最終的にうつと診断され、薬に頼らずに乗り越えた。
さらに読む ⇒認知症とともにあるウェブメディア|なかまぁる出典/画像元: https://nakamaaru.asahi.com/article/12039989最初は年齢のせいだったんですね。
でも、徐々に症状が現れ始めて、娘さんの言葉で認知症を意識し始めたって、とても大変だったと思います。
エッセイストの安藤和津さんは、70代を目前に認知症を発症した母親の12年間の介護を経験しました。
当初は母親の異変に気づきながらも、年齢のせいだと安易に考えていました。
しかし、娘の世話がおろそかになったり、お弁当の異常な質など、初期の症状が現れ始めます。
母親の奇行に戸惑い、怒りを感じながらも、娘の言葉に教えられ、認知症の可能性を意識し始めました。
えー、マジかよ! 母親の異変に気づいてたんやったら、最初から病院連れてけばよかったやん! ま、気づかんもんはしゃーないか!
介護の現実と孤立
在宅介護を選んだ安藤さん、直面した最大の困難は?
仕事と介護の両立、そして孤立感。
安藤和津さんは、12年間の在宅介護を通して、介護保険制度の活用や周囲の理解不足、自身の抱え込みなどから孤独感と疲労が蓄積していきました。
公開日:2024/09/20

✅ エッセイストの安藤和津氏は、12年間の在宅介護を通して、当初は母親の変化に戸惑い、介護うつを経験。最終的には、家族の見守る中で母親を看取った。
✅ 安藤氏は、介護保険制度の活用や、周囲の理解不足、自身の抱え込みなどから、孤独感と疲労が蓄積。しかし、心療内科医の共感によって救われた経験から、「一人ではない」と気付くことの重要性を感じた。
✅ 介護を通して感じたこととして、介護者の心の負担を軽減するためには、誰かに相談し、共感を得ることが重要であると語っている。
さらに読む ⇒老施協デジタル出典/画像元: https://roushikyo-digital.com/archive_previous_pos/art-3593/介護保険制度の利用を躊躇したり、仕事と介護の両立で心身ともに疲労が蓄積していく姿は、見ていて辛くなりますね。
ヘルパーさんとの出会いも重要ですよね。
母親の症状は進行し、公の場での問題行動や、安藤さんへの悪口を言うなど、認知症の兆候が顕著になります。
脳腫瘍が判明しますが、手術はせず在宅介護を選択。
介護保険制度も最初は利用を躊躇していました。
仕事と介護の両立は困難を極め、心身ともに疲労が蓄積していきます。
安藤さんは、介護の負担と自身の性格からうつ病を発症し、ヘルパーを頼むも信頼できる人に出会えず、孤立感を深めていきました。
いやー、介護って大変やね。俺、絶対無理やわ。でも、自分だったら、もっと上手くやれる気がする!(笑)
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介護と「介護後うつ」の闘いを乗り越えた安藤さんの実話。絶望から希望へ、支えとなったのは孫の存在。心に響く言葉と美骨の秘訣も公開!