ジャニーズ性加害問題、救済とメディアの沈黙？（ジャニー喜多川、東山紀之、性加害問題）元ジャニーズJr.の性加害告発から、新体制とメディアの検証

新会社の舵取りと性加害問題の進展

SMILE-UP.の東山紀之社長が、BBCのインタビューに応じました。

新体制での対応、そして今後の課題について、詳細を解説します。

ジャニーズ解体のその後……SMILE

公開日:2024/03/30

✅ SMILE-UP.の東山社長が、BBCの単独インタビューに応じ、ジャニー喜多川氏による性加害問題とその後の対応について語った。

✅ BBCドキュメンタリー「J-POPの捕食者：秘められたスキャンダル」の放送後、ジャニーズ事務所は解体され、SMILE-UP.に社名変更し、性加害サバイバーへの補償業務を開始した。

✅ インタビューでは、不透明な補償手続きやサバイバーの証言、性的虐待を行った事務所スタッフの存在など、様々な問題について東山社長が質問に答えた。

さらに読む ⇒BBC Home - Breaking News, World News, US News, Sports, Business, Innovation, Climate, Culture, Travel, Video & Audio出典/画像元: https://www.bbc.com/japanese/articles/cqqwpnrpryzo

東山社長のインタビューからは、問題の根深さと、今後の対応への難しさが伝わってきました。

被害者の救済を最優先に進めてほしいと思います。

新会社STARTO ENTERTAINMENT（スタート社）が発足したが、スマイル社（旧ジャニーズ事務所）からの経営分離が停滞し、福田淳CEOは資本分離を約束していたものの、ファンクラブの分社化は具体的な時期が不明確という状況。

松尾潔氏は、スタート社の対応や、メディアとの癒着、藤島ジュリー景子前社長の実質的な支配が続いていることなどを批判している。

BBCのドキュメンタリー制作陣は、性加害問題の解決の遅れや、日本のメディアにおけるタブーを指摘。

BBCの取材に対し、SMILE-UP.の東山紀之代表取締役社長は、故ジャニー喜多川氏以外にも2人の事務所スタッフが少年タレントに性的加害を行っていたと認識していると明かした。

BBCの調査報道以降、960人以上の被害者が名乗り出ている。

SMILE-UP.は被害者救済委員会を設置し補償手続きを進めているが、手続きの不透明さや対応の遅さ、サバイバーへの対応が批判されている。

被害者側の弁護士は、補償手続きを「ブラックボックス」と評し、SMILE-UP.がサバイバーの証言を疑問視していることを問題視している。

被害を公表したサバイバーやその家族は、誹謗中傷や殺害予告に遭い、中には自殺に追い込まれるケースも発生している。

あらまあ！BBCが突っ込んだ質問して、東山さんも大変ねえ。まあ、隠してたこと暴露されると、世間は騒がしいからねえ。でも、被害者いるんだから、ちゃんと対応しなきゃ、ダメよ！

メディアの自己検証と沈黙

NHK、日本テレビ、TBSがジャニーズ事務所の性加害問題を検証する番組を放送しました。

メディアの自己検証と、沈黙の構造について考察します。

ジャニーズ性加害、メディアはなぜ沈黙してきたのかーテレビ局の自己検証を含め考える（篠田博之）

✅ NHK、日本テレビ、TBSがジャニーズ事務所の性加害問題を検証する番組を放送し、TBSは特に踏み込んだ内容を扱った。

✅ TBSの検証番組では、ジャニーズ事務所へのテレビ局の「忖度」構造が浮き彫りになり、元芸能レポーターの梨元勝さんがタブーに抵抗したエピソードが紹介された。

✅ ジャニーズ事務所のメディア支配はテレビ界だけでなく、雑誌など多方面に及んでおり、『週刊文春』による告発キャンペーンと裁判の経緯が特集されている。

さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e1e75be5458152e4389eef852c822c1a3511b626

各局の検証番組は、メディアの姿勢を問うものでした。

特にTBSの報道は踏み込んだ内容で、今後のメディアのあり方に一石を投じるものだったと思います。

ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、NHK、日本テレビ、TBSが自己検証番組を放送。

特にTBSの「報道特集」は踏み込んだ内容で注目を集めた。

TBSがジャニーズ事務所と深い関係を持つに至った経緯や、テレビ局内部の忖度構造が明らかにされた。

元芸能レポーターの梨元勝氏が、ジャニーズ事務所への配慮から番組降板などを余儀なくされたエピソードも紹介され、メディア全体におけるジャニーズ事務所の影響力が示された。

一方、日本テレビは、社内調査の結果を公表し、ジャニーズ事務所との関係性における報道姿勢を検証。

20年以上前の報道から、最近のBBCの特集報道への対応までを対象とした調査結果からは、局内で長年にわたりジャニーズ事務所を特別扱いする空気が醸成され、報道現場が「必要以上に慎重になったケース」があったことが明らかになった。

伊佐治健報道局長は、これらの事態について「痛恨の極み」と述べ、報道を止める動きはなかったものの、「触ってはいけない」という思い込みが広がり、言うべきことが言えなかったと反省している。

えー、すごいじゃん！TBS、グッジョブ！でも、なんで今まで隠してたの？ちょっと、ありえんわー。でも、もう知らんぷりはできんよねー。

新体制と今後の課題

新体制における今後の課題について、東山紀之社長の決意と、世間の声、そして今後の課題についてまとめます。

「噂として聞いていた」「信じたい気持ちあった」東山新社長が語ったジャニー氏の゛性加害゛問題 ジュリー前社長らと会見

✅ スイミングスクールで、インストラクターの男が女児の水着をずらして性器を盗撮する事件が発生しました。

✅ 加害者は「バレるリスクが低い」と供述しており、両親はスクール側の対応を問題視し、再発防止のために第三者による検証を求めて民事調停を申し立てました。

✅ 事件は、水着を着用する状況での性犯罪のリスクと、スクール側の安全管理体制の課題を浮き彫りにしています。

さらに読む ⇒TBS NEWS DIG出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/708172

東山社長の決意表明がありましたが、今後の対応は不透明な部分も多く、厳しい道のりになるでしょう。

被害者の方々への誠実な対応を願います。

東山紀之氏が新社長に就任したが、東山氏自身にも性加害疑惑が浮上しており、批判と疑問の声が上がっている。

会見では、東山氏による過去の性的言動に関する質問が相次ぎ、本人は「したことはない」と否定しつつも、「覚えていない」部分もあると曖昧な回答をした。

一方、喜多川氏の性加害については噂は聞いていたものの、自身は被害を受けていないと述べた。

元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏は、東山氏の社長就任にリスペクトを示しつつも、ジャニー氏への複雑な感情も吐露した。

ジャニーズ事務所は、長年日本のエンターテインメント界に大きな影響力を持っていたが、喜多川氏の性的搾取疑惑が公然の秘密とされ、メディアの沈黙も続いていた。

東山氏は、年内でタレント活動を引退し、経営に専念、信頼回復に尽力するとしている。

しかし、社名変更については言及せず、その手腕はこれから問われることになる。

いやー、東山さんも大変やね。過去のこととか、全部忘れたとか言われても、なんかモヤモヤするよね。社長になって、どうなるか見ものやね。

本日の記事では、ジャニーズ事務所の性加害問題を巡る様々な事柄を解説しました。

問題は複雑で、まだ解決への道のりは長いですが、今後の動向を注視していきたいと思います。