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日本語の歴史!漢字、ひらがな、カタカナ、その歩みを徹底解説!(歴史?)日本語表記の進化と多様性

3500年の時を超え、日本の文字文化は漢字伝来から花開いた! 古代、日本語を表現するため生まれた万葉仮名、そしてそこから生まれた優美なひらがなと、実用的なカタカナ。それぞれの誕生秘話と、日本語表現を豊かにしてきた歴史を紐解きます。女性たちの文学を育んだひらがな、仏教と共に発展したカタカナ。日本語が難しい理由も、その奥深さに触れれば納得!

日本語の歴史!漢字、ひらがな、カタカナ、その歩みを徹底解説!(歴史?)日本語表記の進化と多様性

📘 この記事で分かる事!

💡 漢字の伝来から始まり、万葉仮名、ひらがな、カタカナの誕生と進化を追います。

💡 それぞれの文字が持つ役割と、日本語の表現力を豊かにしてきた過程を解説します。

💡 現代の日本語表記における、漢字、ひらがな、カタカナの使い分けの基礎知識を紹介。

それでは、まず日本語の文字がどのようにして生まれ、発展してきたのか、その歴史を紐解いていきましょう。

漢字の伝来と日本語表記の模索

日本の文字、どこから?漢字伝来の意外なルートとは?

中国発、朝鮮半島経由で日本へ!

日本の文字文化は、中国から伝来した漢字から始まりました。

漢字の伝来は、単なる文字の導入だけでなく、文化や思想をもたらす大きな出来事でした。

我々の想定以上に、倭人の漢字文化は進化していたと考えられる
我々の想定以上に、倭人の漢字文化は進化していたと考えられる

✅ 邪馬台国時代には、倭国で漢字が使用されていたことが、魏からの詔書や倭王卑弥呼の上表文などから明らかになった。

✅ 国名が漢字一字で表記されていたこと、また地名が万葉仮名のように漢字の音を借りていたことから、特定の階級が漢字を理解し使用していたと考えられる。

✅ 当時の漢字の使用は、文字の意味を重視するものではなく、地名などの固有名詞を表記するために、漢字の音を借りていたと推測される。

さらに読む ⇒ゴールドライフオンライン|個性溢れる表現者が主役のWEBメディア出典/画像元: https://renaissance-media.jp/articles/-/4475

漢字が日本に伝来し、徐々に使われるようになった背景には、外交や仏教の伝来など、様々な要因があったことが分かりますね。

日本の文字文化は、3500年前に中国で生まれた漢字の伝来から始まりました

日本には元々文字がなく、漢字が4~5世紀に朝鮮半島を経由して伝来しました。

当初は漢字を理解できる人は限られていましたが、3世紀の邪馬台国の時代には既に漢字が認識され、外交文書に使用されていました。

その後、6~7世紀にかけて仏教などの思想と共に漢字の識字層が広がりました。

しかし、漢字だけでは日本語を表現しきれないという問題が生じ、日本語の音を表すための文字が求められるようになりました。

えー、漢字って中国から来たん?マジかー。めっちゃ難しいけど、すごいなー。

万葉仮名の登場と文字の多様化

万葉仮名、何がすごかった?日本語表記の画期的な発明とは?

日本語の音声を漢字で記録した画期的な方法。

漢字だけでは日本語を表現しきれないという問題から、万葉仮名が生まれました。

これは、日本語の音を漢字で表記する画期的な方法でした。

万葉仮名とは?平仮名と片仮名との関係性は?│旅する応用言語学
万葉仮名とは?平仮名と片仮名との関係性は?│旅する応用言語学

✅ 万葉仮名とは、漢字の音を借りて日本語の音を表記する方法で、奈良時代に用いられ、ひらがな・カタカナ成立以前の表記法である。

✅ 万葉仮名は、元々は中国語以外の固有名詞を漢文に書き表すために使用され、後に日本語の音を表記するために用いられるようになった。

✅ 平仮名と片仮名は、万葉仮名を簡略化して作られたものであり、万葉仮名は日本語の発音や、その後の文字体系に影響を与えた。

さらに読む ⇒旅する応用言語学出典/画像元: https://www.nihongo-appliedlinguistics.net/wp/archives/9638

万葉仮名の登場は、日本語表記の大きな転換点でしたね。

漢字の持つ意味にとらわれず、日本語の音を表現しようとする試みは興味深いです。

日本語の音を表現する手段として、漢字の音を借りて日本語を書き記す「万葉仮名」が生まれました。

これは『古事記』や『万葉集』などの書物で用いられ、特に『万葉集』で多く使われたことからその名がつけられました。

万葉仮名を使用することで、漢字の持つ意味にとらわれず、日本語の音声を記録することが可能になりました

万葉仮名は画数が多く複雑であったため、これを簡略化する試みが行われ、ひらがなとカタカナが誕生する基盤となりました。

万葉仮名って、なんか時代を感じるね!でも、それでひらがなとか生まれたんやったら、すごいわー。

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優美なひらがなと簡素なカタカナ。それぞれ漢字から生まれ、日本語表現を豊かにした。女性文化を彩り、現代日本語の基盤を築いた歴史を紐解きます。